2017年10月30日月曜日

ストレートポンピングは偉大(負担の少ないファイトスタイル)

「スローの竿って曲げてファイト出来ないよね」
「ストレートポンピングは魚が暴れすぎる」
「魚は竿を曲げて釣るもの」

などなどなど.

ストレートポンピングに対するネガティブな意見をお持ちの方は少なからずいらっしゃると思います.

個人的には,竿を曲げたファイト,ストレートポンピング両者とも体験してみて,メリットとデメリットを分かった上で発言するほうが良いのではないか?と思います.
また,魚とのやり取りは結構難しくて,竿を曲げてのファイトもストレートポンピングも一朝一夕で身につくものではないと個人的には思っています.

私はというと,昔からスピニングのロングロッドで竿を曲げて釣るのが好きだったんで,ストレートポンピングなんか全然眼中に無かったです.
ただ,やってみないとわからんことはあるということで,やってみたところなんですが・・・.
最近はスピニングを使うときとカヤックに乗ってるとき以外はほぼストレートポンピング でやり取りしているように思います.

ストレートポンピングの最大の利点は人間が疲れないことです.


まずは体験してみることが大事です.

こんな感じで重りを宙ぶらりんにする負荷試験をやったことある方がどれぐらいいらっしゃるでしょうか?

私の体験に基づけば,リフト試験を自分でやったことあるひとは10人中1人ぐらいしかいらっしゃいません.

試しに,自分のロッドのドラグMAXに近い重さを上の写真のように竿を曲げてリフトするということをやってみて下さい.
例えば,6フィートの竿で(竿の硬さにもよりますが)5kgを吊るのは相当負荷がかかると思います.
それでも吊ってるのは5kgなので,ラインには5kgの負荷しかかかってないのです.
10kgをリフト出来る竿をお持ちの方は10kgリフトしてみて下さい.
結構キツイと思います(もちろん竿の角度によります).

これが,竿を曲げてファイトしている時にラインにかかっているテンション(魚を引っ張る力)と人間側が感じている力の関係になります.

で,比較としてストレートポンピングの場合をやってみてください.
ちょっと高いところに登って,竿を真っ直ぐにして,持ち上げてみて下さい.
ありえないぐらい簡単に持ち上がると思います.
10kgリフト?楽勝じゃん?って感じです.

同じような実験として,たとえば,ドラグ値を7kg程度に設定して,糸先をどこかに引っ掛けて,竿を曲げてからドラグを滑らせてみた場合と,竿をまっすぐにしてドラグを滑らせてみた場合をやってみることもできます.
ドラグ値は変化しないので,同じ負荷をラインにかけて,人間側の負荷がどれだけ違うかを体験できます.

ちょっと考えればアタリマエのことで,力点と支点,作用点の関係から,竿を曲げたファイトでは,竿先から糸を引っ張る力よりはるかに大きい力が手元では必要になってくるということです.

ちょっと大きい魚とのファイトの話をすれば,カンパチならまだしも,クエ,マハタは最初のリフトが肝心で,できるだけ上げたほうが良いと思っているので,底付近でかけた場合,竿を曲げてのファイトはかなり不利になると思っています.
超個人的な意見ですが,泳がせ釣りにストレートポンピングが浸透したら,捕れる魚は2倍以上増えると思ってます.

また,ラインが船底に入る,マイナスの二枚潮だったりした場合には,竿を突っ込んでまかないといけないので,ストレートポンピングは覚えておいたほうが良いと思います.

ストレートポンピングで気をつけたほうが良いかもと思う点はラインテンションの抜けです.
竿を曲げたファイトと圧倒的に違うのは竿のクッションがないことです.そのため,波での船の上下,ちょっとした緩みでラインテンションが抜けることが多いです.
ラインテンションが抜けたら必ずバレるというわけではないですが,バレやすいことは事実であると思います.また,船の上下で思ったよりテンションがかかってしまうなど,要はテンションコントロールが竿を曲げた状態よりも難しくなります.
個人的にデメリットはそれぐらいしか思いつきません・・・.

ちなみにですが,ストレートポンピングだけやればいいってわけでもなく,私は竿を真下から水平まで,状況に応じて使い分けます.なので,竿を曲げて巻いている時も多々あります.

ということで,ストレートポンピングしかしない人,ストレートポンピングはヤラない人,どっちかしかヤラないよ!っていう人は,凝り固まった考え方を柔軟にして,色々なファイトスタイルに対応できるようになると,もっと魚が捕りやすくなると個人的には思います.

という話でした.

ま,やり方というより,体験してほしいなとおもって書いた記事です.

でわ.


2017年10月27日金曜日

船釣りの酔い止めについてのたわいもない話

.....



釣りに行ってなかったらブログを書く意欲が全くわきません!
事実,この記事を書くためのネタを1週間かけてひねり出す始末.
そして内容がしょうもない.

 で,今回の話題は「船酔い」です.

いつもの私であれば,船酔いの起きるメカニズムから説明して・・・・
さらにはそれぞれの船酔いに効く有効物質とそのメカニズムを説明して・・・
だからこういうときにはこの薬を飲んだほうがイイんだ!

みたいなクソウンチクを垂れるところですが,もうそういう余裕はないわけで.

ならば,私の実体験に基づく,なんら科学的根拠のない酔い止め薬レビューや,こういうときに酔ったよ!,結局どうすれば酔わないのか?

について書きたいと思います.

まず,私はかなり船酔いをする体質でした.
この「でした」については,後ほど説明します.

船酔いには酔い止め.ということで,いくつか酔い止め薬を試しました.

試したのは・・・

・もう売ってないセンパア 
・センパアQT
・アネロンニスキャップ

これらです.
とにかく,最初は酔い止めを飲んだからといって酔わないなんてことはなく,酔い止めを飲んでも酔う!そんな感じでした.飲まないで乗ったときはリバースしそうになりながらも必死に釣りしていました.

で,結局行き着いた答えとして・・・.


体質的に酔いやすかったら船に慣れるしか無い.

酔い止めも大事だが,体調が大事.

空気のよく通る場所に陣取る

これです.

睡眠不足は大敵.
疲労も大敵.

基本的には体調を万全にして行くこと.だと思います.

センパアQTとアネロンニスキャップについては,それほど差を感じませんでした.
強いて言うならセンパアはアネロンニスキャップより即効性あり,水なしでも飲める.が,喉がめちゃくちゃ乾く時がある!アネロンニスキャップはセンパアにくらべて遅効性あり?なので,私の感覚としては船に乗る1時間前には飲みたい.喉の渇きはセンパアほどではない.という感じです.

という感じで,酔いやすさについては,薬の効果よりその日の体調やその日の波の質のほうが影響大きかったように思います.
個人的には今はアネロンニスキャップを愛用してます.
この前,アネロン忘れて,センパア貰いましたが,酔いませんでした.

で,結局は慣れです.
酔いやすい人はしんどい思いを何回出来るかだと個人的には思います.

※でも酔い止めは確実に船酔いするのを和らげる方向には働くので,飲まないより飲むほうが良いと思います.


冒頭,船酔いしやすい体質だったと書きましたが,船以外は未だに乗り物酔いします.
例えば,新幹線ですら酔います・・・.

船の揺れに慣れる.これが大事なんだと個人的には思います.

大学時代,農学部?の船乗りが言ってました.
外洋研修やらで1ヶ月やら調査で海の上に行くらしいのですが,最初の何日かはみんなゲロ吐きまくってるけど,帰ってくるときには誰も酔ってないと.

なので,どうしても酔い止め効かない!って体質の人もいらっしゃると思いますが,何より回数を経験するということが大事なんだと思います.

船酔いなんかに負けるか!って感じで行く姿勢,結局根性なのかなと.

しかし,付け足しですが,「匂い」で酔うということは未だにあります.
例えば,船の排ガスで酔う・・・魚の匂いで酔う・・・.
もらいゲロと同じ感覚なのかもしれませんが,そういうこともありますので,匂いのしないとこを陣取るというのも大事なのかなと思います.

というたわいもない話でした.

でわ.


2017年10月25日水曜日

今更語るトルザイトの良し悪し

トルザイト.

もうすっかり釣り人には浸透したガイドリング素材だと思います.

トルザイトは2013年に富士工業が発表したSICに変わる次世代ガイドリング素材です.
SICリングが発売された1981年以来,SICと入れ替われる可能性があるリング素材は提供されてきませんでした.実に30年来の革新的リング・・・とも言われたトルザイト.

発売から4年が経った今こそその意味,真価が分かってきた頃かと思い,記事にしました.

さて,トルザイトですが,メーカーサイドが発表しているSICと比較したコマーシャルをいくつかご紹介しておきます.

1.曲げ強度二倍

トルザイトはSICと比較して2倍高い曲げ強度を誇ります.

2.1.5倍の靭性

トルザイトはSICとと比較して1.5倍の靭性を誇ります.

3.SICに比べて40%の軽量化

トルザイトは強くて粘いので,SICに比べてスリムリングに出来,その為重量は40%カットできました.

4.ラインに易しい

トルザイトリングは扁平にできており,ライン接触長さがSICの2倍,故に接触圧が半減,故にラインに易しいのです.さらに表面荒さはSICの0.05Raに比べて0.01Raと1/5の値になっているほど表面凹凸が少ない材料です.接触面積が小さく,接触角は鈍角になることから,ラインのちぢれもしにくいです.

5.ライン滑りが良い

ほぼ無負荷時のライン滑りはトルザイトはSICの4倍です.

6.熱伝導率はSICの約1/2なので,それほどよくありません
7.ビッカース硬さはSICの約63%とSICに比べると硬くないです

6.7はある意味でデメリットでもあります.

ということで,こんな感じでコマーシャルされているわけです.
何もかもをトルザイトがSICを凌駕しているわけではないです.

実際どうなの?

というところなのですが,実施ロッドに組み込んで使ってみると,以下のことが分かります.

1.糸鳴りが大きくなる.

トルザイトリング搭載のロッドはキコキコとリーディング時に糸鳴りがかなり大きくなります.
故にアジングやメバリング,トラウト,その他シーバスといった比較的繊細な釣りでこの糸鳴りが嫌いな人はトルザイトリング搭載のロッドは使わないほうがいいと思います.
トルザイトリングの出始めの時期,私も新しもの好きで飛びついて使ってみましたが,当時の私は音鳴り大嫌い派だったので,すぐに手放しました.

2.でも感度は良い

これはジギング特に深場でのジギングをトルザイトリング搭載ロッドを使ってやってみた感想なのですが,糸鳴りや,糸ノイズはかなり大きいものの,その分なのか?感度は格段にアップします.SICと比べると雲泥の差です.
表現が難しいのですが,その糸鳴りのノイズで感度を上げている.そんな感じがします.
糸鳴りはただのノイズで不要なものだと思っていたのですが,考えが変わりました.
トルザイトでしか感じられないことはあります.情報量は多ければいいのか?と言われると必ずしもそうではないので,適材適所が重要かと思います.

ということで,感度と糸鳴り,この相反するようなメリットとデメリットについて,自分の中でどれだけ取捨選択できるか?でどういうガイドを使えばいいのか?というのが見えてくると思います.

ちなみに,ちょっといいところどりなセッティングは一番負荷がかかるトップガイド,次いで負荷のかかるベリーガイドをSICにして,中間をトルザイトにすることにより,オールSICをよりは感度を上げて,オールトルザイトより糸鳴きを減らすというガイドセッティングもアリだと私は思います.
BEATなんかはトップSICを使って残りトルザイトなど,独自のガイドセッティングです.

人によって,何が良しで何が悪いかは変わると思いますから,要は特性をちゃんと理解して自分にあったガイドを選ぶ.これが大事なんだと思います.
たんに否定するだけ,肯定するだけなら誰にでもできますから.

よく考えてガイドセッティングを選びたいものです.

でわ.




2017年10月23日月曜日

中深海〜鷹島へ一泊二日でジギングへ

どうもです.
10月上旬の釣行記更新します.

この日は芦北の第八恵比須丸にお世話になって一泊二日で釣行に出かけました.

ブログ
https://ameblo.jp/dai8ebisumaru/
HP
http://www.8th-ebisu.com/top.html

前線の影響で予報がコロコロ変わってましたが,なんとか一泊二日で行ける感じでした.

初日は鷹島方面が厳しい予報だったので,甑沖の中深海へ.

中深海の前に150m前後で腕ならし.
大型の魚は期待できませんが,狙える魚種も豊富で楽しめます.

色々なポイント,魚種に応じて楽しみ方もいろいろで,私の場合,こういうポイントだと水流変化から魚の近寄りを感じることを楽しんでいます.

潮もタルく素直なので,ジグを落としているとき,シャクっているとき,微妙な変化がラインから伝わってきます.この微妙な変化から魚の近寄りを感じて狙ったジャークで食わせる.

見た目以上にテクニカルで楽しい釣りです.差も出ます.

1流し目から魚が当たってくれて,狙い通りのチカメキントキ.

カンパチやマハタを狙っているときのチカメキントキなんかは外道ですが,本命としても狙って面白いターゲットだと思ってます.
特に食う前のまとわりつきがわかりやすい魚なので,そういう経験値を上げていくのには適していると思います.

その後もチカメやら,謎のモンガラ?やら釣れて,船中もポツポツ色々とあがったので,移動.


中深海ポイントへ.


ポイントは200m〜300mぐらいで,クロムツ,アラ,アカムツ等が狙いです.
この日の潮はちょっといつもと違ってアラが食うような潮でもなく,アカムツは狙いやすい潮かなとおもったのですが,なかなか難しかったです.

魚探に上がった反応も無く,上までほとんど追いかけてこない難しい感じ.
反応の無い地形を打つような感じで,クロムツがぽつりぽつりとヒットしてくれました.


あとは恒例のユメカサゴ.

非常に美味しい魚なので,おみやげに何匹か釣れると非常に嬉しいのですが,釣り人からは嫌われてますよね・・・.なかなかかわすのが難しいです.

中深海の反応が良くないので,少し浅場も見に行くことに.
ハタなんかを狙ってみますが,反応とは裏腹になかなかかけきれませんでした.
極小レンコやマトウダイなんかも釣りました.

難しい日は何やっても難しいんですが,こういう日こそ大事にしたいと思います.
状況が渋くて釣れなかったというのはあまりに自分の腕を過信しすぎだとおもいます.
シブい状況でも魚を出していく腕が欲しいです.

最後は中深海に戻ってクロムツを少々やりました.


アカムツの顔は見れず.
甑沖の中深海も色々ポイントがあり,今回はアカムツが難しいポイントでした.
こういうポイントでもアカムツを出せる腕も欲しいですね.

私が1回,船中なんかいかハリハズレがあったので,もしかしたらかかってたかもしれませんけどね・・・.

夜は甑に宿泊.
居酒屋,漁火で飲み会.
これがまた面白い(笑.

この日はぐっすり寝て,次の日は鷹島です.

ちょっと早めに鷹島に到着して入ったファーストポイント.
1流し目.
これがこの日の最大の見せ場でした・・・.
着底から数シャクリ,落とし直し,からの数シャクリでドンっと重いアタリ・・・.
一瞬フックアップしましたが,すぐにハリハズレ.
ジグを確認すると,新品のジグに薄っすらと歯型.
ちょっと食いミスした感じでした.歯の間隔から推測すると結構大型の根魚だと思います.

その後,流し返しますが,アタリっぽいのが1回あって終了.

そこから2枚潮に悩まされながらもハチビキの猛攻.
潮変わりのタイミングがあればチャンスかなと思いましたが,永遠に一方通行の二枚潮で状況が変わることはありませんでした.

浅場に逃げれば何かしら釣れたんだろうとは思いますが,船長に頼んで魚が来たら20kg,30kが狙えるようなポイントでの流しを貫いてもらいました.

デカイ魚はいたと思いますが,なかなか釣り上げることは出来ませんでした.
鷹島でデカイのが出るのは11月ぐらいまでだと思います.
今季あと何回かチャレンジしたいところですね.

最後は300mラインまで流してもらって,ユメカサゴ(笑.

そんな感じで腕のせいであんまり魚は釣りきれませんでしたが,今後の課題などを見つけられた非常に楽しい釣行でした.


釣果:クロムツ×3,ハチビキ×4,ユメカサゴ×4,チカメキントキ×2,マトウダイ,レンコダイ...など






2017年10月20日金曜日

フィッシングショー2018の目玉予想と日程

台風ですね.
私は本当は今頃,奄美大島からビッグディッパー(斗南)でGTをやっている予定だったのですが・・・台風で残念ながら中止.
次に行けるのは何年先になることやら・・・?
という感じでしょぼーんとしております.

今週末も釣行チャンスがあれば行きたいところですが,台風,おとなしくしておいた方が良さそうですね.勢力も強いですし.

ということで,屋内的な話題として毎年恒例,フィッシングショーの目玉予測やりたいと思います.

その前に・・・・
来年各地で行われるフィッシングショーの日程と場所についてご案内します.

ジャパンフィッシングショー2018


日時:1月19日,20日,21日
場所:みなとみらい パシフィコ横浜

フィッシングショー大阪2018


日時:2月3日,4日
場所: インデックス大阪

名古屋ルアーフィッシングフェスティバル

KEEP CAST 2018


日時:3月10日,11日
場所:ポートメッセ名古屋

西日本釣り博2018


日時:3月17日,18日
場所: 福岡 西日本総合展示場


今年は二年に一度ある昨年から復活?した西日本釣り博もあります.
昨年は結構盛況だったみたいなので,来年も盛況であれば良いなと思います.

こういうおまつりごとは釣行を優先するがあまり,行ったこと無いので,雰囲気などもよく分かってませんが,一度ぐらいは行きたいなぁと思っています.
行ったから何か変わるものではないとは思いますが.

フィッシングショー2018の目玉

これ何になるでしょうか?
色んなメーカーが出展されるので,どこのメーカーにも目玉はあるかと思いますが,注目したいのは2大メーカー,ダイワ,シマノのリールです.


ダイワ

去年,ダイワでは17スティーズ,17イージス,17セオリー,17モアザン,17モアザンLBD,17月下美人AIR,17月下美人EX,17紅牙EX,17Xファイア,17ソルティガBJなどが発表されていました.

個人的に注目しているのは,16年発売のセルテートHDにも採用されているモノコックボディ構造です.17ソルティガBJや17モアザンの3500番などにも採用されていることから,今後,モノコックボディ構造のリールが大型リールで増えるのではないかと思っています.ソルティガはキャタリナにも採用されるかもしれませんね.
もしくは小型リールもモノコック化が進むのか?というところに注目したいです.

気になるのはイグジストでしょうか?
2015年発売なので,そろそろ?という気もしますが,イグジストはその前は2005年発売で,10年の歳月をかけてモデルチェンジしたリールです.わずか3年で新しいリールを出すとは思えないです.

ダイワのリールはモデルチェンジ時期が非常に読みにくく,難しいところもあります.

個人的な予想としては,来年の目玉はここまでの流れで言うと,エメラルダスEXが来るんじゃないかなと思ってます.
エギングはまだまだ人口が多く,人気な釣りというイメージがあるので,このあたりを攻めてくるんじゃないかなぁと.

ベイトリールに関してはモデルチェンジ期間がかなり長いのでこれと言って,目ぼしい,新しい機種は出ないんじゃないかなと思ってます.今年はソルティガBJなんていうのが量がの後継機種として出てます.
ジギング的な視点で予想すると,ソルティガ(ベイト)のもう少し大きいところが出るんじゃないかなぁと思ってます.シマノはジガー3000があるので,それぐらいのキャパのものを対抗馬として出してくるんじゃないかと.

なかなか予想は難しいです.
超個人的な意見としては,マグシールドをやめてくれたら,ダイワも購入候補に入るのにな・・・・と思ってます.あとは売ってくれないパーツがいくらかあるので,そのあたりも自分でメンテナンスするアングラーにとっては負の部分かもしれません.

シマノ

シマノは去年は17ツインパワーXD,17コンプレックスCI4,17アルテグラ,17エクスセンスDC,17セフィアCI4+,17フリーゲン,17カルカッタコンクエストBFS,17スコーピオンDC,17クロナークMGL,17炎月,17グラップラー,17バルケッタ・・・・などなどこちらも色々とリールを発表しました.

個人的な去年の予想ではCI4シリーズが入れ替わるんじゃないかなぁと言っていたので,その予想はあったのですが,他の予想はズタボロでした(笑.
※ただしエクスセンスCI4+だけ17エクスセンスが出たからか発表されていません・・・.

ツインパワーXDなる斜め上の製品を出してきまして,なんぞ?と思った次第です.
さらには先月,サステインなるほぼツインパワーXDと同等のスペックで価格が安い物も発売されました.

来年・・・どうなるか・・・全然予想がつきません.
ステラは14年発売ですから,シマノの開発スピードであれば,そろそろモデルチェンジしてもよいか?と思うのですが,モデルチェンジしないといけない場所があまり見当たらないところ.さらなるMMギア化を進める,とか防水性を上げるとか,そういう話になってくるのかなと思ってます.18ステラはもしかしたらでるかもしれないなというのが正直なところです.※18ステラが正式発表されました!

謎のXDシリーズから予想すると,もしかして,斜め上から18ステラXDなんていうのが出てくる可能性もあるのかなと思ってはいます.

ツインパワーXDはツインパワーの名を冠しながらも,マグナムライトローターを搭載していています.
個人的にはステラボディでマグナムライトローターを搭載したステラRみたいな製品が出ないかなぁ?とヴァンキッシュが発売された当初から思っていて,もしかしたら,ツインパワーXD,サステインと来ている流れは,マグナムライトローターを搭載して,さらにはカーボンクロスワッシャをドラグプレートに採用したステラを出す布石なのでは?と勘ぐっています.

また,前にも書きましたが17エクスセンスCI4+は出ていないので,18年に出るんじゃないかなぁと予想しています.

スピニングリールに関しては,ステラがモデルチェンジしない限り,革新的な構造を持ったリールは出てこないと思います.

一方でベイトですが,フィッシングショーでは発表されなかったものの,いきなりオシアジガーがモデルチェンジをしたりして,全然行方が読めない状況です.
ジギング用の大きいベイトリールを出して欲しい気持ちもありますが,たぶん売れないんでしょうね.ラインナップからことごとくなくなっています.
ジガー4000,5000,ジガーLD,トルサ,・・・このあたりが出て欲しいと思うのですが, 難しいでしょう.
モデルチェンジ時期といえば,オシアカルカッタやカルカッタあたりが出てきてもおかしくないなとは思っています.

昔と違って,最近のリール事情はなかなか読みにくい状況です.
それだけ成熟してきたということかなと思っていて,新製品だから飛躍的に性能が向上する!ってこともなくなってきているように思います.
つまり,いつ買ってもだいたい同じ.欲しい時が買い時ってことです.
とはいえ,新しい製品の発売はワクワクするものなので,何が目玉として発表されるのか注目しておきたいと思います.

でわ.





2017年10月18日水曜日

欲しいものリスト公開します

どうもです.
手抜きします.

来月ぐらいからブログ以外のプライベート(主に仕事)が忙しくなりそうで,なかなかブログ執筆に割く時間が無くなりそうです.

色々書き溜めている小ネタもありますが,まだまだまとめる時間が必要なので,早々に公開できそうにありません.

ということで,ちょこちょこ手抜きっぽい記事が年末ぐらいまで増えます.ご容赦ください.

今日は手抜きとして,自分が今後欲しい物(釣り関連)を列挙していきたいと思います.
書き出してみて,だいぶ自分でも道具が揃ってきていてそれほど欲してないんだなと思っているところです.
出費を抑えて釣行費用に回したいです!


ロッド

ディープライナー マニアフェローズ 50 (その他も検討中)

ビート プロパゲート BLX 5番 4番

ASS Restoring force (未発売)

シーバスロッド何か(いいのがなかなか無いんですよね)

キャスティングロッド色々(ZENAQのトビゾーが気に入ってます)


ロッドについては,ジギングは1kgぐらいをいい感じにしゃくれる竿を探しています.
マニアフェローズ55は300mの800gぐらいでも操作感は良好なので,50ぐらいがちょうどいいかなと.
プロパゲートのBLXは中深海用に・・・このまえ不慮の事故で中深海の竿がなくなってしまったので.
あとはアングラーズサポートサービースが竿を発売するようなので,それも気になってます.

あとはほぼついでなのですが,シーバスロッド,GT,ヒラマサ,マグロ用のキャスティングロッドがほしいなと思ってます.
船からのキャスティングはド素人ですが,色々面白そうなことを考えています.もし,GTやキハダ行きたい人がいらっしゃいましたら,ご一報ください.

リール

シマノ サステインC5000XG

シマノ 17オシアジガー1001HG

Accurate BVシリーズ何か(BV2-600NLが濃厚)

Accurate部品の予備


リールはほとんど揃ってるのですが,小さい番手をもう少し欲しいかなと.
最近カヤックではベイトばっかり使ってますが,ベイトを使えば使うほど,スピニングの有用性も感じます.
そこで最近出たサステインを買おうかなと.
サステイン,ツインパワーXD同様,発売後,全く話題に上がりませんが,コスパ非常に高いリールだと思います.
あとは,オシアジガーと1000番を中深海用に買おうかなと.アカムツ狙いのみに特化した感じで仕上げたいなと.
Accurateはいつ壊れてもいいようにパーツが色々欲しいです.
パーツも共同購入しようと思っていまして,もし,購入希望の方がいらっしゃいましたらご連絡ください.
新しいBVシリーズも1個ぐらい使ってみたいと思ってますが,知り合いが何人か買ったので,そのあたりのインプレも聞きながら考えようかなと.


ジグ

色々(書ききれないです


ジグも色々と発売されてきてますね.
買うのもいいですが,作ってみようかなとも思ってます.時間が・・・.
とか思ってましたが,最近の時化続きもあり,ちょこちょこ開始しようかなと思ってます.

その他

リングスター ドカットD-4600 限定フルレッド

(今年の発売のはずですが,何処にもないです・・・売っているところをご存じの方はご一報ください

ヘビースパーク(ハリです,色々なサイズ揃えないと・・・

プライヤー色々

オーシャングリップ(カヤック用

JMO SP-1(予備

アクションカメラ

ウェア類色々


このあたりは色々です.
D-4600のフルレッド・・・探してるけどなかなか無いです.
オーシャングリップは1個持ってますが,もう一個ほしいなと.
プライヤーも色々試して,今に至ってますが,ヘタってきてるので,書い直し時期かなと.
昔使ってたアクションカムが壊れて今動画が撮れないので,新しく買って動画も投稿していこうかなとか・・・.

そんな感じで,今欲しいものリストを公開してみました.
お金無くて困ってます.


2017年10月16日月曜日

カヤックで短時間勝負!も撃沈

どうもです.
10月上旬のカヤック釣行記更新します.

この日はカヤックで釣りに出かけました.
朝から行く予定だったのですが,どうも体調が優れず(寝不足?),十分に睡眠をとってから,昼過ぎから浮いてきました.

風の方はベタ凪.無風〜3mまで.
現地に着くと,予報より吹いていましたが,これはビル風みたいなもんで,ここ以外は吹いていないようです.

準備をしていると,そういう風も収まりました.

だいたい浮いたのが13時過ぎなので,短時間勝負.

この前ヤラれているので,今回はタックルが色々と万全になってます.

この日はいつもより潮が早く,こういう日って意外と出ないんだよねぇと思いながらも,潮変わりのタイミングでの一瞬の時合に期待します.

出艇場所近くをちょっと確認していると・・・
ベタぞこでモゾっとしたアタリ.
正体は・・・ウツボ・・・

ということで,移動.時合までB級ポイントを流していると,アカハタ.

ちょいマシなサイズでした.

その後,時合まで少々開拓.
海図,海底地形図と実際の海はかなり乖離があるので,常に疑って走り回らないとイケマセン.

その間に何個かポイントを見つけましたが,潮向きが逆なのと,反応はイマイチなので,またの機会に〜という感じ.

その日反応が薄いからといってポイントを見切るのはよくないと思ってます.
いい地形だなと思ったら何回か,潮向きや潮回り,季節が変わったタイミングで来てみるべきだと思ってます.

実際,前回ヤラれたポイントも見つけたときは大した反応は無くて,1流しぐらいしても何も当たらなかったポイントなんですよね.

で,今日の潮ですが・・・オカシイ.
基本的に上げ下げに敏感に反応する場所ではありますが,潮変わりが急すぎてガチャガチャしています・・・.
ほんとうは緩む瞬間,走り出しの瞬間を狙っていたのですが,一方方向へ2ノット近く走ってたかと思うと,潮目でぶつかり,逆方向へ1ノットぐらいで流れる.
潮目は大変なことになってます.

ちょこちょこ釣りもしていて,ヤガラ,イトヒキアジを追加

ベイトの反応はまったく無いですが,実績のポイントを流してみるも・・・やはりアタリは無し!

結局,魚探の反応と釣果,アタリの多さって相関関係あるんですよね.
食う反応,食わない反応っていうのはある程度あるなぁと思ってます.
だからこそ無駄撃ちせずに釣れる反応を探すっていうのも大事かなと.

しかし,まぁ,この反応で食う!?!?
というときもあるので,反応がないから流さない.というのもこれまた間違いで.
どこをどう流すかというのもまた難しいものです.

結局,本命ポイントの潮は良くならないまま,別のポイントでアカハタを釣り


最後はキジハタポイントでキジハタつまみ食い.


食べてもいいサイズと判断してお持ち帰り.前回逃しちゃいましたからね.
4日寝かせて食べましたが,4日程度じゃ甘みがマダマダですね.
キジハタも10日ぐらいは寝かせないと.

って感じで沖上がりしました.

毎回毎回,デカイのが釣れるってわけでじゃないところも面白いところです.
潮読みもマダマダ・・・.

やっぱり昼からだと時合に当たらなかったりして,不完全燃焼しますね〜.
浮くなら朝から浮きたいです!

秋にあと何回かいけたらいいなぁと思ってます.

※そういえば,狙いはしませんでしたが,芭蕉カジキの捕食を2回目の当たりにしました.あんなバカッぱやい上潮で捕食するイメージが無かったので,新鮮でした.

釣果:アカハタ×2,キジハタ×1,アカヤガラ×1,イトヒキアジ×1,ウツボ×1

でわ.




2017年10月13日金曜日

自己流,自作アシストフックの作り方を紹介します

たまにご質問いただく「アシストフックの作成方法」

昔,実は記事にしたことがあって・・・.
それとほとんど変わってないのです.

ちなみに自己流と書いていますが,よくある一般的な作り方です! 

私なりの工夫は何もないです! 

※最近はこのシステム以外も色々試していて,そのうち前後フックはシングルにしようかなと考えています.が,今回はダブルでご紹介します.

それでもよければご覧ください.

まず,アシストラインですが,ザイロンノット12号〜30号を使用しています.

小物釣りではPEラインやテクノーラも使いますが,カンパチ,大型根魚狙いなら後悔したくないのと,ずっと使ってきて慣れている,信頼性も高いと思っているのでザイロンノットを使用しています.

次に,フックですが,私が好きなのはshout!のスパークです.

色んなハリを使ってきましたが,このハリ,焼きが強く,細い割に曲がりにくい,TCコートなら刺さりも良い,大きいサイズがある等々,個人的にはジャストなフックです.
特に重要なのは大きいサイズがあることです.私のメインは5/0です.
大型ジグを良く使うので,バイトがあったときにフックポイントが少しでも出てる方が良いと思っているので,デカイハリが必要になってきます.
最近,ヘビースパークというスパークの線径が少し太くなったフックが発売されたので,それもちょっと使ってみようかなと思ってます.
他に使う針はダブルバーブ,チューンド管ムロなどを使っています.

リングですが,ASSのSUSリング,カルティバのソリッドリング,土肥富のWAOを使っています.一番使うのはカルティバのソリッドリング内径5mmです.

コシを出すために中に仕込むフロロラインですが,4号〜10号ぐらいをその時々に合わせて使っています.一番使うのは8号です.


他に必要な道具ですが,
・ニードル
・セキ糸(私は使い古したPEライン2号を使用しています)



・熱収縮チューブ&ライター
・瞬間接着剤
・バイス

そんな感じです.

まず,完成形はこんな形.

よくある形で,薄手の熱収縮チューブをかぶせています.
こんな感じのよくある形,基本的には2フックの地獄針仕様にしております.
リングからフック先端までのアシストラインの長さは3cm〜4cm ぐらいに調整してます.
ジグに合わせて長さを選びます.

作り方について説明します.

1.アシストラインを適切な長さに切ります.
だいたい10cm〜14cmぐらい.

2.ザイロンノットの中芯を抜きます

3.フロントフックはコシがあったほうがトラブルが少ないので,フロントならフロロを中芯の代わりに入れます.リアでも3号〜4号ぐらいのラインを入れることもあります.

4.片側からニードルを差し込み,適当なところで抜きます.

5.リングを挿入して,ニードルの先端にもう1つの先端をかけて巻き込みます.

6.もう1つ同じ要領で作ります.
7.余分な部分をカットします

8.それぞれのアシストラインにハリをつけていきます.

9.いいところの長さでハリをアシストラインに刺します.

10.これをハリのチモトまで持ってきます.

たまにハリをアシストラインに刺さずに,そのまま巻いている方がいらっしゃいますが,大物の場合,アシストラインがスッポ抜けることがあります.

11.アシストラインが針先の方から出るようにして,PEラインで巻いていきます.



この時,かなりきついテンションで巻いたほうが良いと思います.
エンドはハーフヒッチを数回やっておけばよいかと思います.

12.瞬間接着剤をつけすぎないぐらいつけて固めます.

瞬間接着剤の硬化時間ですが,ある程度固まるのは速いですが,30分〜1時間ぐらい置いたほうが本当の強度が出ていると思います.

13.もう片側はフックの先端が互い違いになるように作ります.

14.熱収縮チューブをかぶせて,ライターでかるく炙って収縮させます.

15.完成.

これぐらいのサイズ感です.(フックはTCスパークの5/0です)

管付き針ではない場合の私のアシストフックの作り方はこんな感じです.
管付きのハリはちょっと作り方が違います.

この方法で,ちゃんと作っていれば,トラブルがあったことはありません.

アシストフックはいろいろな作り方があって,私のこの作り方はめちゃくちゃめんどくさいほうだと思います.ですが,基本に忠実に,そしてなにより今までトラブルレスでやってきているので,この方法で作っています.

何かあればまたご質問ください.
よろしくお願いします.

でわ.


2017年10月11日水曜日

Garmin Echomap CHARPへの不満,問題点?


echomap charpに不満なところ

ということで,魚探シリーズ.

LOWRANCEからGARMINに変えると劇的に釣果は変わるのか?
と言われると,正直そこまで変わらないと思います.
魚探で釣果はさほど変わらない・・・.

なら何が変わったのか?
魚が釣れた時,魚を見つたとき,より自分自身で納得の行く理由が考えられるようになった.
これに尽きると思います.またこの話は後日するとして,今日はこれまで持ち上げてきたGARMINにも不満なところはありますよって話を書きたいと思います.あくまで,「現時点で」少し不満に思っているところになります.

私の使用環境と使用機材を載せておきます.

魚探:ECHOMAP CHARP 92sv
firmware:4.10
振動子:GT-41 TM
振動子マウント方法:ポールにて海中に露出(一番感度は良い)
使用船体:カヤック

また,毎度のことですが,これはあくまで私個人の「感想」です.
普遍的なことではないので,人が変われば意見も変わるをご理解ください.

それでは行きましょう.


1.ソフトウェア的なバグがまだ残っている.


これは今後のファームウェアのアップデートで改善していくことを期待していますが,まだまだバグのようなものが残っているなという印象です.

初期のファームウェアから比べると,今のファームウェアは確実にバグが減ってきているので,GARMIN側も認識してるんだなぁと思っているところです.

例えば・・・
私はよく魚探のマニュアルズームモードを使うのですが,通常魚探の画面で拡大しようとすると,何故かClearVuが拡大されるとか,ある条件を満たすと,一定倍率以上に拡大できなくなったりとか・・・.
他にもオートズームモードにしているのになかなかオートでレンジが切り替わないとかもあります・・・.
オートズームの場合,一度HOMEにバックして,もう一度入り直せば,適切なレンジにしてくれるので,大したことはないのですが,こういう些細なバグがあります.
とはいえ・・・いずれも致命的なものは初期のファームウェアに比べると改善しているので,使っていくぶんにはそれほど問題になることは今のところありません.

わりと頻繁にファームウェアはアップデートされているので,今後に期待します.


2.ベイルマウント,振動子端子がチャチい

92svはベイルマウントになっていて,魚探本体と振動子,電源のケーブルはこのマウントを介して接続されます.
このマウントが結構しょぼい・・・.それ本当にちゃんとはまってるの?と最初思ってしまうぐらいです.
魚探本体との接続ピン,接続端子も細くて頼りない感じです.
また,電源については4ピンなのでそこそこ太いピンでしっかりしているのですが,魚探はサイドビューも使えるものは12pinなので,ピンがかなり貧弱,すぐ曲がります(曲げたことあります)し,接触面積もあまり確保されずに通電不良が起こりやすいです.腐食も起こりやすいようで,毎回ちゃんとメンテしないと青錆がわきます・・・.

1度,変なトラブル(振動子を認識しない)が起こった!という記事をあげたことがありますが,この原因,「通電不良ではなく,電圧降下ではないか?」とコメント頂いていましたが,おそらく通電不良だと思います.試しに,振動子をつけない状態で,振動子ピンのいくつかをショートさせてみると,全く同じ,”Unsupported Transdcer Connected”のエラーが出ますし,試しに振動子の1つのピンを不通にした状態で,接続しても全く同じく,”Unsupported Transdcer Connected”のメッセージが出ます.
実はあの後,ちょっとメンテをサボって一回海に行った時に全く同じエラーが出たんですね・・・.
それで色々調べていたら,どうやら通電不良,接点不良だということが分かりました.
他の要因でこのメッセージが出ることもあると思いますが,あくまで私の場合はそうだったと結論づけます.
したがって,毎回,接点復活材などでちゃんとメンテするほうが良さそうです.
カヤックの場合は完全に露出させて使いますし,海水もかかることがおおいです.毎回取り外しますし,ケーブルの抜き差しも頻繁です.備え付けではないので.
船でキャビンがあるものであれば,そこまで頻繁なメンテは必要ないのかなと思います.

あと,ベイルマウントの小ねじがすぐ錆びます(笑.
せめてステンレスネジ使ってくれよーと思います.




3.3画面までしか同時に写せない

これは分かってて購入したので,不満というわけではないのですが,SVシリーズはMAP,通常魚探,ClearVu,SideVuがあるので,4画面同時にだせると,かなり良かったのかなとは思います.
ま,出せなくても全然なんとかなってしまうので,出せると尚良かったねぐらいです.




4.Quick Draw Contourのレコーディング時にDepth Range Shadingが使えなくなった?

これは私の設定なのか分かりませんが,初期ファームウェアではQDCで等深線作成時にもDepth Range Shadingによってレンジごとの色分けがなされていたんですが,最新ファームに変えてから,レコーディング時は緑一色になってしまいました.
まだ設定をいじってないので,分かりませんが,もし,レコーディング時は一色だけということになってしまっていたら改悪だと思います.


※2017年10月13日加筆
QDCのSettingの中の「Survey coloring」がONになっていると,Depth Range Shadingが効かずに,QDCの品質を色で表示するようになるようです.
QDCのレコーディング中もDepth Range ShadingをONにしたい場合はこの項目をOFFにするとOKでした.



5.深場のQuick Draw Contourはもう少し細かく等深線をしてもいいんじゃね?

QDCは30cm刻みの等深線を!とよくコマーシャルされてるんですが,30cm刻みの等深線を作るのは50mまでです.
50m〜100mは1m毎に等深線を作成します.そして100m以上は2m毎の等深線作成となります.
QDCの原理的に深い場所での詳細MAP作製が難しいのかもしれませんが,200mぐらいまでは1m刻みの等深線でも良かったんじゃないかなぁと個人的には思います.



ということで,最後の方はわりとどうでもよい不満でしたが,ベイルマウントをもう少しなんとかしてくれれば,完璧な魚探じゃないかなと個人的には思います.

でわ.


2017年10月9日月曜日

ブレイク頻発・・・悔しいカヤック釣行記

......どうも45です.

この記事を更新するのが恥ずかしいぐらいの失態をやらかしました.


カヤックを初めて約3年.
もうそんなに経ったのかとブログを見返してそう思ってしまいました.
出艇頻度はそれほど高くないものの,飽きない程度にコンスタントに出艇出来ているのかなと思ってます.

3年の中で自分の明らかな不注意やフグ以外でのラインブレイクは1件ぐらいしか記憶になく,すべてが想定内でした.


ついに,この日想定外が起きました.
いや,正確に表現すれば,ある程度想定はしていたけれども,甘かった.
そういうことになります.

そう.ブレイクの頻発.
3発ヤラれました.

1匹は青物・・・
もう2匹は根物・・・(たぶん1匹は◯◯,もう一匹は分かりませんがおそらく・・・◯◯◯◯

誰かが言っていた「ヤラれてからどうするかですよ.」
そうですね.また同じことをしていてはどうせまたヤラれます.
この反省を次に活かしたいと思います.

久しぶりにシビレました.

カヤック熱超最熱です.


あの海域で,あの魚を捕りたい・・・・.そう思ってます.
やられたらやり返す,倍返しだ!!

という感じです.

だけど,無理はご法度なので,安全は守りながら行きます.当たり前ですけど.

という長い前置きが入ってからの,本題になります.

この日は友人と一緒にとある海域へ.
といっても横で釣りしてるわけではなく,同じ海域の見える範囲ぐらいで別行動です.
2人なら安心!なんてことはないのですが,1人よりマシなことは明らかです.

で,日がだいぶ登ってから出艇.
この日は朝一は風がちょっとだけありますが,昼から無風予報.
無風予報がなければ,基本外洋には出ません.

とりあえず出艇場所の近くからやってみます.
潮がほとんどなく,風だけで流されるような状況.

今日はプラグも持ってきてますので,ブラグを色々投げてみますが,無反応.
本当はプラグ縛りで行こうかとも思ってましたが・・・.
やっぱりジギングしたくなって結局ジギングメインに.

等深線をガンガン作りながら,地形を把握しつつ,釣りをします.

個人的な勝負は無風になるぐらいの時間からかと思ってました.

とりあえずお決まりのアカハタを1匹・・・・.

その後はラシイ場所やラシイ反応に入れてみますが,アタリは無し.
いろいろなものがあってないんだろうなぁと思いつつ,よく流すあたりの地形を把握するために,走って等深線を更新します.

そうこうしているうちに,少し風が収まってきたので,移動.
友人と合流すると,ヒラゴを仕留めていました.いいなぁ.

私は移動後,1流し目でちょっといい魚があたりましたが,バレ.
スレだったかも?

移動先はどこ行ってもベイトばっかり.
ベイトしか居ない・・・・.

この場所は餌が多すぎていつも難しい場所なんですよね.

っぽい反応に入ったところで,パタパタっとヤズが2本・・・・.

狙ってるサイズではないんですが,青問釣れると面白いですね.

カヤックジギングの醍醐味は常に魚探を見れるので,魚探の反応と自分のシャクリ,狙う層など,戦略的な釣りを展開できることにあると思ってます.

とりあえず,ブログ用にアカハタとヤズの写真を撮ったので,また流したこと無いポイントを見て回ります.
・・・・反応はあれどもイマイチ.

アカハタぐらいしか釣れません.

ポイントの形や周りとの地形を考えて,その日,たまたま釣れなかっただけ.
という可能性もかなりありますから,アヤシイ根などは躊躇なくポイントマークを打つようにしています.

ほぼ無風になったタイミングで更に移動.
移動の途中で,いい感じの根を発見.

走り回って根の形状をQDCで把握し,その中に点在する岩にポイントマークを打ちます.
QDCは細かい岩までは等深線として表示しないので,小さい岩などはマークを打つことが大事です.

で,1流し目からアタリ.アカハタですが・・・・.
速攻でジグを入れ直して・・・・アカハタ・・・・.

ここまでアカハタが連発するのは時合が近い,もしくは時合の証拠です.

次の流しで,オオモンハタ!,さらにキジハタ!

ですが・・・・どちらも写真を撮ろうとしたら暴れて逃げました.

フィッシュグリップで確保せずに横着してたらこのザマです・・・.
キジハタは結構良型だったので,食べようかとも思ったのですが,仕方ないです.

次にアカハタが釣れて,このポイントは見切り.
タイミングしだいでは面白そうです.

で,時合っぽいタイミングで,以前来た時に見つけて目をつけていたポイントへ.

ゆるい二枚潮・・・・.
上と下が真逆に流れてます.
まぁ,やりにくいですが,やれないわけではないです.

ここではでかいのが来ると思ってラインはなるべく立てます.
この前,斜めの方が食うことはあるとも書きましたが,根魚なら立ててたほうがかかってから有利なので.

で,ドンピシャ反応に入ったところで強烈なアタリ.からのダッシュ.

これはイイ青物.ちょっとやり取りをしますが,元気良すぎて結構走られます.
巻けない・・・・ってほどのサイズではないですが,巻くときはかなりの重量感があります.
この魚,勝ったか?と思った瞬間フッっとテンションが軽くなってブレイク.
スプリットリングの締め切れでしょうか・・・.こんな初歩的なミスをするなんて・・・.
どこか,こんなもんでイイやろ.とタカをくくっていたんだと思います.

・・・・・久しぶりに悔しくて叫びました.(誰も居なかったはず・・・

ここでリベンジ!したいところですが,ちょっと今日の道具立てでは太刀打ちできないサイズがいるということで,スジを変えて,別の魚を狙います.

・・・・・・・次は根をかわすために瀬のキワを流して,かかってカヤックがすぐ深い方へ流れる作戦で行きます.

コースは完璧!

で,ヒット!・・・・この魚が完全に想定外のサイズ.

あたりがあってから大型特有の間.この間がある魚は基本でかいです.
最初,釣られていることに気づかずにのっそのっそ上がってきました.
大げさではなく.リフトが糞重いです.
根物確定です.

で,遂に釣られたことに気づいて,それほど早くないけど,重たい走りでジリジリドラグを出します.
ドラグ値は5kg〜6kgに設定してます.

やばいけど根はないはず・・・.はず・・・
と思っていたんですが・・・・.
100mぐらい流れたところに・・・まさかの根.

「あっ」っとおもった瞬間に入られました.
底の方で一進一退の攻防をやっていたんですが,相手のほうが全然勝ってました.
根に入られてからもちょっと頑張ったんですが,最後は根ズレでブレイク.

・・・・これが噂に聞くオバケなのか・・・・?
リフトした時の重さが尋常じゃなかったです.
正体はウスウス気づいていましたが,これ,ほぼ確実にあの魚だと思います.
遊漁船からのオフショアフィッシングでも捕るのが難しいやつ.
ちかくの磯では大型があがってる地域ですしね.やっぱり居るんだなと思いました.

こいつはいつかリベンジしたい!
どの魚なのかは釣ってから証明したいです.
釣り上げなければなんの説得力もないですよね.

で,このポイントは2発もブレイクされてるので見切り.

絶対次こそ捕る!と思ってポイントをかえます.

ブレイクされたポイントよりは根がきつくないポイント.
ここなら・・・ワンチャンスあるのか?
と思いまして,ここも根の形状を正確に把握して流し始めます.

1流し目では当たらず,いくらか流し返しいると・・・・.

ちょっと上で強烈なアタリ・・・.


上で掛けれたので,これは捕れる!と思ったんですが,これもデカイ・・・・.
ですが,こっちも巻けずに走らせないようにします.
これはたぶん,私が1匹は釣りたいなぁとブログで書いてた魚だと思います.
リフトした感じと走り的には私が釣りたいと言っていた魚.

ここでは結構粘れて,勝ったんじゃね?
ってかんじでじわじわ浮きはじめたところでの・・・・ブレイク.

は!?!?!?!?!?

って感じで放心状態.

回収してみると・・・リーダーのさきっぽがボロボロでした.
・・・・これ飲まれてましたね.
それでああいう引きだったんだと納得.

まぁ,こんな感じで3連発やられて,もう心はズタボロです.
ブレイクされてからはいっとき釣りを辞めて漂流.

色々考えた結果,今日の装備,タックルでは捕れない.
いや,「今日の自分のスタイルなら捕りきれない」と思ってそのポイントをあとにします.

いる場所は分かりました.
この場所にいいタイミングで入れば,次も釣れるはずです.
場所を不用意に痛めるのはよくないです.

・・・・3匹も手負いを作ってしまって申し訳ないキモチでいっぱいです.
すべてバーブレスなので,外れてくれればいいですが,最後のは飲まれてるだろうから無理かなぁ・・・.

で,最後の最後,アカハタポイントで2流し.

ラストアカハタに癒やされて帰りました.


この悔しさ,一生忘れられない釣行になりました.

と同時に自分の未熟さを猛省しています.

いろんな準備をしっかりしてリベンジしたいと思います.

釣果:ヤズ×2,アカハタ×8,キジハタ,オオモンハタ

※根物狙いを結構やるとだとアカハタの本数がかなり伸びますね・・・・アカハタは帰せないやつも結構いるので,このあたりは考えものだとなと思います.「アカハタ何本釣れるまでは大型の根物狙いをしても良い」など自分ルールを守ってあんまりアカハタを釣りすぎないようにしたいです.

遊泳力の高い根魚を狙っているので,少しでもボトムを切ればまた違うのですが,食いが悪いときなどはどうしてもちょっとボトムの方も攻めてしまいますし・・・難しいところです.


でわ.


2017年10月6日金曜日

鹿児島でジギング界の大御所2人が来店イベント!佐藤統洋さん&東村真義さん

どうもです.

今月,偶然にもジギング界で有名な方の来店イベントが2件あるので,合わせて紹介します.

まずは,

佐藤統洋さん

釣具のポイント谷山店に10/15に来店されてます.
イベントは14時から開始とのことです.
シーフロアコントロール代表の弘田さんもいらっしゃるようです.
詳しくはこちらをご覧ください.

佐藤統洋さんといえば,ジギングの黎明期から活躍されている方で,
ナイロンラインのロングジャークに始まり,スパイラルジャークを生み出して,現在,「スローピッチジャーク」と呼ばれるジャークを生み出した人だと言われています.
どんな話をされるのか,非常に気になります.
去年の5月はじめて鹿児島(本土)に釣りにいらっしゃってからどうも鹿児島にハマられたのか,何回か鹿児島に釣行にいらっしゃっているように思います.

このイベント,佐藤さんの体調不良により,中止になってしまったようです.


次に

東村真義さん

ディーパースファクトリーの社長,遊漁船ディープライナーの船長,年間釣行日数200日オーバーの超現場主義な方です.
この前,室戸にお邪魔した時に初めてお話させてもらいましたが,優しい感じで,話が分かりやすく,論理的に話される方だなと思いました.
色々,釣りについても細かいヒントを貰えました.

こちらは10/29にかめや釣具谷山店に来店されます.
詳しくはこちら
次の日には講習会もあるようですが・・・.もうこのブログ記事が更新される頃には埋まってるかもしれません.
13時開始でトーク時間がめちゃくちゃ長いですね(笑.基礎的な話から濃い話まで色々聞けそうですね.
東村さんも鹿児島へは何回か釣りにいらっしゃっているので,鹿児島の海についても聞けるかもしれません.

私は,どっちの日も釣行予定が入っているので,今のところ,行く予定はない(というか行けない)のですが,もし,悪天候で釣行が無くなったら話を聞きに行ってみようかなぁなんて考えています.

いろいろな人の意見や考えをまずは聞くということは良いことだと思います.
どちらの方も実際にジグを作っている方なので,一般的なプロアングラーとはまた違った,作り手目線での話がきけるかもしれません.

人の話を聞かないというのは問題だと思いますが,聞きすぎるのも問題で,個人的には人の話を聞いてから自分がどう考えるか?ということが重要かと思います.

スロージギングとかスローピッチジャークなんていうジギングは昔からあるジギングと違う!なんか変なやつだ!と思われている方や,まだジギングをやったことがない初心者の方まで色々な方がニュートラルなキモチで参加されるといいのかなと個人的には思ってます.

でわ.




2017年10月4日水曜日

Garmin魚探 SideVuのサンプル画像と使い方を紹介,説明


Garmin魚探 SideVuのサンプル画像と使い方を紹介,説明

ということで,不人気魚探シリーズ.
でも,気になってる人は多いのでは?とくにカヤックフィッシングをやられる方やマイボートを所持していらっしゃる方など・・・.

最近,GARMIN魚探はバスフィッシングの人が注目しているようで,それらしいアクセスもちらほらあります.
バスなんかもやっぱり等深線やSideVuあると便利だと思います.
SideVuは正確にはSideVüとなります.

ClearVuに関しては,一度紹介記事を書いております.

GARMIN魚探 ClearVuの威力 高周波イメージングの利点



今回は

SideVü


そもそもSideVüとは?
サイドスキャンソナーのことなのですが,通常の魚探は真下に超音波を発振するのに対して,サイドスキャンソナーは平たいビームを発振して,点ではなく,線でスキャンしていくモノです.
船が止まっていれば,線でしかスキャンできませんが,船が動けば,線が重なっていって面でみることが出来ます.
通常の魚探は点なので,船が動いていくと,線でみることが出来ます.

海洋調査にも使われている技術で,我々の身近なところでは,長崎県五島沖に沈む潜水艦の調査などにも使われています.
五島沖には24隻の潜水艦が200mラインに沈んでいるようです.いい魚礁ですね・・・.

そのあたり,詳しくは,ラ・プロンジェ深海工学会が詳しいです
http://blog.goo.ne.jp/laplonge

ちなみに,Youtubeに200mの海底に突き刺さっている潜水艦のサイドスキャン映像など非常に面白いものもあります.
魚も写ってるので,完全に魚礁になってます.200ですから,面白い魚がついていそうですね.

さて,本題に戻ります.
SideVüのイメージはこんな感じ.

※EchomapCharpの取扱説明書より.

ということで,通常の魚探だけではみることが出来ない船の左右も見ることができるのです.


SideVüの利点は?

1.真下以外も見れるので,瀬や魚礁が探しやすい

2.魚の群れが居る方向が分かる


とまぁ,そんな感じです.
他にも使い方によっては色々あるかと思いますが.

いくつか,サンプルを取得してきましたので,紹介します.

まずはなにもないオーソドックスな画面で見方を説明します.

上のウインドウがSideVüのウインドウです.
右下は通常魚探.
左下は地図ですが,ここではぼかしてます.

SideVüの見方ですが,情報が最新の情報で下の方は今まで通ってきた後になります.
そして,中心が船の位置,右側が船の右側,左側がそのまま船の左側ということになります.

この画像では特に海底になにか障害物があるというわけではなく,泥地か砂地あるいは砂利と思われます.
泥か砂か砂利かなどは反射率が変わるので,使い込んでいけば相対評価としては分かります.

ここからはいくつかサンプルを紹介します.
まだまだ使いこなせてないですし,いいサンプルは取れてませんが,ファーストサンプルとして見ていただければと思います.

では,まずはこれ.

これはのっぺりした海底にポツンと岩があるような感じです.
ちょっと前に通過した船の左側にその岩があります.
これは岩でしたが,こういう映り方でベイトボールだったりもするので,とりあえず,戻って直上で通常魚探,ClearVüで写せばまた詳細が分かります.
SideVüはあくまで個人的にはストラクチャーや魚群を探すものであって,詳細は魚探,ClearVüで見るのが良いと思ってます.

次です.

こんな感じ.

船の右側はゴツゴツした岩が海底に沈んでいるけど,左側はわりとのっぺりしている感じです.

つぎはベイトの映り方.

魚探を見ていただければ分かりますが,まぁまぁ良い,濃い反応です.
で,SideVüをみてもらうとわかりやすいですが,裾野のほうの反応は船の右側が濃くて,トップ近くの反応はわりと大きく左右にいる感じが見て取れます.

さらにベイトの反応.
こっちのほうが見やすいかもしれません.

通常魚探は200kHzのほうが50kHzより映る範囲が狭いので,50kHzには魚群が写ってますが,200kHzの魚探にはちょっとだけしか写ってません.こういう反応のときは魚群の中心が船からちょっとズレている時に起きますが,これをみて魚群はどっちにいるか分かりますか?

一番大きな瀬に近い魚群は船の左側に居るのに対して,後ろの魚群は右に居た.ということが分かります.


最後に浅場を紹介します.
こんな感じ.


浅場のほうがビーム強度がとれるのと,レンジが浅いので(拡大されたような状態になり),より鮮明に見えます.
これは岩礁帯をみているところですが,スリットがどういう風にはいっているのか?などの情報が分かります.

SideVüも魚探と一緒で,見る側のスキルも重要かと思います.
私もまだまだなので,これから研鑽を積んでいきたいと思います.

でわ.