2018年2月28日水曜日

2018年春のジギング一泊二日の乗り合い募集です

春〜夏の遠征乗り合い募集します.


ずーっと前に作った,募集ページがあり,そこは定期的にアップデートして,今年の日程を書き込んでいました.なので,既に募集定員が一部埋まっているところもありますが,今年の一泊二日の日程(3月末〜8月)が固まったので,ここでアナウンスします.
ここで初めて書き足す日程アリです.

南,西のほうからデカイカンパチの最盛期が始まります.
カンパチの回遊と伴に,徐々に北の方に釣り上がっていく感じになります.

9月〜11月も色々計画したいところですが,まだ未定です.
日程が固まれば,お知らせします.



・2018年8月18日19日

  (本土出港)栄真丸 津倉,鷹島,宇治,草垣の開拓 空MAX1

    基本,カンパチ,マハタ,クエ

    状況によってはトカラへ変更

※本土出港の一泊二日は天候次第で近海離島や沖曽根に変更になることがあります,ご了承下さい.今,申し込みされている方には直接ご連絡致します.

 

過去の遠征釣果は私のブログ記事を御覧ください.

https://kimamanitsuri.blogspot.jp/p/link.html

公平を期すために早い者勝ち予約になってます.

空き人数に〜が入っているのは問い合わせあり,迷われている方が居るためです.

※釣行日程は釣りキチ仕様なので,できるだけ長い時間,できるだけ魚が釣れる可能性がある釣りを安全な限り行います.少々の時化でも出港,釣りをする可能性は高いです.釣り以外の環境は劣悪な場合もありますので,ご了承下さい.詳細については問い合わせいただければ回答致します.

本土出港の「空き」は出船のための最低人数でピッタリ人数でゆったり釣りができます.MAXは一応,片舷で釣りができ,狭いですが,キャビンに全員寝ていける人数になってます.

いまのところ,過去に参加していただいた方に問い合わせが無い限りは積極的な勧誘をしてませんので,もし,ブログをご覧の方で「自分,誘われてない」と思われることはありません. お気軽にご連絡下さい.

人数が集まりそうになければこちらから多方面へプッシュしたいと思います.

人数がオーバーフローしそうなら,他の日程も色々考えたいと思います.

 

※トカラの場合は100m〜300m+α(平均150mぐらい)のジギング,津倉,鷹島,草垣,宇治は80m〜250m(平均120mぐらい)を考えています. 

※天候不良のため,トカラまで遠征出来ない場合,相談の上,近海離島遠征や中深海釣りに変更になる可能性あります.

 

 満員御礼の釣行についてはキャンセル待ちを受け付けております.

 

本土出港は土曜日の朝早く(2時〜3時)に出港してトカラを目指します.
そして,スケジュールどおりであれば,日曜の夜に本土へ帰港します.

フェリー使用のトカラ遠征の場合,フェリーとしま金曜の夜23時に鹿児島本土を出発し,日程どおりならフェリーとしまを使用して日曜の夜に鹿児島市に返ってきます.

遠方からいらっしゃる方は,空港や駅までの送迎やタックルの郵送,輸送,宿等のご相談にも乗りますのでお気軽にお問い合わせ下さい.

詳細につきましてはここでは書ききれないこともありますので,メールにてお問い合わせください.※問い合わせの結果参加しないということでも全く問題ありませんので,ご興味あられる方はまずお問い合わせを.

費用やタイムスケジュール等お伝えさせていただきます.

連絡先:

science.fishing45@gmail.com

迷惑メール防止のため,リンクは貼っておりません.
(@全角を半角になおしてください)

LINEでのご連絡の場合は以下より友達追加後,お問い合わせをお願いします.
https://line.me/R/ti/p/%40erf1561h

カンタンでよいので自己紹介もあれば嬉しいです.
お住いの地域,釣りたい釣り物(カンパチが釣りたい,中深海が好き,どの釣りに興味がある等).....また,自己申告で釣りの腕前など.

ジギングのスタイル,腕前等は一切問いませんが,ライフジャケットの着用などの基本的なルールを守れる方よろしくお願いします.

また,参加される方のジギングのスタイルに合わせたポイント選択ではなく,全力で「魚が居る場所」を探して水深,潮流関係なく釣りを行います.

楽しく皆で釣りはしていますが,私と仲間になって内輪で楽しんで欲しいという感じではなく,ただ単純に普段なかなか乗り合いが無い釣りばかりなので,乗り合いを私が募集しているという感じで捉えていただければイメージし易いと思います.

トカラの遠征釣りに興味があるけど,一人でチャーターは出来ない.と思っていらっしゃる方の一助になればと思っております.

過度に参加者様の釣果を晒すことはしていません.
そのあたりは過去の釣行記事をご参照いただければ.
基本的には自分の釣果を載せています.

夜の宴会などは開催しておりますが,必ずそれに参加頂く必要などはありません.

初めての遠征の方は色々心配なこともあるかもしれませんが,問い合わせいただければ,私が分かる範囲でお答えしますので,ご気軽に問い合わせ下さい.


2018年2月26日月曜日

鹿児島 黒島でカンパチジギング@栄真丸 開拓!

どうもです.

ここのところ,アカムツばっかりでしたが,カンパチももちろん狙います.

1月下旬の釣行記となります.
この日は枕崎の栄真丸キャプテンファンキーにお世話になりました.
http://eishinmaru.pya.jp/

ここ最近,栄真丸によくお世話になっていますが,これは私のチャーターではなく,すべて乗り合いです. なので,誰でも乗れます,今は予定表がないのでネットで予定を見ることができませんが,気になる方は船長に問い合わせてください.

今日は三島乗り合いということで,船長の行きたいところ行きましょう!ってことでした.
キャプテンが選択したのは黒島.

個人的な意見ですが,黒島は三島の中では一番黒潮に影響を受け,潮流れが良いことが多いです.

朝一は・・・
ファンキー船長が,「この前見つけたポイントがあるんで,そこから入ります」とのこと.
黒島はまだまだポイントがありますね.
そして今までジグを落としてないポイントにジグを落とす楽しみは今じゃないと味わえません!

地形見せてもらった感じ,シーズンになったらデカイのが着きそうな感じのところでした.
魚掛けてから獲る難易度は結構高いかなぁと言う感じ.

イザ実釣開始.

・・・悲報.
潮がほぼゼロ.0.2ノットとか風で押される程度.

水温分布の広がり方がおかしかったので,危惧はしていましたが,これほどまでとは!?
こういうころもあるのが海.仕方ないです.

潮を見て,2流し目.
フォール中の違和感.
魚が居るなーと思って集中します.
私の使ってる竿は硬いので,こういう潮が流れていない時はコントロールに集中しないと結構フックがテーリングします.
(実際,この日は何回かテーリングさせてしまいました.

根は切って,ジャークをはじめた感じ,引いてる抵抗から魚はまだ居そうだったので,もう一回早巻きを入れてできるだけ上で掛けるように努力します.

早巻き入れた後の食わせでヒット.

気持ちいヒットで,ファーストダッシュ.ファーストダッシュが大したことなかったんで油断していると,セカンドダッシュが強烈!
この鋭さはたぶんヒレナガでしょう.

本カンパチなら10kgオーバーの走りですが?
走ってる間はカンパチのサイズ分かりません.

セカンドダッシュ中にドラグを10kgにあげて応戦.それでも走ります.

止まったら巻きます.
巻いた感じの抵抗としては.うん・・・10kgあるかなぁ?.

もう一回走ります.
サードダッシュ終わりでで魚側がギブアップ.
もう殆ど走りません.
デカイ奴ならあと5回〜7回ぐらい走るまでギブアップしません.

ヒレナガの走りは本当に強烈です.
でも3走りぐらいをしのいだら割りと諦める諦めの良さもアリます.
ヒレナガのそういうところ好きですね.

本カンパチならもう少し頑張ろうとする気がします.

無事,上がってきたのはヒレナガカンパチ8kg.
本当にこの魚は最初の走りではサイズが分かりません・・・・.
たまにデカイ奴に走られて切られた!って話し聞きますが,一回もリール巻けていないなら実はこれぐらいのサイズに切られている・・・ってこと結構あると思います!

ナイスプロポーションの個体でした.
まだまだ白子発達してなかったので産卵はこれからですね.
いい感じにラインシステムのチェックも出来るので最初にコレぐらいの魚が来てくれるのはよいですね.

初めてのポイントでこれぐらいの魚が釣れてくれればイイ感じです.
これぐらいの魚がつく場所は大型も着きます.
が,次の流しからはアタリません.

潮はフラフラしていて,東から来たり南から来たり・・・0ノット〜0.2ノットをフラフラ.いつもは西よりの潮なんですけどね.
ドテラにしてもこの日は風が殆ど無いので,0.3ノットとか,0.2ノットのままとか.

移動!

またまた見つけました新ポイント.
入念に地形を確認します.
少しだけ大きいポイントでここにも色々魚が着きそう..

最初の流しは不発.
スジ変えて入れ直して,アタリ.
今度は1ダッシュのみ.走りの質は本カンパチ.
だいたいドラグを1回ぐらいしか出さないのは5kg前後ぐらいまでです.

上がってきたのは本カンパチ5.4kg.
何故か片手を後ろに回してますが,特に意味は無いです.
上々ですね.

個人的にはもうこれぐらいで満足なんですが,頑張ります.

本カンパチなら連発してもおかしくないですが?連発はせず.

潮がまったくない状況でも食ってくるときは食ってくるもんだなぁと驚く次第です.
たしかに潮がいい感じに流れていても喰わないときは喰わないですからね・・・.

徐々に食いが渋くなってきます.

移動.
移動先ではフォール中にアタリ.
サバでした.

さらに移動.
潮がフラフラしていてトロいので,硬い竿でジグをコントロールするのが非常に難しいです.こういうときに1番手から2番手落とした竿を今考えているところです.

ちょっと潮とジグが合わないので,チェンジして,誘います.
食わせたいところでヒット.
これはこれで楽しい.
小さく見えますが,一応7kgのヒレナガです.

今回の釣行でもいくつか新しいポイントを見つけることに成功し,カンパチ上がりました.
徐々に栄真丸の黒島のポイントは増えてきてます.
黒島で1日潰せるぐらいのポイント数にはなりました!

他にも黒島は私の読みではディープも面白いので,200mオーバーラインをいつか開拓に行きたいです.

潮が完全停止でカンパチの食い気がないので,思考を変えてちょっとクエねらい.
クエポイントをいくつか回りますが,そう簡単には食ってこないですね.

私も根物をちょっと・・・と思って探っていると.ボトムでコンという感じのアタリ.
アザハタ.
実は初めて釣りました.
刺身を10日熟成で食いましたが,抜群に美味かったです.10日熟成でもまだまだ伸びる感じがしました.

次の流しでは船中マハタも釣れてました.

私はヒレナガ小カンパチを追加.

という感じで沖上がりでした.

今回は潮がタルい中の釣行になりました.
で,考えていたのですが,やはり私は持ってる竿が硬いです.
正確に表現すれば,タル潮(0.5ノット未満)で,浅い水深(150mぐらいまで)をやるにはちょっと竿が硬いです.
今持ってる竿で代用できるのか?それとも新しく竿を買ったほうが良いのか?
自分のスタイルと相談しながら決めていきたいと思います.
でも,硬い竿も持ってないと,実際ジグを飛ばせないので,硬い竿は私のスタイルには絶対に必要だとも感じていますし,ジグのコントロールを考えれば硬い竿でも丁寧にやれば問題ないです.ただ,ちょっとラインが斜めに飛んだ時はジグの種類によってはコントロールがより繊細になるので,柔らかめでごまかしたほうがいいかなぁとか色々考えています.

また,潮が行かない時にどうやって食わせるか,色々考えた釣行で楽しかったです.

キャプテンファンキーは私が乗る毎に流しの精度が上がっていっている気がします.
船長もメキメキ成長中. 今度もまた栄真丸に行こうかなと思います.

でわ.

釣果:ヒレナガカンパチ×3(8kg,7kg,2.3kg),カンパチ×1(5.4kg),ゴマサバ×1,アザハタ×1



上は45L クーラー,下が60Lクーラーです.サイズ参考にしてください.

・遊漁船(4日)

▶カンパチ×3
▶ヒレナガカンパチ×3
▶ハマダイ×1
▶アザハタ×1
▶チカメキントキ×2
▶アカムツ×7
▶タチウオ×4
▶マダイ×1
▶レンコダイ×1
▶カゴカマス×1
▶ゴマサバ×1
▶ツノザメ系×5

・カヤック(2日)

▶アカムツ×7
▶マダイ×1
▶ゴマサバ×1
▶ツノザメ系×3




2018年2月23日金曜日

あったらいいなこんなリール

どうもです.

変な妄想企画.
あったらいいなこんなリールです.

オフショアの釣りをやっていると,こんなリールあったらいいのになぁと思うのになぜかそのカテゴリだけすっぽり抜けてる.そんなことがあります.

メーカー様が需要を見落としているのか?
もしくは自分が欲しいリールがニッチすぎるのか?
理由はいくらでもあると思いますが,こういうリールがほしいんじゃー!
と思うリールをいくつか上げていきたいと思います.
もちろん,私が知らないだけで,そういうリールはあるかもしれません.

私もそういうリール欲しい!と共感してくれる人がいるといいなぁと思います.

もし,私がリールを知らないだけで,それだったらこのリールはどう?ってリールが合ったらコメント欄で教えてください.

その1

オシアコンクエストXGと400番

 

これはかなり現実的な話です.
オシアコンクエストは200番と300番しかありません.
そしてギア比はPGの4.8とHGの6.2しかありません.
何が問題か?ハンドル一回転あたりの糸巻き量が少ない!
300番のHGでも84cm.オフショアやってるともう少し欲しくなります.
カヤックでメインで使っていますが,青物のときや,ちょっとした二枚潮で糸ふけが出る時などは一回転あたり1m〜1.1mぐらいになんねぇかなぁと思うことが多々あります.

シマノのオフショアベイジギングリールでかつレベルワインド付きで100cm巻けるリールってないんじゃないでしょうか?なんで無いの?ってマジで疑問です.

ギア比を上げるのは容易いと思います.実際,バス用のメタニウムMGLはギア比は3段階構成で6.2,7.4,8.5です.オシアコンクエストも7.4を採用したモデルか8.5を採用したモデルが出るのを望みます!

あとは,300番では糸巻き量がちょっとだけ少なく感じる場面があります.100mを超えてきて,200m近くなってくると,今のナロースプールだとかなり糸減りするので,400番でラインストック量を増やし,かつ,結構深いところでも糸減りしにくくしてほしいなぁと.カルカッタコンクエストは400番までラインナップされてますから,絶対できるはず!

300番,400番のXGが出ると,アカムツにもさらに使いやすくなるし,いいと思うんだけどなぁ〜.そんなのほしいの私だけ?
意外と初心者意見で多いのは,ベイトリールのレベルワインドが無いやつは自分でラインを平行巻きにしないといけないので難しいという話.

ライン大容量かつXGなリールが出てくれれば,アカムツ,クロムツなんかの中深海からライトジギングまで幅広く使えると思います.

一応,シマノ以外だと,アブのLJ-4というリールが左巻きもあるので,いい感じに見えます.他にもダイワUSのLEXA400XSもレフトがあり,良さげです.シマノUSにトランクスというロープロファイルリールがあり,こいつの400サイズは左巻きもあり,最大巻き上げが101cmなのでかなりよいですね.
日本シマノが出してくれないなら,トランクスの401を購入しようかなぁ,でもオシアコンクエストでも困ってまでは無いしなぁと色々考え中です.
太鼓型リール好きなので,コンクエストにもぜひXGギアを!


その2

オシアジガー1500番のXGモデル


その1と重複しますが,ジギングリールって何故か1mぐらいまでの巻取り量までしか発売されていないことが多いです.
オシアジガー1500も例に漏れずそうなのですが,6.4:1で97cmです.
上のサイズの2000は6.2:1でもスプール径が大きいので117cm.
これぐらい1500番でも巻取りがあればいいなと思います.
1500番を7.8:1ぐらいのギア比で作ってくれればまた色んな状況で活躍するのになぁと思う次第です.
巻は少しぐらい重いほうがイイこともありますしね.


その3

マーフィックスのHGモデル

 

これもかなり現実的な話.
エイテックのマーフィックスはあまり良くないと言われていますが,去年末にモデルチェンジしたので,色々改善されているのではないかと思います.
新型のマーフィックス,触った感じは悪いリールでは無いように思いました.
で,このマーフィックス,これはこれでいいリールなのですが,ギア比が小さすぎる問題があります.
4.4:1しかギア比がありません.それで最大巻き上げが100cm.
これがマッチする場面ももちろんありますが,巻き上げが足りない場面も多々あります.
例えば,糞二枚潮でラインのたるみが大きく出てしまうような状況.
1cmでも1秒でも早くタルミをとることが根掛かりを回避し,ヒットに繋がり,魚が捕れるチャンスが広がります.
具体的にはハンドル一回転で130cm〜140cm巻けると非常に良いですね.
あまり二枚潮じゃない場合は120cmぐらいがちょうどいいこともあるので,HGモデルとXGモデルを追加してもらうといいんじゃないかなぁと思います.
追加開発が難しいなら,ギアを開発するだけなので,スパーギアだし,別にそこまで難しい話じゃないんじゃないの?と思います.

私はレフティなので,レフティがあるリールでこういう大容量のラインストックが出来て,ハンドル一回転あたりの巻量が多いリールが増えてくれればいいなと思います.
ちなみにですが,アキュレートの600のハイギアがハンドル一回転134cmなので,ちょうどいいかなぁとか思ってます.XGギアを入れれば,157cmになります・・・.強烈.
600のハイギアは私の経験では130cmハンドルをつけてようやく使えるレベルになるので,7:1のXGギアを入れるなら,140cmハンドルにしようかなぁなどと考えています.




その4

アキュレート600サイズの2スピードでハイギアのギア比が非常に高いリール

私は2スピードリールが好きです.
魚がかかってから有利なことが多いからです.
といっても10kgぐらいまでの魚はローギアを使うことは稀です.
楽したいときには使ってますが.
20kgを超えてくると,ローギアのパワーはかなり役に立ちます.

なので,アキュレートを使ってます.(レフティありますから
アキュレートの600はなぜかギア比が5:1と2.2:1なんです.
5:1のギア比のときはハンドル1回転の最大巻き上げが111cmとまぁ,使えなくはないものの,もうちょっとだけ巻取りが欲しいなぁと思う場面もあるので,6:1,3:1のモデルも出してほしいなぁと思うところです.
これは500サイズのギアと入れ替えればたぶん出来ると思っているので,そのうちやってみたいところです.
レフティの選択肢今でこそまぁまともになったけど,まだまだ少ないよなぁと思います.
でもアキュレートがあれば私は他のリールは要らないです.(大物釣りに関して言えば.


その5

シマノ大型番手の復活(レフトも作って!

シマノ厨の私としてはシマノの大型番手が無くなってしまったのは悲しいです.
ジガーの4000,5000.石鯛釣りやライト泳がせでも使えるしいいと思うんですけどね.
できれば左も出して下さい!(3000も左無いぐらいですから無理か・・・.
シマノが撤退するぐらい,ベイトリールでのジギングビッグゲームって流行らなくなったのかなぁ.と思うと悲しいですね.

その6

シマノレバードラグ復活して!(レフトも作って!

かつて存在したシマノのレバードラグリール.
トルサやジガーLD.ジガーLDは2スピードもありました.
いずれのモデルもオークションでは高値で取引されています.

復活してくれないかなぁ.と思ってます.
そしてできればレフティを作って下さい!
一応,シマノの大型レバードラグはタリカがありますが,何故か小さい番手は海外限定販売.
左はなし!

総じて,南方系のディープかつ二枚潮,三枚潮に対応できるリールって選択肢が少ないなと思っているのと,コンパクトで一回転あたりの一巻きが長いリールが無いなと次第です.
選択肢は多いにこしたことはありません.
左巻きというとさらに選択肢が減ります.

ニッチな分野のないものねだりかもしれませんが,物がなければ流行るものも流行らないので,ニッチな分野と分かりながらも作ってくれる国産メーカーがあればいいなぁと思います.

それでわまた.




2018年2月21日水曜日

フィッシングショー2018オフショア目玉商品一挙紹介

どうもです.
今年のフィッシングショーも数か所開催済みということで,フィッシングショー2018で発表された(一部以前から発表されていたものも含む)各メーカーのオフショアにおける目玉商品,新商品を目についた限りで紹介していきたいと思います.主にジギング目線で紹介します.

文字だけの紹介になりますが,へー,そんな商品あるんだー?
と思われた方は詳しくはぐぐってみてください.
感想については書きなぐっただけなので,文脈,てにをは色々おかしいですが,このまま公開します.

・シマノ

オシアジガーインフィニティモーティブの0番,1番,2番
オシアジガーLJ 1番,2番,3番
グラップラープレミアム 150番

シマノはちょっとまえから「ミドルピッチ」なる謎のワードを出しています.それはとりあえず置いておいて,最近,竿を結構出すなとおもった次第です.
オシアジガーのベイトモデルはモデルチェンジ後,3番〜5番になっていて,ライトモデルは出さないのかなぁと思っていたところ,LJという形でライトジギング用を出すようですね.
シマノのスパイラルXコアブランクはマジで折れないので,竿を曲げて高負荷を掛けたいアングラーはいいロッドなんじゃないでしょうか?
普通のオシアジガーのB-60シリーズは3番〜5番を店頭で触りましたが,このブランクであれだけ耐力あるならどんな釣りでもいけるんじゃねーか?と思った次第です.
カタログスペックに惑わされない色々な釣りができると思います.
個人的にはオシアジガーのB-60シリーズは折れないことを活かして600g〜1000gぐらいまでイケルと思います.
グラップラープレミアムはメカニカルにレバーがついたり,速度測定機能がついたりしたライト用のリールだと思います.鯛ラバからライトジギングまで使えると思いますが,私は不要ですね.

・ダイワ

紅牙IC,TW,ハイパーカスタム
TGベイト モデルチェンジ?

なんかダイワのオフショア寂しかったように思います.
ダイワはジギングにはもうほとんど力を入れていないのでしょうか?
ジグも昔に比べると何があるのか私ですら知らないレベルです.
タチウオとマダイに特化しているような印象を受けます.
ただ,色んなメーカーからエキスパートを引き抜く?ことに長けているダイワですから,そのうちジギング,スローピッチも大物がダイワに行くんじゃないかなぁと勝手に思ってます.

・がまかつ

 桜幻 (鯛ラバロッド)
がまかつもオフショアは寂しかったように思います.
シマノ,ダイワに比べると,小さいメーカーなので仕方ないのかもしれません.

・ディープライナー

ロジカル#9,#10
ロジカルビット
COJYANTシリーズ
VBW
CXW
FBW
CXWL
トラベラーズロッドケース

ディープライナーは色々新作を発表していましたね.
触ってませんが,ロジカルの9番10番はトカラでも使えそうな気がします.
どうしても現状の#8では柔らかすぎるけど,マニアフェローズの55じゃ硬すぎるという状況があったので.
10番まで揃えば,どこの海域でも通用するんじゃないかなぁと思ってます.
あとはマニアフェローズ・ロングがあればなお,完璧ですね.出ないと思いますが.
また,以前ブログでも紹介しましたが,COJYANTブランドからようやく竿とジグが出るようです.
コンセプトは分かりませんが,よりスローピッチの基礎を重視したモデル?のようです.
ディープライナーの竿やジグが高くて手が出ないという層にも少し手が届きやすい価格セッティングになっているようです.
コジャントのロッドは既に釣具店にあったので触ってみました.#3番.
ロジカルより先調子気味というか幅広いジグウェイトが使えそうな曲がり方でした.
スロージャーカーに近い感じがしました.
税込み45000円ぐらいの価格だったので,オシアジガーインフィニティぐらいの価格帯ですね.これが安いか?と言われれば,高級機種よりは安いって感じだとおもいます.
※あくまで素人の感想です.
ジグがいくらぐらいなのか気になるところですね.

・エバーグリーン

ハイピッチジャーカーライト 3oz
オケアノス・ワイド
トゥルースピン(メタルジグ)

エバーグリーンからはオケアノスのワイドが出るようです.(もう発売済み)
トゥルースピンはFCLの津留崎さん考案のヒラマサ用のジグのようです.
ハイピッチジャーカーのライトシリーズは4ozがこれまでもありましたが,さらにライトなモデルを拡充するようです.


・スタジオオーシャンマーク

ブルーヘブンL50 限定色 グリーンゴールド
ブルーヘブンL80
ペンチ
針外し

ブルーヘブンに緑が登場です.
限定色,関東の方や関西の方では抽選になるぐらい人気のようですが,鹿児島では売れ残ったりしているんですよね.面白いです.もし,ブルーヘブンの限定色を求めている人が居たら,鹿児島のポイントかかめやに問い合わせてみて下さい.もしかしたら在庫あるかも?
ちなみにブラウンはまだ在庫ありました.
あと,L80が出るようです.詳細不明.
ペンチや針外しのごつやつも展示してありました.針外しはダイワの針外しのゴツい番みたいな形をしてました.意外と針外しって使えるんですよね.

・BEAT

RUSH(メタルジグ)
SQUAMA(メタルジグ)
プロパゲート BLX1.5+ BLX2.5+

ビートからはジグとBLXの新しい番手が紹介されていました.
ジグはどちらも面白そうなジグなんですが,BEATのジグラインナップは〜400gまでの事が多く,モデルによっては300g,350g,200gまでしか無かったりということで,最近使う頻度が激下がり中です.私のスタイルではカンパチ,マハタを狙う場合,400gが最低の重さなことが多く,500gスタートが多いので・・・.
せめて全ジグ600gぐらいまで作ってくれないかなぁと期待しているところですが,さすがに売れないから難しいでしょうね.
でもビートのジグはマニュアル操作感強めで多彩なアクションが出来て,なおかつ,操作ミスが少ないように作られているので,個人的には最初の1本にはおすすめしたいジグばかりです.

BLXについては追加番手やっぱり来たか,と思いました.
特に2.5番.BLXは2番と3番の間にかなり硬さの差があったので納得です.
少し浅めのアカムツやるなら2.5番いいかもですね〜.

・シーフロアコントロール

アンモナイト
アンモナイトロッド
オブリーク
SNAP
Tiny Rector
Tiny Oblique
メサイアセミロング

ちょっとまえから鯛ラバ,タイラバロッドのコマーシャルをしていたシーフロアコントロール.なんだかそっち方面を手広くするのは悲しい気もするんですが,ブランドを認知してもらって,スローピッチへ人を呼び込むという戦略なのかなと.
そういうメーカーが合ってもいいかなと思います.また,ジギングの考え方でマダイジギングとか鯛ラバとかを考え直すのもまた新しいものが出てくると思いますので,良いと思います.
コレを気に,スローピッチを知る人が増えて,スローピッチにかぎらず,ジギングやるひとも増えれば面白いなぁと思います.

・ASS

RESTARING FORCE RF63M RF63MH RF61H
D-SHAFT
アシストホルダー

ASSからロッドが出ると聞いたときは驚きました.
大石さんプロデュースのキンメ竿とアブラボウズ竿のようです.
レストリングフォースはキンメジギング船が1隻も居ない鹿児島ですが,全番手釣具屋で取り扱ってます.ちょうどあったので,曲げてみましたが,結構ティップが入るロッドなので,シャクる時のインパクトがかなり軽減されると思います.
深場をやるときはハイピッチジャーカーとかマニアフェローズとかあるいは普通のジギングロッドとかで代用することが多いと思いますが,この竿は深場で基本的なスローピッチを楽にできる竿だと思いました.レングスを活かした長いフォールも出来ますし.
鹿児島にキンメ船はありませんが,潮流の速いトカラ,特にトカラのディープで活躍できる竿だと思いました.
D-SHAFTは触ったことないので分かりません.アブラボウズジギングもいつかチャレンジしてみたいですね.
種子島沖とかにも居そうなんですけどね.

・シャウト!

ツインフックシステム
エンタイスPOP

シャウトも今年は控えめだなと思いました.
ツインフックは今後はやるかどうか分からないなとは思いました.

・ZENAQ

  フォキートIKARI

まさかのゼナックから新しいジギングロッド.
IKARIブランクは強度試験を見る限り,かなり破断強度が高いブランクになっているようです.
しかし,ZENAQってジギングロッドのテスター居るの?ってレベルなので,今のところなんとも言えないです.
ただ,フォキートウイッピーとかは好きな竿なので,ちょっと気になっているところです.
この前,オフショアキャスティングロッドのトビゾーを触ったんですが,触って曲げた感じだけ言えば,かなりできが良かったので,もしかしたらIKARIもいい竿かもしれません.

とまぁ,ざっくり私がみただけですが,こんな感じの新製品を各メーカー紹介していたような気がします.
他にもまだまだメーカーや新製品あるかと思いますが,今日はこのあたりで.

最後まで雑な記事をご覧いただきありがとうございました.

みなさんも注目している製品があれば教えてください!


でわ.




2018年2月19日月曜日

アカムツジギング 新ポイント開拓!爆釣?カヤック

どうもです.

この日は午後から凪.
さらに次の日も凪.ということで天候が急変しにくいと読み,中深海へカヤックで出かけました.

この日は開拓.
これまで2回アカムツジギングに出艇しています.
前回までの釣行で抑えている実績場は触らずに,出来るだけ岸の近くのアカムツが居そうなクサイ場所を探す.というのがテーマです.

一応,事前に等深線は見ていきますが,市販の等深線なんか全然あてにならないのがこの海域.1m毎の等深線図ですが,全然グリッドの細かさが足りてないです.
ということで,等深線図である程度当たりをつけていって,実際の場所は走って探すしか無いという感じ.

たまに等深線にも乗っていないような10m〜30m四方の小さいハンプや瀬なんかもあって,そういう細かいところは本当にただ走って探すしかないです.
しかし,それを探し出せた時は爆発力あるポイントだったりするので,探すだけの価値はあると思います.

午前中は風があるので,午後からの出艇.
ちょうど12時の出艇で風や潮の様子を観るため,ちょっと近場で遊びます.
浅場に瀬を発見,ちょっとだけ魚はついているものの,ジグには全く反応なし.
風もほぼ無風で,海面もベタ凪なので沖へ.
目をつけていたポイントのちょっと手前で怪しい場所を発見.
流します.

潮がタルい.潮変わりのタイミングで潮が止まってます.
水深は200mオーバー.風もないので,潮のタルさもあって,綺麗にラインが立ちます.
0.2ノットぐらい.

潮がタルいながらもラインが立ったまま,ゆっくりといい感じにずーっと流していると,前アタリからずっしりと竿に乗るあたり.
???少し大きい魚.
たまにグーンと持っていく感じで,アカムツではない魚.
なんだろう?と思ってましたが,上がってきた魚体を見て納得.

正体は真鯛.

真鯛も生息範囲広いですねー.
でも,こいつは結構エサがあるところにしか居ないので,ポイントはいいかも?
ちょっとその場所の周りの地形を確認するために走り回って地形図を作ります.
ちょっとずらして投入.

潮がちょっと行き始めた?
と思われるタイミングで食わせのフォール中にアカムツ性のアタリ!
完全に狙ったタイミングで食わせるアカムツは気持ちが良いです.

無事上がってアカムツでした.


これで今日のミッションはコンプリート.
もう帰ってもいいかなと思いましたが,せっかくすこし沖まで来てますし,貴重な凪です.
更にスジを変えて流します.

しかし,次の流しから激流になってきました.
上潮が1ノットオーバー,底潮は0.3〜0.5ノットのフラフラした二枚潮.
これはやりにくいなぁと思いつつ,なんとかこうにかやってみます.
激流前の時合だったのか?

この激流の中,連発で当たりますが,サメ アンド サメ
いつものツノザメ系のゲストですが,1匹目はフトツノザメ,2匹めはトガリツノザメっぽかったです.さすがにカヤックでサメの撮影は危ないので,写真なしです.

サメが居るエリアはだいたいわかったので,そこを外して流します.

こういう2枚潮で試してみたかった釣り方があったので,それを試します.
二枚潮なのと,少しだけ風が出てきて流されてるので,なかなかジグのコントロールがうまく行きません.
いい感じにシャクれたと思ったタイミング,フォール中のアタリ.
ちなみにこの釣り方はフォール中のアタリをとるのが難しく,次のシャクリでオートマチックにノッてるって感じです.
まだまだ,文章に起こせるほど分かってないので,具体的な事は書けません・・・.

かなりラインを斜め(40度ぐらい)に出しているので,上にあがってくるまで魚種はわかりませんでしたが,残り20mになって強烈な叩き.アカムツやろー.
と思ってて上がってきたのはアカムツでした!


複数匹ゲットに喜びもひとしお.

さらにずらして流します.
アカムツ系のアタリがありましたがフックアップせず.
そのままずーっと流していると,アカムツが釣れたポイントを過ぎ去り,ちょっとだけ違うポイントに入ります.

ここでのアタリが・・・サメ.

これまでの教訓?でサメが釣れたら移動は鉄板.
もちろん,時合を変えて入り直せばアカムツがいる可能性もあります.

移動・・・・着底後しゃくり始めて,フォール中に「フッ」っと無くなるアタリ.切られました!!!タチウオか!?

難しい.

サメとアカムツ,さらにタチウオがエリアの中である程度混泳しているエリアのようですが,それぞれの魚種で場所がある程度は固まってるのかな?と思いました.
タチウオもサメも嫌だなー.ということで,大きく移動して冒険.

今日のアタリ方を見ると,だいたい,こういう場所にいるのかな?というポイントを発見.流します.

すると,ちょっと移動したからなのか,潮が馴染んできたからなのか分かりませんが,潮が素直になってきました.これは非常に釣りやすい.
ということで,いつもの釣り方に戻しました.

移動後,初ながしでアタリ!
これもフォール.
完全にアカムツです.


やっぱりクサイ場所で当たってきます.
ここに居るなら?と思って50mぐらい離して次も流します.

完全に同じ水深でアタリ!
これもアカムツ!


ここにも居るなら更に100m離して流します.
ここでもアタリ!
アカムツ!.


幅200mに渡ってスジを変えて流してますが,ほとんど同じ水深で当たってきます.
結構広い範囲に相当の数が居るようです.潮も素直でやりやすいです.

最近のアカムツジギングではフォールのコントロールにドハマリ中です.
ジグの繊細な操作で釣果に差が出ます.あんまり関係ないときもありますが.

で,ここならどうだ?
とさらに釣れたポイントから200m離して流します.
すると・・・・当たらず.
なぜかベタ底からビニール袋を回収.
200mオーバーの底でビニールがヒットするとは思っておらず,最初は水フグかと思ってました.
ビニール,マイクロプラスチック問題も深刻ですね.
考えさせられます.

地形はさきほど流してた場所とちょっとだけ違います.
※ビニール釣れなかったらアカムツ釣れてたかもしれませんが,それは分かりません.

やはり,アカムツは居るべき場所にいる.

今日でアカムツ狙いのカヤック出艇は3回目ですが,前回までの2回の経験から推測していたことが正解のうちの1つであるような確信がありました.
アカムツのいる場所については幾通りも正解はあると思っているので,そのうちの1つを見つける眼は身についた?かもしれません.まだ3回目なのでたまたまということも・・・.

ここまではアカムツが釣れるポイントのかなり潮上から流していて,結局アカムツが釣れるポイントまではアタリが無く,ここ辺りだろ?って場所でアカムツが3連チャンで食った.という感じでした.

最後にダイレクトにポイントに入れてみようと思って,潮流を計算し,流します.
ポイントの20m手前ぐらいでジグが着底して,数シャクリでポイントに到達するのが理想.

ジグ着底,シャクリ開始から間もなくポイント.
ここで食うだろ?って場所に入った瞬間にアタリ!
アカムツでした.


今日の居場所とパターンはコレだな.というのがほぼ確実に分かったところで,時間もちょうどよく,日没までかなり余裕を持って納竿にしました.

あんまり釣れすぎても面白くないのですが,まだまだ見習い中なので,掛けることに力点を置いた釣りをしました.

1流しで3箇所クサイ場所を通過するように流していたのですが,1箇所目のクサイ場所でアカムツが食っちゃうそんな感じでした.ここのポイントなら他の2箇所でもアカムツが釣れてもおかしくないと思うので,色々な潮に対応できる場所かもしれません.
次回に少し試してみたいところです.

今回釣った場所は,これまでの2回の出艇で釣った場所より岸に近い場所です.
また違うタイミングで入ってみたいと思います.

そろそろ複数匹釣れる予感はあったんですが,潮もよかったというのもあり,短時間で6匹のアカムツを釣ることが出来ました.出来過ぎですね.1日やってたら楽々ツ抜けできるペースぐらいで釣れてくれました.(ま,一日やっていれば潮が結構変わるので,釣れる保証はないですが.

アカムツは夜間の鉛直運動もありますし,回遊もある魚だと思います.
結構潮にも敏感です.
次行ってもこんなに釣れるとは限らないのが釣り.
今日のパターンは糧になるけど,いつもこのパターンとは限らない.
また経験を積んで色々な状況に対応できるようになりたいなと思いました.

また一歩アカムツ釣りのイメージが膨らんだ一日でした.
ゆっくり片付け終わって,帰る前の空.
いつもこれぐらいの時間までに片付け終われるように余裕を持って沖上がりしたいものです.

釣果:アカムツ×6,真鯛×1,ツノザメ系×3
実釣3時間でこれは出来過ぎです.


・遊漁船(3日)

▶カンパチ×2
▶ハマダイ×1
▶チカメキントキ×2
▶アカムツ×7
▶タチウオ×4
▶マダイ×1
▶レンコダイ×1
▶カゴカマス×1
▶ツノザメ系×5

・カヤック(2日)

▶アカムツ×7
▶マダイ×1
▶ゴマサバ×1
▶ツノザメ系×3




2018年2月16日金曜日

大物を捕るための魚の息遣いを感じるやり取り(ファイトスタイル)

どうもです.
今日のテーマはファイトスタイルの話です.



大物・・・私は正直まだ大した大物は釣り上げていないのですが,それでもなんとかこうにか去年は自分では納得の魚を何匹か釣ることが出来ました.
まだまだ上はあると思います.

今日は大物に限らないのですが,魚を捕るためのファイトスタイルについて書いてみたいと思います.

いくぶんか調子に乗ったことを書くかもしれませんが,若気の至りとして大目に見ていただければ幸いです.

まず,典型的にダメだと思うファイトスタイルを羅列します.

①テンションが入ったり抜けたりする.

理想的な話をすれば,ドラグが出て魚が走っている時以外は一定のテンションで巻いてくることが望ましいと思います.それはハリハズレを防ぐためです.
テンションが抜けたときにハリは外れやすいです.また,テンションが入ったり抜けたりするとフックが刺さっている穴が広がってバレやすくもなります.
ファイト中は常にラインのテンションを感じていることが望ましいです.
ポンピングを多用する人で巻くときにテンションが抜ける人は結構居ます.

②ファイト中竿先がブレる.

これはベイトリールの人に多いですが,ベイトリールで竿先を下げてストレートポンピング風にゴリ巻きするときに竿先がブレる人.これもよくないと思ってます.竿先がぶれているということは自分が巻いているリール,竿がぶれているということなので,変な力が入っています.テンションの抜けにもつながります.
ストレートポンピングで竿が下に曲がったり上に曲がったりするのもよくないと思ってます.ブレずにまっすぐ巻いて魚の向きや動きを感じることが大事だと思います.

③完全に魚を止めたファイト.

完全にドラグフルロックでやったり,スプールを手で抑えて魚を止める人が居ます.(普通の人なら親指で抑えるぐらいなら3kg〜4kgぐらいしかドラグ値あがらないので,止めれるわけではないのですが,細糸で限界近いドラグ値をかけているじょうたいでさらにスプールを手で抑えると切れます.)

もちろん,場合によってはそうせざるを得ない場面もありますので,止めることが絶対に悪いファイトというわけではないですが,止めなくてもいい場所で止めることは相手が大型魚の場合,ラインブレイクの可能性が非常に高いです.
大型魚の魚は色々います.20kg,30kg,40kg〜100kgオーバーまで色んな魚が居ます.
大型魚ってどれぐらい力が強いの?というのを例で考えた場合,「基本人間が破壊できるものは破壊できる」と思っておいたほうが良いと思います.
なので,PEが何号であれ,完全に止めて向こうが引っ張れば切れるレベルの力に達するものと私は思ってやってます.

④ラインシステムの強度を全く活かしていないファイト

これは場所や魚にもよるので,敢えてシステムの強度を生かさないファイトをする場合もあります.例えば,20kgオーバーのカンパチを狙っていて,4,5kgのカンパチがかかってしまった場合,即座にドラグをある程度ゆるくしてファイトすることで身切れを防いだりすることはあります.他には大型の魚でもある程度安全圏まであげてきたら身切れを防ぐためにドラグは少し抜いたほうが良いと思います.私は魚が走らなくなって底から50mぐらい離したところで少しずつドラグを緩め始めます.なので,そういう場合は置いておいて,大物とのファイトでラインシステム強度を全く活かさないドラグセッティングはダメだと思ってます.
特に根に走る魚の場合,不用意に走られることになり,ラインブレイクにつながると思ってます.
ドラグ値は,例えば,PE3号でやっていて大物がかかれば,ドラグは10kgぐらいまでは平気でかけれます.PE4号なら15kgはかけれます.(ドラグの良いリールでやっていれば)
具体的にダメな例を出すと,PE6号とか8号とかでやってて,ドラグが7kgぐらいしか掛かってない人を見ます.それはかなり勿体無いなぁと思うのです.ドラグ7kgなら2号でもかけれます.PE3号でも5kgぐらいしかドラグを入れてない人は結構居ます.普通にファーストダッシュで切られたりします.せっかく太糸使っているのに勿体無いなぁと思います.どんなに太い糸を使っていても,ある程度のテンションがかかって根に擦れれば切られる確率はぐっとあがります.
PE8号は強度試験しかしたことないですが,人間でも切るのが難しいレベルの強度があります.私の経験ではPE8号は20kgドラグでも全く問題ないです.人間が長時間耐えきれないレベルです.
ということで,不必要に太い糸や自分の使っているシステムを把握しないゆるゆるのドラグで切られるということもまた細糸を使って切られるのと同じぐらいダメだと思ってます.自分がやりたいスタイル,自分のドラグセッティング,釣りたい魚の想定色々考えてシステムを作って行ければいいなと思います.誰だってラインブレイクはしたくないですから.
私は太糸で掛けるテクニックを日々養いたいとは思っています.

⑤掛かってすぐに巻かない

あくまで大型魚の話をします.
かかってすぐ巻かない人が居ます.色々なファイトスタイルがあるので,すべてを否定は出来ませんが,魚がかかって大きさを確かめるような動作をする人が居ます.
完全に命取りです.
特に,ハタ類の場合,食った瞬間まだ反転していないことが多いです.
このスキに出来るだけプレッシャーをかけてどれだけ上げれるかが大型のハタを捕るために必要なことだと思います.
ハタはカンパチと比べると反転する能力が全くと言っていいほどないです.
最初の巻き上げさえ成功すればエアーが入ってとれる確率がぐっと高くなります.
ここが泳がせと違うところです.泳がせは反転してからの勝負ですが,ジギングは反転する前から勝負できます.
一瞬の判断が命取りです.
私の経験で言えば,20kgのクエの反転する能力はカンパチの6,7kgと大差ないぐらいです.反転さえさせなければ捕れます.
カンパチの場合もそうです.底から50m,100m上でかけていれば,いくらか猶予はありますが,底で食わせちゃう人が多いのがこの魚.(底で食うんじゃなくて,底で食わせてるのはアングラーです)1mでも上に上げておいたほうがラインブレイクのリスクは少なくなります.
魚が大きければ,食ったあと一時,間があったりします.その間がチャンスだったりするので,かかってとりあえず巻くことは大事だと思ってます.

⑥巻けるときに巻かない

これは前にも書いたのですが,表現が難しいです.
ここが一番のキモだと思っているんですが,文字にするのは難しく,色んな魚で経験するしか無いのかなと思います.
私は掛かった魚がある程度コントロールできるということは磯のメジナ釣りで親父から教わりました.その後,ルアーでもヒラスズキやマルスズキでは魚の行く方向をある程度コントロールできることが分かりました.
今,かかっている魚がラインの先端の針の先でどういう状態になっているのか?を推し量ることは魚とのやり取りで非常に重要だと思ってます.これがタイトルにある魚の息遣いを感じるということです.
小型魚の場合は,結構適切なラインテンションをかけて走らせていると,竿やラインが勝手に仕事をしてくれて,走り疲れた後,頭がこっちに向きます.また頭がこっちに向いて再度反転するまでの時間が長いです.なので,タイミングが捕りやすいです.
大型魚の場合は,走りが止まるだけで,竿やラインのテンションで完全に頭がこっちに向いてない状態でラインの放出が止まることが多いです.なので,小型魚と違って,そこでグッと引っ張って頭をこっちに向けるという作業が必要になります.当然頭はこっち向いていないので,次走るまでの時間も短いです.なので,かなり短い時間の中,瞬時に判断して頭をこっちに向けないといけないと思ってます.ここでその一瞬止まって頭をこっち向けれるチャンスにリールを巻いたり竿をポンピングしたり出来ない人が多いなぁと私は思ってます.チャンスを逃せば魚はまた走り出します.
この一瞬でプレッシャーをかけれるかかけれないか,これが捕れるか捕れないかの大きなキーになっていると私は思ってます.
これは結構練習が必要です.
魚の息遣いを感じる練習は大型魚でなくとも出来ます.
小型魚の場合,ゴリ巻きすれば全く走られずに上がってきます.それをせずに,すこ~しだけもドラグが出る設定にして小型魚でもその頭の向きやこっちに向かせられるタイミングを測る練習をすると良いと思います.
大型の魚をゴリ巻きするなんて基本不可能だと思います.

という感じで,大物を捕るために必要だと思っていることを書いてみました.
ここに書いたことが全てではないし,書ききれていないことも多いです.
まずは基本的なところを自分でも見直す機会にしたいと思いました.

最後に,小物の場合は人間の力が勝ちすぎてゴリ巻き出来ます.ゴリ巻きできるがゆえに小さいサイズの魚に対して雑にファイトする人が居ます.そういうのはあまり良くないと個人的には思ってます. 

どんな魚を釣るにしても雑にやると後々まで響きます.

小さい魚でも,ちゃんとキレイなファイトを心がけることも大物をとる秘訣だと思います.


でわ.


2018年2月14日水曜日

ノイズで感度を上げるという考え方

どうもです.


最近,ちょっと思っていることを書いてみたいと思います.

感度について.

感度といっても色々な感度があると思います.
竿の感度,リールの感度.人間の感度・・・.色々.

ジギングにおいて完全に研ぎ澄まされた状態になってくると,水中抵抗を感じ取ってジグに魚が纏わりついてくるのを察知できるようになります.

今日書くことはあくまで私の考えや感想であって,一般的なものではないことは十分にご留意下さい.

そこで感度が必要になってくるのですが,タイトルにもあるとおり,ある程度ノイジーなタックルのほうが感度がイイと感じることが最近多いです.

具体的にはリールについてはちょっとしたギアのゴロ感のあるリール.
あまりザラザラしていると不快ですが,心地いいゴロ感といいますかそういう状態のリールはかかるテンションの違いによって,そのゴロ感が絶妙に変化するので,ある意味スムースなリールに比べて感度が高いと感じます.
最近,17オシアジガーを購入して,感度が重要な中深海の釣りで使っていましたが,あまりのスムースさに逆に感度が悪いように感じました.巻いているときに魚が暴れそうな感じとか,リーディングしながら竿を煽った時の潮の変化とか,そういうものがスムースかつパワフルすぎてちょっと感じ取れにくく感じました.
「慣れ」ということもあるかもしれませんが.

他にはトルザイトリング.

トルザイトリングはレビューをインターネットで検索していても出てくると思いますが,かなりノイジーなガイドリングです.4本撚りラインをトルザイトリングで使うと,ギコギコとした感覚があります.アジングなんかの人はこのノイズを嫌う人多いのではないかと推察します.
しかし,このノイズも感度を上げるためには1役かっているように最近では思えています.
というのも,ラインにかかるプレッシャーや水切り感の変化にこのノイズが敏感に反応して変わるからです.
これはやったことある人じゃないとわからないと思いますが,ノイズで潮を感じるといっても過言ではないように思います.

また,ライン.
4本撚りは8本撚りに比べてガイド鳴りが大きく,ノイジーです.
4本撚りの中でも特に私が愛用しているサンラインのPEジガーULTは特異な音鳴りをするラインです.これが嫌いなひとはたくさんいると思いますが,このULTのノイズもまた水流変化に過敏に反応してその質が変わります.

というように,最近,ちょっとノイジーなほうがそのノイズの変化を人間が敏感に感じ取れることによって完全にスムースな状態より感度が高い!と感じています.

という話でした.

ただ,これはベイトリールで比較的ゆっくり誘う時の話で,スピニングリールの高速ジャークは私は8本撚りにSICリング,ノイズを排除したほうが好きです.ナイトシーバスなんかもノイズ無い方が好きです.

なので,ぶっちゃけ好みの差だと思います.

再三の注意で申し訳ないですが,あくまで現時点の私がそう思っているだけで,これが絶対普遍の真理ではありませんし,私も今後考えが変わっていくことがあるかもしれません.

ノイズは全部ダメ!と思っている方へ少しでも考える機会になれば良いなと思いました.

でわ.


2018年2月12日月曜日

薩摩川内なぎさ丸で2日間の中深海ジギング アカムツ修行

どうもです.

アカムツジギング見習い中45です.

ただなんとなくやっていたアカムツのジギング.
エキスパートというかやり込んだ人達の釣りを見る機会があり,食わせきれる人と食わせきれない人の差がはっきりする釣りだと分かり,どっぷりその世界にハマっています.

アカムツの捕食が全くイメージできなかったため,水族館に頼んで餌やりを見せてもらったりしました.その記事は下記より.
https://kimamanitsuri.blogspot.jp/2017/12/blog-post_79.html

去年はカヤック中深海もやってみてアカムツ釣れましたし,今年の初釣りもカヤックでアカムツを釣りました.

だいぶ,中深海でのジグのアクション,そして,アカムツをジグを追う姿,アカムツがジグに食いつく姿をイメージできるようになってきました.
そのイメージが正しいのか間違っているのかということはもっともっと入念な検証が必要ですが,まずは間違っててもよいからイメージ「出来る」ということが大事かなと思ってます.

まだまだ見習い中ですが,これから上達していければいいと思ってます.

1月中旬にアングラーズショップアクアのチャーター2日目と3日目に参加させてもらいました.初日の情報では割りと厳しい海況だったとのこと.

あんまりブログには書いていませんが,私は毎回釣りに行くときにはテーマや課題を持って行くようにしています.それをどう考えるか?が釣りの楽しみだったりします.

今回のテーマはジグの重さとフォールアクションとテンションフォールのテンションについて.使うジグを敢えて縛ってやります.(ジグは2種類のみの使用)

アカムツは上げのアクションも重要ですが,フォールも重要だと思ってます.
特にフォールアクションに違和感があると追尾してきたアカムツが離れるような感覚があります.

今のところ,私のなかではアカムツが嫌わないフォールアクションを出すためには「潮にあわせたウェイトのセッティング」と「フォールさせる時のテンションの貼り具合」この2パラメーターでかなりバリエーションが出来ると思ってます.フリーフォール主体の場合はウェイトとPEラインの細さで調整しないといけないのですが,少ない経験からアカムツはテンションフォールが意外と有用など思っていまして,このテンションのハリ具合と抜き具合で大きく食い,追いが変わると思ってます.

どういうときに良いとか悪いとかは文章で説明できるだけの経験がないので,まだまだ上記のことは実験段階です.

ジグのウェイトは水深=重さを基本に−30g〜+100gぐらいまで振ってます.
具体的にウェイトを書けば,180g,210g,250g,270g,300g,330g,350gぐらいを使います.

で,実釣です.

1流し目から幸先よく私にアタリ!
狙った場所でのバイトではなかったですが,全く暴れない.
本命と思ってなったですが,これがアカムツでした.

船中1抜け.

その後,アタリが途絶えます.
アカムツの居る水深を求めてランガン.

年末にお邪魔したときほどじゃないですが,タチウオが当たります.

こいつらジグを切っていくから厄介です.

ついでにサメ.

ツノザメ属のどれかです.
フトツノザメだと思うのですが.

サメはアカムツと同じ場所でも釣れますが,サメが釣れるときはアカムツが釣れることは殆ど無いとのことです.
その時間,潮そういうものが関係しているのかなと思います.

サメが釣れれば場所を変えるか,潮が変わるのを待つかって感じかもしれません.

その後,自分にアタリがあるもすっぽぬけ.
ある程度の掛かりそこねは仕方ないと思ってますが,できるだけフッキングするようなフックシステムを考えていかなければなりません.

中深海がどうも厳しいので,浅場のハタ狙いにシフト.
ポイントについてみんながシステムを組んでいる間にドテラでフライング釣り.
130mのポイントでドテラ.200mぐらいラインは出ます.
でも200m先でもコントロール出来ます.
あたりがあってすっぽぬけ.アタリ方的にはマダイです.
次のバイトでフッキング.
きれいなマダイでした.


マダイはラインをめちゃくちゃ斜めにするほうが食ってきやすいですね.
もちろん,立ててても釣れますが.

で,ハタ狙いは潮が全く動かず撃沈.

中深海に戻ります.

中深海にもどってからなんとかヒット.
本命っぽいアタリで,引きも本命っぽい.
アカムツでした.


次のアタリは怪しい引きでカゴカマス.


クロタチカマスと似ていますが,こいつは美味いらしいです.
背びれの黒い文様?がカゴカマスの証.

カゴカマス,クロタチカマス(両方スミヤキ)とアカムツは同じ場所に居ることもあって,同時に釣れることもあるように思います.

次の流しもアカムツ!


次の流しもアカムツらしきものをかけるもバレ.

で,最後はタチウオでした.


初日釣果:アカムツ×3,タチウオ×2,カゴカマス,ツノザメ系×2

次の日.この日は1日中深海をやりきる予定です.
ちょっとだけ波があり,波の中の釣りもテーマです.
一番揺れるミヨシで鍛えます.

朝一,また私にファーストヒットでしたが・・・.
変な引きで叩きはそれっぽいけど,かなり軽い・・・.
正体はレンコダイ小でした.

ちょっとおかしいなとは思っていましたが,騙されました.まだまだです.

場所を変えて,アカムツ!


サメ・・・・・

バラシ!
バラシ!

サメ・・・・

アカムツ!


タチウオ・・・
タチウオ・・・

アカムツ!

アカムツ!

 って感じでした.

爆発!とまでは行きませんでしたが,なんとかこうにか釣れました.

潮がいかないと同じところに船がとどまるので難しいですね.
風で押してもらっても全然ジグの場所が変わらない・・・.
あと,この日はアカムツの時合がはっきりしていたのも特徴的でした.

イメージどおりに,食うなら今!と思ったときに食うと痛快ですし,今食うの!?ってタイミングで食ったりして新しい発見があり,まだまだわからないことが多いです.
なので,あんまりまだブログであれやこれや書けるような腕はないし考えも足りていないなと思ったので,こんな感じのレポートになりました.

二日目釣果:アカムツ×4,タチウオ×2,レンコダイ×1,ツノザメ系×3

で終了でした.

非常に楽しく,また勉強になった2日間でした.
今年はアカムツ修行の年になりそうな気がします.まだまだ底は知れないアカムツジギング.

鹿児島だけじゃなくて色んな土地でアカムツ釣っていきたいですね.
鹿児島も東シナ海側,湾口側に加えて,未知数すぎる大隅半島太平洋側に三島近海側までありますから,まだまだ開拓の余地はあります.

九州においてはアカムツジギングはまだまだマイナーな釣りです.
私がざっと調べた文献では九州北部は五島沖,対馬沖,壱岐沖にも一応居る?とありました. 宮崎も居ると思います.熊本も天草沖にはアカムツ居ます.
なかなか理解を示してくれる遊漁船を見つけるほうが難しい気がします.
五島沖も絶対ココあたりにアカムツはいるという確信はあるので,どの遊漁船か連れて行ってくれないかなと調べているところです.もし,そういう九州内でアカムツをやらせてくれる遊漁船(開拓したい遊漁船でも可)をご存じの方いらっしゃいましたらご連絡下さい.

今日はこのあたりで.でわ.

・遊漁船(3日)

▶カンパチ×2
▶ハマダイ×1
▶チカメキントキ×2
▶アカムツ×7
▶タチウオ×4
▶マダイ×1
▶レンコダイ×1
▶カゴカマス×1
▶ツノザメ系×5

・カヤック(1日)

▶ゴマサバ×1
▶アカムツ×1


2018年2月9日金曜日

海底地形図と海中水温分布を重ねて

どうもです.

今日は,鹿児島の海の特異性を海底地形図と海中水温分布を重ねた図を示してから話していきたいと思います.

鹿児島県は周囲が0.1km以上の島が605個ある,日本で2番目に多く島を持つ県です.
そのうち,有人離島が26とこれも日本屈指の数値.

南北にまたがる海域は600kmにも及びます.

そんな鹿児島ですから,一口に鹿児島と言っても地域によって釣りモノやシーズン,釣れる水深まで変わってきます.

手っ取り早く,気象庁の海面水温分布
(出典:http://www.data.jma.go.jp/kaiyou/data/db/kaikyo/daily/sst_HQ.html)
と海底地形図
(出典:http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/souran/main/kaiteichikeizu.pdf)
を組み合わせて,どの地域でどういう水温分布になっているのか?ということを示します.

季節が変われば多少は変わりますが,200mといった水深はそれほど季節の影響を受けるものではありません.100mまでは季節の温度変化によってドラスティックに水温は変化します.

※海中水温分布は今年の1月のものを使用しています

こちらが100mの水温分布と地形図をあわせたもの.

そして,こちらが200mの水温分布と地形図をあわせたものです.

この情報から色々なものが読み取れると思います.
黒潮本流海域では200mの水深は100mの水深より温かいんです.
で,黒潮の影響は受けるけれども本流は当たらない三島海域などの200mラインは15℃未満である.ということがわかります.

これにともなって,トカラの黒潮本流海域と鹿児島近隣離島海域では,同じ魚種でも全く釣れてくる水深が違ったりします.

私が釣ったことある魚で例を出すと,オオモンハタ.
オオモンハタは鹿児島近海では20mとか30m,深くても70mぐらいだと思いますが,ほぼ南限と思われる屋久島海域では120mで釣りました.
他にはハマダイ.ハマダイは鹿児島近海では120mぐらいから160mぐらいで釣れます.
トカラ海域に行けば200mは超えないとまず釣れませんし,深いところなら300m,400mぐらいにも居る魚です.
カンパチも近海離島では200m前後ぐらいまでがカンパチの限界水深のように思いますが,トカラでは270m,280mにもカンパチは居ます.

他にも色々言いたいことはあるのですが,あんまり言い過ぎるのも良くないので,こういうデータを見て,気付ける人が気づいてくれたらいいかなと思ってます.

いろんなデータを見ているとオモシロイですね!

でわ.


2018年2月7日水曜日

個人所有可能な救難信号発生装置ACRレスキューリンクプラス

どうもです.

こいつはイイ!と思った商品を最近知る機会があったので,紹介します.

ARCレスキューリンクプラス.



という商品です.

PLBの一種です.
PLBとはPersonal Locator Beaconの略です.

船舶では海上での遭難時に無線信号を発生するイーパブ(E-PIRB)と呼ばれる,非常用位置指示無線標識装置があることをご存知の方は多いと思います.
この装置は船舶に付けるもので,重さも数キロと比較的大型のものが多いです.
値段も50万近いです.

今回ご紹介するPLBはこのイーパブと全く同じシステムを携帯できるデバイスのことになります.

日本では使用が認められていなかったのですが,2016年の法改正で使えるようになったとか.なんとも勉強不足だった自分が恥ずかしいです.

詳しくはホームページをご覧ください.
http://plbjapan.wixsite.com/plb1

簡単に説明すると,救難が必要な場合,本体の電源を入れると,「登録者のID,位置情報」が人口衛生に送られて,日本では海上保安庁に連絡が行く.というシステムになります.


人工衛星を使うので,携帯電波の入らない地域でも救難信号を飛ばすことが出来ます.
最後の最後の命綱.まぁ,これで救難信号をだしたからといって救助が来るまで行きていられる保証はないのですが,無いと有るでは全然違うと思います.

注意点としては,買ってから無線局の免許を取得する必要があるということ.
商品説明によると,購入時に申込書が入っており,それに記入して送ると,約1ヶ月で開局できるとのこと.(無線従事者資格は不要)
また,免許は期限が5年とのこと.
5年経過後はメーカーか専門の業者にて電池交換と動作チェックをすればまた5年間の申請ができるようですが,費用が3万ほどかかる見込みとのこと.
ただ,まだ認可されて5年経過してないので,ショップの方もそのような対応したことはなく,5年後には他の安価なPLB装置が発売されているかもしれないし,色々と未定とのことでした.

また,免許申請に4250円,電波使用料が毎年600円かかるとのこと.
あとは本人しか使えないこと(他人に貸出とかは出来ない).
海上でしか使えないという制限もあります.

お値段は税込みで5万円ほど.これを高いと見るか安いと見るかは個人差が有ると思いますが,私は安いと思います.1年1万,月1000円ほどで安全性が少しでも高められるなら安いものかもしれません.
※日本仕様を買わないと意味が無いのでご注意下さい.

携帯電話の届かないところに行くような遊漁船,個人のプレジャーボード,カヤック,ダイビング,小型ボートなどなど,色んな海洋レジャーに関わる人に知ってもらいたい商品だなと思いました.

私も近々購入しようと思ってます.
海の上ってやっぱり何があるか分かりませんから.

もちろん,これがあれば何をしても良いなどと言うことはなく,今まで以上に気をつけて海洋レジャーを楽しんでいければ良いなと思います.

でわ.




2018年2月5日月曜日

今年の初遊漁船は沖曽根開拓でカンパチジギング!

どうもです.
1月上旬の釣行記更新します.

一ヶ月遅れの情報で申し訳ありません.
で,この日は枕崎の栄真丸で沖曽根の開拓に行ってきました.

曽根というのはみなさんあまり馴染みがないと思いますが,◯◯曽根というのは周りより浅くなっている場所と言ったほうがわかりやすいでしょうか?
要は,島とかじゃないけど,海中に沈んでいる山もしくは大地になっているようなところを言います.

あまりに大きすぎると堆(たい)とも言います.

曽根と聞くと,ギャル曽根を思い浮かべる人がいるかもしれませんが,そうではないです.

釣りで言えば,有名なのは七里ヶ曽根ではないでしょうか?
鹿児島にも色んな曽根があります.

この前ちょっと名前を出した梅吉曽根とかサガリ曽根とか.
奄美のほう,トカラの方まで含めると鹿児島はかなりの曽根があります.

今回は春の産卵絡みで大型カンパチが入るであろう曽根を調査しました.

1日を通して2ノット前後の素直な潮.MAXで2.4ノットぐらい行ったと思います.
ただ,潮は冬の素直な潮なので,釣りにくさはそれほどなかったです.

今回の調査では200mオーバーもやる予定でしたが,なかなか200m前後に良い瀬を見つけることが出来ませんでした.

しかし,いい感じの水深100m〜150mぐらいにいくつもポイントを発見して,今後に期待.って感じです.

まず,最初に見つけたポイントでは船中ハガツオやサバ,小型のハマダイ.

サバがデカイ.私もサバをかけましたが船に上げる直前でフックアウト.
結構いいサイズのサバだったので惜しかったです.

サバは宙層にいて,底の方ではなんか魚が着いてくるけど,カンパチっぽくなく,ゆっくり動く魚のようだったので,ゆっくりとしたアクションでチカメキントキ×2を確保.


ベタ底じゃなくて,少し浮いた宙層のフォールで当たるので,糸が止まった瞬間はハマダイか!?と思いますがあわせた瞬間軽いので違う魚だと分かる感じです.

このポイントもサバがついたりしていることから,デカイのが入ってきたらチャンスあるし,もしかけてもそこまで根が荒くないので取りやすいポイントだと思いました.
ハマダイが付く場所はデカイやつが付く場所でもあります.逆に小型が少なかったりするので,ワンチャンスありですね.

カンパチの100m〜150mのジギングは200m前後に比べると別世界のように魚が引くので面白いと思います.が,デカイのを狙うならそれ相応のタックルでやったほうがいいと思います.

さらにポイントを見つけていきます.
結構クサイ場所が多くて,さらにかけてもとりやすそうな場所が多いです.
同船者に良いアタリがありましたが,針がかりせず.
その時,ピンときて,あの魚か?と思いってフォールを丁寧に探ってヒット.
このドラグ出さないけど,巻いた時の重量感は!?

裏の本命ハマダイでした.2.8kg食べごろサイズ.

こいつもいい魚です.全然ターゲットとして人気が出ませんが,そのうち人気爆発するんじゃないかなぁと思ってます.

その他には,船中アオダイ,相変わらずハガツオなんかも釣れたりしました.

また,見たこと無いハタを同船者の方が釣れられたので写真を頂きました.

調べると,ヤマブキハタ.はじめてみました.
琉球地方には多いようですが,こっちのほうで釣れるのは珍しいと思います.

一時沈黙が続きますが,魚が着きそうな面白そうな瀬はいくつか発見できました.
いいタイミングで入れば釣れると思います.

どうせなので,ちょっと浅場の100mぐらいでかなり急激に壁になっているような場所も流してみます.100mから一気に80mまた100mまでさがって60mまで上がるような激壁.

そういう場所にやっぱり大型がついてるんですね.

ちょうど潮の緩みめだったというのもありますが,
最初の流しで同船者にフルドラグを出すいい魚がヒット.
が,ファーストダッシュでハリハズレ.

次の流しもまた同船者にいいサイズがヒットしますが,一回も巻けること無くフックアウトその直後,私にヒット.
なかなか重量感のある魚.
最初にかかった後に気づかないうちに5mほど巻いたところからファーストラン.
デカイとかかってから10秒とか5秒とかまったく引かないことが多いように思います.
プレッシャーを与え始めてやって引く感じ.
浅いのでかなり走ります.一回止まって1mか2mほど巻いてセカンドラン.
セカンドランのほうが長い.
「あー,浅いし頭全然こっちむかねーや.でもこの地形ならもう止めないといずれ切られるなぁ」と思ってたらハリハズレでした・・・・.
修行が足りませんね.

場所が場所だけにハタ狙いと同様のストライクで9kg,Fullで11kg〜11.5kg.100m出た状態でストライク9.5kg〜10kg,Fullで11.5kg〜12kgのドラグセッティングでやってました.
もちろん,掛かった後Fullに入れてのドラグで勝負してます.
これぐらいの負荷になってくると身切れも多いですね.
でも場所とか狙ってる魚の大きさとかを考えるとこれぐらいでやらざるを得ないと個人的には思ってます.

ちなみにハリも伸び出ました.スパークの5/0です.このハリ,めちゃくちゃ強い焼きが入っていて,おそらく材質も良い材質を使ってます.線径に対する変形強度が非常に高い針で気に入ってます.人間計測では30kgかけてもちっとも伸びないので,掛かりどころだと思います.仕方ないです.
掛かりどころがよければワンチャン獲れたかもしれません.
良いところに掛かるかどうかは運もありますが,セッティングもあると思うで,少しだけ煮詰め直したいと思いました.
これまでのフックセッティングでいい魚は獲れはいるので,大きく変えるつもりは無いですが.色々試していこうと思ってます.
ま,ブレイクじゃないですから,そこまで落ち込んでません.
船長には申し訳なかったですが.

私に掛かった直後のタイミングで同船者にもデカイやつがヒットしましたが,こちらはブレイク.

4発デカイの来て,ハリハズレ×3,ブレイク×1と不甲斐ない結果に終わってしまいました.

しかし,この場所のポテンシャルを感じた次第です.
バラした魚の大きさを推測するのは愚の骨頂だと思うのですが,巻いた時の重み的にそれなりにいいサイズだったと思います.

また,比較的浅場が多いということで,もうワンランクタックルの強度を上げてもいいかなと思ってます.浅いし,太糸でも十分ジグは動きます.

さて,それからちょっと深場をまた探しに行きますが,瀬無し.
こういう瀬がほとんどないような場所でポツンとしたのを見つけられるとかなりいい場所になるんで,今後も諦めずに探すのが大事だと思います.

ちょっと浅場(100m台)に移動.いくつもいい感じの瀬は見つけて,面白そうな感じ.
そこまで巨大な曽根ではないので,魚が入ればフィーバーしそうな感じです.

100m前後のポコポコ系の小さい瀬がある場所を流していると,ベタ底でフォールヒット.
これはラッキーヒット.と思いつつ,やり取り開始.
最初に少しだけ1ダッシュされたのみでほとんどドラグは出しません.
ダッシュの短さとベタ底での着底ヒットだったので,最初クエかと思ってましたが,首を振るので違う魚.カンパチ?っぽくないけど?
やたら軽い.・・・
とか思って上がって来たのは6.2kg本カンパチでした.

浅いカンパチはほんと最初のダッシュだけでは魚の大きさが分からないですね〜.

根が荒い場所ではなかったのでドラグセッティングは先程より少し弱めにしてあります.

それから数流しして大きく移動.

移動先でも色々瀬を探して回りましたが,ここでは瀬が乱立する場所を2箇所発見.
他にも探ってみたい感じはしましたが,ここではあまり多くのヒットは無かったです.

私がカンパチ4.4kg,船中はネリゴ,特大アカヤガラなど.


この場所もかなりポテンシャルはあると思っているので,たまたま魚の機嫌が悪かったのか,どうなのか・・・・という感じです.

魚さえ入っていれば,ポイントが小さい,少ないぶん,勝負は早い場所なのかなと思いました.

ただ,まだまだここも未開拓なので,今後開拓していければいいなと思いました.

沖曽根開拓希望者待ってます.
ちなみに,シーズンですが,今からの梅雨入りまでシーズンなら,いつデカイのが入ってきてもおかしくない曽根なので,あとはタイミングだけです.
小さい場所なので,入ってきてから抜けるのも早いので,ほんとうにタイミングです.
釣れだしてから行けばいいやでは遅い.そんな場所です.
現に今回も獲れてませんが4発いいやつが来ました.
デカイ奴は一日やってて1発きたらいいほうなので,ほんと今後に期待という感じです.

釣果:カンパチ×2(6.2kg,4.4kg),ハマダイ×1(2.8kg),チカメキントキ×2

【2018釣果合計】

・遊漁船(1日)

▶カンパチ×2
▶ハマダイ×1
▶チカメキントキ×2

・カヤック(1日)

▶ゴマサバ×1
▶アカムツ×1

※2018年は釣行記の一番下に釣果をまとめてみることにしました.