2018年4月23日月曜日

栄真丸 トカラ北部,薩南沖曽根の日帰りジギング

どうもです.
ようやく4月の釣行記.
4月上旬の釣行記更新します.
この記事を更新している段階でまだ4月はこの1回しか釣りに行けておらず・・・.
モンモンとしています.
しかし,釣りに行かないなら行かないでなにかしら休日に予定があったりして,うまいこと回っているような気もしています.

今回は栄真丸で沖曽根行ってきました.
http://eishinmaru.pya.jp/

本当はトカラ方面へ一泊二日で行く予定でしたが,前日時化,日帰りでトカラの真ん中まで行くのは勿体無い・・・ということで,完全にトカラではないのですが,なんともカテゴライズしにくいので,トカラ北部海域と船長が呼んでいる海域に行ってきました.

以前1回開拓に行った曽根まわり.今回は前回開拓したポイントをランガンで周ります.
新規開拓もしたいところですが,釣果の再現性も大事です.

前日のうねりが残るので,夜明けからの出港.
ちなみにですが,納竿は18時過ぎでした.1日,日帰りで夕まずめまでやってくれる遊漁船なんて鹿児島本土から出港の船なら栄真丸しか無いと思います.この利点はあとから述べます.

朝一,到着すると,妙な潮.
1流し目,立てて流してもらいますが,ラインがかなり船底に入る二枚潮.
上潮は2ノットオーバーです.

幸い,潮と風が逆で,底潮がついてきてない状況だったので,ドテラ気味にして二枚潮を交わします.
こういう流しの場合は,ジグはほぼ真下にあるけど,ラインが大きく膨らむので,強烈なサミング,ヘビーウェイトジグの使用,沈下が速いジグの使用,あるいは引き抵抗が重いジグの使用などが有効的です.

私は120m〜150mに対して600gで対応.
ちょうど真下に落ちるウェイトを探します.
実際,500gだと少し飛ぶけど,600gだと少し残るということで,550gぐらいが正解な感じでした.もちろんジグの種類にもよります.
こういうことをやるためには50g刻みぐらいでジグが必要になってくるんですよね・・・.

で,潮向きもいつもとちょっと違っていて,なかなか魚が当たってこない状況.
ジグはポイントに入っている感じはするので,時合ではないのか!?

なかなか難しいです.

フォール中,ガツガツと当たってきて乗らないのが数回.
ずーっとついてきているっぽくて,上げの動きで一発で食いました.
正体はスマ.

美味しいお土産.

私は午前中これ一本.

ちょっと深場で船中はクエが上がりました.

潮が少しいつもの向きに代わりつつある状況で,少し浅場を確認へ.
ここの浅場は基本的に1kg〜5kgぐらいまでカンパチはほぼ居るのでお土産釣り的な要素が強いです.

浅場でヒットがありましたが,途中で外れてしまいました.
でも,カンパチじゃなかったです.正体は!?たぶん・・・あとから釣れたあの魚.

次の流しでもヒット.
これはカンパチ.


浅いので最後まで程よく抵抗します.

さらにヒット.
こいつがおそらくさっきバレたやつ.

ブリ・・・・9kgちょっとあります.
ただ,このブリ,家で捌きましたが,虫が1匹しか居らず,意外とキレイなブリでした.
脂のりは南方だけにイマイチでしたが.


ここではあとはヒレナガとブリを釣りました.
カンパチは5kgちょっとぐらいです.

浅場と言っているところは70m〜80mぐらいの水深です.
これぐらいの水深でも二枚潮なので500g落としてちょうどラインがまっすぐできるような感じでした.浅場ほどジグはキビキビ動かしたほうが見切られにくいし,スレにくいと思っているので,ラインを張って,動かすことを心がけるなら,これぐらいのウェイトのジグでやったほうがいいと思います.
一応・・・ちゃんと釣れてますから.結果が出てないわけではないです.

それから大きく移動.
移動先ではいつもの流れ方向になっていてチャンス.
ですが・・・大量の流れ藻で船を走らせれるスペースが限られます.
本当にそれぐらい大量の流れ藻がありました.

移動先での外道はアカヤガラを2本.

立て続けに釣ったわけではないですが.
結構大きいサイズです.ここは2ノット流れててもアカヤガラが来ます.
こういうのを見ると潮が流れていない=アカヤガラなんて言えなくなります.

その後,実績のポイントで船中パタパタあたり.
私にもアタリ.
2kgぐらいのネリゴです.
こういうサイズを掛けたくないというのも1つの理由で500g,600gといった一般にはヘビーウェイトのジグを使ってるんですが,使い方しだいでは普通にこんな感じで食ってきます.

こちらはCXの500g


SPYの500g


よ~食いつくわ!と思います.

さらに移動しながらポイントを打ちますが無反応.
もし,魚が着けばデカイのが着きそう!いかにも!ってポイントがいくつかあるんです.
そうそう魚がついていて,ジグに食いつくタイミングじゃないと釣れないと思いますが,ここのポイントは釣れなくても来たら打つ価値があると思ってます.

だいぶ日も傾き始めた頃,また実績ポイントへ.

一発目,時合!?
船中一斉にアタリだします.
私はネリゴ.....


次の流し,私にファーストヒットで,結構良さそうなサイズ.
最初の巻では10kgちょっとぐらいの重さですが,グイグイ走ります.
おそらく相手はヒレナガ.
この時,40mぐらい上で魚をかけていたのと,前に13kgのカンパチ釣った時はドラグ7kgのままで普通に上がったので,楽勝だろうと思ってドラグ7kgのままやってたんですが,7kgドラグで10kgちょっとのヒレナガとやりあうには時間がかかりすぎたんでしょう....途中で嫌な感覚の後・・・魚が止まらなくなりました.
魚が変わった(サメに食われた)のか,もしくはもともとデカかった魚なのか分かりませんが,どうにも止まらない.
瀬はたぶん超えてるので,いつもの10kgにドラグを上げるスタイルではなく,この7kgのままやり取りしてみようかなと思って走らせてました.
たまに止まるので巻きますが,7kgのドラグが滑って頭をこっちに向けれません.
なるほど,やっぱ7kg程度じゃ限界あるのね.なんて思いながら,もしサメなら瀬に擦られることはないだろうし,カンパチでも瀬でやられることは多分無いだろうと思ってナメてたんですね.まだアキュレートのドラグの記事を書いてませんが,アキュレートの滑り出し7kgセッティングはドラグ動作時には最大で9kgぐらいドラグかかってます.なので9kgかけても全然頭こっち向かないって感じでした.

ちなみに同時に船中ヒットしてたのはいいサイズのカンパチが上がってました10kgぐらい.これぐらいのサイズなら普通に上がるんです.

で,そんなナメたファイトしてたら....瀬で切られました.
切られた瞬間,かなりショックでしたが,正体が何かは分かりませんでした.
そういえば某船長が,ヒレナガなら何故かフラットでも切られることあるよと言ってましたね・・・.まさか,本当にヒレナガの良い奴だったのか!?

真相は闇の中.

非常に悔しい思いをしました.
システム的には10kgドラグでも普通に耐えるシステムを組んでいるので,いつものスタイルでやるべきでした.
このファイトから学んだことは非常に大きいです.
今後に活かしていきたいと思います.

気を取り直して次の流し.
カンパチとハガツオのダブル(笑.

船中,時合でみんなヒットしてます.
最初,18時納竿と書きましたが,このラッシュの時間がだいたい16時半頃から30分間ぐらい.普通の遊漁船ならラッシュの時間まで釣りできないので,時合逃してます.やっぱり1日ぶっ通してやってくれる遊漁船はいいなと思いました.

で,その後はシステムを結ぶ時間がもったいなく,硬い竿でやっていたらさっきのファイトのショックを引きずっているのか,竿の硬さからジグのコントロールを失い・・・テーリングなど頻発させてしまって,納竿となりました.

んー,サメにしてもなんにしても姿を見れずに切られるのはショックですね.
でもお陰で,いつもやってたスタイルは間違いではなかったんだろうことも分かりましたし,臨機応変に対応しないといけないなともおもいました.

まだまだ未熟です.

今回,急な日帰りに変更になってしまい,人が集まらなかったけど出てくれた船長に感謝です.5人でカンパチ20本は超えていたと思います.

この海域はこれからの時期比較的安定して釣れると思います.

私の釣果:カンパチ×2(6kg弱,5kgちょっと),ヒレナガカンパチ×4(最大4kg),アカヤガラ×2,スマ,ハガツオ,ブリ×2(2本とも9kgちょっと )

・遊漁船(9日)

▶カンパチ×3+2=5
▶ヒレナガカンパチ×3+4=7
▶ブリ×2
▶ハガツオ×1
▶スマ ×1
▶ハマダイ×1
▶アザハタ×1
▶チカメキントキ×2
▶アカムツ×11
▶アカヤガラ×2
▶クロムツ(ムツ)×3
▶タチウオ×6
▶マダイ×1
▶レンコダイ×3
▶カゴカマス×1
▶ゴマサバ×1
▶エビスダイ×3
▶ウッカリカサゴ×1
▶ユメカサゴ×3
▶ソコホウボウ×1
▶ツノザメ系×6

・カヤック(4日)

▶アカムツ×7
▶マダイ×1
▶ゴマサバ×1
▶オジサン×4
▶アカヤガラ×3
▶イネゴチ×1
▶カサゴ×1
▶オニカサゴ×1
▶エソ類×1
▶ツノザメ系×4
▶エイ×1
▶スルメイカ×1
▶ソコイトヨリ×1




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