2018年12月31日月曜日

なぎさ丸でアカムツジギング!ババ荒れ

どうもです.
年の瀬ですね.気ままに釣行記は少しラグをおいて記事を更新しているので,年明けも少しだけ2018年の釣果が続きます.そして,2018年の釣行記を書き終えた時点で,振り返り,豊富なんかの記事を書こうと考えています.

しかし,今年は本当によく甑沖のアカムツに行きました.
今回の記事もアカムツ!
12月中旬の釣行記更新します.

カンパチを入れていて,アカムツにコンバートってことが多いので,時化が多いということかもしれません.
甑沖ならかなりの時化でも,釣りが成立するかしないかはさておき,出船だけはできます.

波が高いとアカムツジギングはやりにくいです.
やりにくいんですが,そういう難しい状況で釣るのもそれはそれで面白いです.

やはり何事も難しければ難しいこそチャレンジしがいがあります


明るくなって出船.
島影が無い風向きの中,なんとかやります.

今回はアカムツジグの猛者が乗っているので,鹿児島の甑沖はただ難しくてアカムツが釣れないのか,本当にアカムツが少ない中釣りをしているのか?ちょっとした答え合わせができます.
答えを確かめるべく,色々な水深をやってみることに.

浅場から入ると・・・船中あたりは頻発しますが,釣れてくるのはレンコなど・・・.

私もレンコダイを2匹.

だんだん深くしていって,いつもアカムツが釣れている水深.

私はミヨシでジギングしてたので,波のトップとアンダーでは落差が4m近いです.
そういう中でジグをコントロールするのはなかなか難しい.

タナもボケボケ.

最近の傾向からすると,ほとんど底から離さないところで食ってきてたので,できるだけできるだけ底から離さないように釣ります.
ただ,ベタベタに置くと釣れないので,ちょっと離す.

それでもタナを外すので.少し上からドラグフォールで落とし込んでいってタナを探る感じ.

波の上下が激しすぎて,当たりも糞もわかんないんですが,落とし込んでいって,着底じゃないような持ち上げるようなアタリ.
魚もよく分かりませんでしたが,上の方で叩いたので,アカムツ濃厚.

無事上がってこれがアカムツでした.一応,船中初.


やはり・・・居るのかな・・・.

でも船中連発しないので,やっぱり群れは少ない感じ.

さらに深くしてみるも・・・魚は上がらず.

やっぱりいるも釣れてるこの水深に居るのかな?
ってことで,釣れた水深を流します.

今度は明確なアタリ.
波ありで魚が何かまではよく分かりませんが・・・・.

アカムツでした!(2匹目


しかし,やはり続かず.

難しい.

その後は....船中アカムツが1匹追加されて納竿になりました.

私はユメカサゴと真鯛を追加.

船中大型のタチウオ,甘鯛,イズカサゴなども上がりました.

んー,時化の条件ではありましたが,猛者が乗ってもこんな感じの釣果.
私が乗ったときに探りきれてないポイントもありますが,去年よりはやはりアカムツの数が少なそうです.

しかし,釣るのがちょっと難しい状況でやるのが面白いんで,釣れすぎるよりほどほどに釣れるほうが面白いかなとも思います.釣るために釣りも丁寧になりますし,1匹釣ったときの喜びも大きいです.
なんだかんだ言って,私の甑沖のアカムツ戦績,超開拓で本当にアカムツ釣れたことがないポイントを攻める釣行以外は1匹〜3匹ぐらいコンスタントに釣ってます.アカボウのほうが少なかったとは思います.
爆発することも無かったですが・・・.

アベレージの釣りをしていると,まぁこんなもんかなと思います.

アカムツジギングはやっぱり面白いです.
毎回色々な発見があります.簡単に釣れるときもあれば,釣れないときもあります・・・.
これからの時期,アカムツまた上向いてくると思うので,ぜひ皆さんチャレンジしてみてください.

でわ.

釣果:アカムツ×2,レンコダイ×2,真鯛×1,ユメカサゴ×1

・遊漁船(30日+半日×3)+プレジャー(2日)+マイボート(2日+半日×2)


▶カンパチ×15(38kg,29.5kg,20.5kg・・etc)
▶ヒレナガカンパチ×12
▶ブリ×3
▶ツムブリ×1
▶ハガツオ×4
▶カツオ×1
▶スマ ×2
▶ハマダイ×4
▶オオクチハマダイ×4
▶メダイ×3
▶キビレハギ×1
▶ヒメダイ×2
▶オオヒメ×2
▶アザハタ×1
▶キジハタ×1
▶イヤゴハタ×1
▶チカメキントキ×5
▶アカムツ×29
▶アカヤガラ×4
▶シロムツ×1
▶クロムツ(ムツ)×10
▶タチウオ×15
▶ソコホウボウ×1
▶マダイ×8
▶レンコダイ×11
▶マトウダイ×1
▶カガミダイ×1
▶カゴカマス×1
▶ハチビキ×54
▶ロウソクチビキ×2
▶ゴマサバ×1
▶エビスダイ×5
▶キツネダイ×1
▶ウッカリカサゴ×4
▶アヤメカサゴ×6
▶ユメカサゴ×35
▶ソコホウボウ×1
▶ツノザメ系×7
▶サバフグ×2
▶イタチザメ(150kgオーバー)
▶ケンサキイカ×1
▶エソ×1
▶ソコイトヨリ ✕1
▶ナガタチカマス✕1
▶ハナメゴチ×1
▶キハダ✕1
▶フサカサゴ✕2
▶サワラ×1
▶ヒレジロマンザイウオ ×1
▶岩(5.4kg)

・カヤック(10日+半日×4)


▶クエ×1(30kg)
▶アカハタ×2
▶キジハタ×3
▶オオモンハタ×3
▶アザハタ×1
▶アカムツ×20
▶クロムツ×9
▶シロムツ×2
▶ユメカサゴ×1
▶アマダイ×4
▶マダイ×6
▶レンコダイ×6
▶アカイサキ×1
▶イサキ×3
▶カガミダイ×1
▶ゴマサバ×1
▶マサバ×1
▶ハガツオ×1
▶アジ×6
▶オジサン×5
▶アカヤガラ×5
▶イネゴチ×1
▶カサゴ×2
▶オニカサゴ×1
▶イズカサゴ×1
▶ウッカリカサゴ×4
▶ハナメゴチ×2
▶エソ類×2
▶エイ×1
▶スルメイカ×1
▶タチウオ×3
▶ソコイトヨリ×2
▶ツノザメ系×5
▶オナガザメ×1





2018年12月28日金曜日

アキュレートリール | 私が見てきた不具合一覧 | ダメなところ?

どうもです.

私が愛用しているアキュレートのリール.



これまで数多くのアキュレートリールを身近に見てきて,そして,自身もアキュレートリールは2桁近く購入しています.

そうした中で,見てきた不具合などをここで報告しておこうと思います.
工業製品たるもの不具合はつきものだと思います.
完全無欠のリールなんか存在しないと思います.ダメなところ,いいところ,製品の限界,いろいろなところを把握した上で上手くそれを「使って」いく.これが大事だと思ってます.

アキュレート,自分は好きなリールです.

1.ベアリングの圧入

触ってきた個体の中で,明らかにベアリングが入るところのクリアランスが小さいものがあり,ちょっと叩いて入れてあるものがありました.※普通は圧入まではされていません.
メンテ性が極悪です.
一応,そういう硬いベアリング外すためのプーリーなどを自作して切り抜けてきました.
まだ,ベアリングが抜けなかった個体はいませんが,そういう個体に当たることもありますので,もし,あたった場合は自分での分解を諦め,専門の業者に任せるのも一つの手だと思います.

2.バリアントシリーズ ケーシング加工ミス問題

バリアントシリーズの一部で起きる問題です.
ボディの加工が甘いのか,きちんとハマらないという問題が起きます.
さらに,玄海まで肉抜きしてあるので,ボディを止めるネジを強く締め込みすぎるとボディが歪んでカムのオン,オフが渋くなったりします.
個人的にバリアントシリーズは軽さは武器ですが,それ以外にまったく取り柄はないモデルだと感じています.
軽さは大きな武器にもなりますが,ちょっと我慢してでも高剛性なBX,DXシリーズ,安価なモデルがよければFXシリーズを使うのが良いと思います.FXシリーズは少しドラグ値が弱いので,2.5号ぐらいまでの使用が適正だと考えます.バリアントシリーズは新製品なので,今後改良版が出されていくと思います.モデルチェンジしたら買いどきかも?


3.バリアント,カムの戻りが渋い問題

これは多くのバリアントで身近なユーザーの方も経験してます.
バリアントは他のモデルに比べてカムの戻りが悪く,フリーになるまでにこつがいる個体が散見されます・・・.
おそらく前項の低剛性が招いていることだと思います.
あんまりバリアントシリーズを触ってないので,いまのところ,解決策がありません.
組むときに丁寧に組めばいくぶん軽減します.


4.ドラグ勝手に固くなる問題.

これは最近,忙しくてノーメンテでほっておいたBX個体に現れました.
ドラグプリセットは動いていないのに,ドラグが作動したときになぜかドラグがだんだん締まっていってしまう問題です.だいたい1kgから最大で2kg数値が上昇する現象が現れました.
なぜこの現象が起きるのかは不明でしたが,全分解してクリーニングとグリスアップをしたらたちどころに治りました.
定期的な分解メンテはやはり必須ですね.

5.スプールシャフトの加工精度甘い問題

これはこれまで扱ってきた中で2つの個体で起きました.
どうもスプールシャフトのクリアランスがかっちりしすぎて抜けにくいという問題です.
400番〜1000番ぐらいのペーパーでヤスってやれば問題なくなるのですが,最初に抜くときに叩いて抜かないと抜けないこともあり,無理やり抜こうとすると曲がったりするので注意が必要です.

6.FXシリーズ糸落ち問題

FXシリーズは一番安価なモデルです.
細糸を使用すると,スプール落ちすることがあります.
スプールとボディの間にラインが入るという現象です.
かなり致命的・・・・.
すべての個体で起こるかどうかは確認していませんが,ファイヤーラインなどのコシがあまりないラインで起こりやすいです.
使用している方はお気をつけください.

7.純正ハンドル短すぎる問題

これは言わずもがなです・・・・ロングハンドル化必須です.
純正ハンドルで絶対ジギングできないとはいいませんが,かなりしんどいと思います.
100mm〜120mmでお好きな長さが適正だと思います.私は110mm〜120mmぐらいが好きです.

8.2スピードリール リテーナークリアランス不足問題.

これは1台だけ遭遇したことがあります.
2スピードのハンドル固定ナットを固定留守ためのリテーナーの加工精度が悪く,強く締め込むと,ローギアからハイギアに戻らないという問題です.
軽く下敷きを噛ませれば治るので深刻な問題ではないですが,もう少しクリアランスに余裕を持っても強度的にも機構的にも問題ない場所なので,クリアランスを作って欲しいと思います.リテーナーを削るのもありですが,リテーナーもアルマイト処理されているので,削ると防食性も落ちてあまりいいことがありません.

9.純正ベアリングあまり良くない?問題?

ギアジグを支えている大きいベアリングがちょっと弱いかもしれません.
ヘビーユーズする方なら1年ぐらいで交換時期です.
ただまぁ,これに関してはシマノのSARBBに完全互換のベアリングがあるので,そちらにアップグレードしたところ2年経っても平気です.
アキュレートに使われているベアリングは規格品のため,互換性のあるベアリングはすべて日本産でも手に入るので, スペアを購入しておいて,何か異常を感じたらすぐに交換することをオススメします.


以上,いまのところ,私が見てきた問題はこれぐらいです.
たくさん扱ってるから見てきた問題とも言えますが,不具合のない完全無欠のリールではないということは解っていただけると思います.

それでもこの剛性感と2スピード,サイズ展開,ドラグ力,ドラグのスムーズさ・・・左巻き・・・・いろいろな要素でお気に入りなので,個人的には他のリールに乗り換えるだけの理由が見つからないリールでもあります.自分も右巻きならいろいろ使ってみたい他のリールはあります・・・.

購入を検討されている方はいいところも悪いところも解って納得された上で買われるのが良いかと思います.上手く使えば非常に武器になるリールです.


2018年12月26日水曜日

中深海ジギングのタックル紹介(2018年版)| アカムツ | クロムツ

どうもです.


以前にはカンパチ・マハタをやるときのメインジギングタックルをご紹介しました.
2017年の9月でしょうか?
今のカンパチ・マハタタックルもこの時から殆ど変わってません.
一部小変更はありますが,だいぶ自分のやりたい釣りを体現できるタックルになってます.
それでも,色々不満点はあって,痒いところはあるので,もう少し改善していきたいとは思っています.

さて,今回はドハマリ中の中深海をやる時のタックルをご紹介します.

といっても,中深海はハマってはいますが,一回行く毎に新しい発見があり,色んなタックルが欲しくなってくるので,ここで紹介するタックルが完全に最適解であるとは思っていません.

ここ1年ぐらいの中深海釣果はこれらのタックルで釣ったものになります.

繰り返しになりますが,欲しいタックルはまだまだ色々あります.
今はこういうタックルを使っています,使ってますよという感じでご紹介します.

メインで使用しているタックルをご紹介います.
中深海は状況に応じて色々ロッドとリールの組み合わせを変えます.どれがメインとかはあまりないです.ここでは私が鹿児島の中深海でスタンダードに使用しているタックルをご紹介という形になります.

【その1】
ロッド:Beat Propagate BLX 606−2+
リール:12 オシアジガー 1001HG
ライン:PEジガーULT 1号

【その2】
ロッド:Beat Propagate 606-3
リール:17 オシアジガー 1501HG
ライン:PEジガーULT 1.2号 or  ポセイドン50SL
※状況に応じてレバードラグリールの釣りをします.

大体の場合,この2つから入ることが多いです.
柔らかめのアクションで行きたいときはBLXの2+,普通ぐらいのアクションで行きたいときはプロパゲートの3番です.
※水深がだいたい〜250mでジグは250g〜300gぐらいまで潮が緩いときの話です.
2+で個人的に背負えるのは300gぐらいまで.350gぐらいになるとちょっと怪しくなってきます.
水深や釣り方によります.あくまで私のスタイル,考え方ではです.
606−3は350gでも普通にやれます.※水深次第ですが.

だいたい,こっちのアカムツ狙いの中深海だと私の中では250gぐらいをメインに組み立て,潮次第で下限は200g,上限は400gぐらいまでを使います.
水深は180m〜270mぐらいが多いです.
 

それ以上深いところにも居ると思いますが,手返しが悪くなるので,どの遊漁船もよっぽどのことがない限り300mとか400mまでは行きません・・・.

【その3】
ロッド:Beat Propagate 606-4
リール:11 オシアジガー 1501HG
ライン:PEジガーULT 1.2号

潮が重いとき,ジグを動かしたいときにこっちの組み合わせを使用します.

で,余らせているロッドやリールたちですが・・・

ロッド:Beat Propagate 605-5+,506-5,706−5
リール:17 オシアジガー 1501HG,POSEIDON 50SLなど
ライン:PEジガーULT 1.2号〜1.5号

昔硬い竿が好きだった時に使っていた名残です.
アカムツ釣りではほとんど出番のない5番たちです.
もう少し深いクロムツ釣りなどでジグを積極的に動かす時に使います.

スタンダードなアカムツ釣りを鹿児島でやるなら2番,3番,4番があれば問題なく出来ると思います.
1本だけで通せと言われれば,海域やスタイルによって,3番か4番のどちらか1本でこなせるんじゃないかなぁと個人的には思います.初めてやる人には3番をおすすめしたいです.

【番外編】
ロッド:オリムピック プロトン2番
リール:トランクス 401HG,オシアコンクエスト301HG,POSEIDON50SLなど.
ライン:シマノパワープロ1.2号(余ってただけ)

カヤックではこのタックルを中深海で使ってます.
プロパゲートよりさらに先調子感の強いロッドです.
タチウオジギングなどでも活躍してくれる良い竿です.
リールは色々付け替えて遊んでます.

基本的に遊漁船ではプロパゲートを愛用していますが,1本で済ませるなら,BLXよりノーマルプロパゲートのほうが好みです. 無駄に感度がありすぎても・・・・って感じですね.
ロッドは嗜好品なので,何がいいかは人によって変わるかと思います.
プロパゲートはこっちの海ではあんまり人とかぶらないので,いいなぁと思って使っている程度です.
プロパゲートが他のロッドよりすごくイイ!かといわれれば,そうは思いません.ただ,自分にあってるとは思います.特にノーマルのプロパゲート.

ということで,自分の中深海タックルを紹介してみました!

タックルも大事ですが,ジギングはどういう釣りを自分がしたいのか?も非常に重要だと思います.



上手くなりたい人は絶対必読!釣りにおける無意識のバイアス | 認知バイアス

どうもです.


今日はタイトルのようなことを考えてみたいと思います.
私はブログの中で「多様性は認められるべきと思う」という趣旨の発言をいたるところでしています.それに通じるものでありますし,自分が観測してきた中で,釣りが上手い人はこの無意識のバイアスと上手に付き合っている人が多いように思います.


バイアスってなんや?って話からします.
バイアスってのは「偏見」や「思い込み」,「先入観」のことです.

人間誰しもがバイアスを持っています.

私だって,人間ですから,偏った考え方をしていることは多々あると思っています.間違ったことだって普通に言います.間違うことは仕方のないことです.間違いたくて間違ってるわけではないので・・・・.

まず,一つの壁です.
「人間誰しもバイアスを持っている」ということを認識しているかどうか?これは非常に自己成長にとって大切なことだと思います.

俺に間違いなんかない!俺の理論は完全無欠で正しい!と思っている人ほどそれ以上の成長は望めないと考えるからです.

さて,人間誰しもバイアスを持っているということは,とりあえず,この記事をココまで読んでいただければ,お分かりいただけたかと思います.

次に,どういう種類のバイアスが存在するのか?考えます.
そのバイアスがどういうところで発生しやすいのか?を認識すれば,回避はできなくとも,うまく付き合っていくことが出来るからです.

何度もいいますが,バイアスは大なり小なり人は持ってるものであると思います.
私にはバイアスがない!なんて言うコト自体がまずバイアスかかってると思いますので.

そういう認知バイアスについてのまとめはいくらでも優秀なサイトがあるので,いくらか紹介しておいて,釣りにおけるアルアルにネタを変換して解説してみたいと思います.

Wikipedia 認知バイアス

Nomark-Log

など・・・・.

以下の文章には上記2つからの引用を含む場合があります.

※バイアスを持つということが全て悪ではないと思います.前述したとおり,バイアスは常にある一定量存在しますし,バイアスがあるがゆえに成功できることもあると思うからです.

では,認知バイアスの種類をいくつか紹介してみたいと思います.
※間違ったことも言ってる可能性はありますのでご了承ください.
※似通ったバイアスについては私の認識が間違っている可能性は多分にあります.

自己奉仕バイアス

簡単に言うと,「成功は俺のもの,失敗は他人のせい」ってやつです.
当然,自分自身の力で成功を勝ち取ることだってありますし,他人のせいで失敗することだってあります.ですが,本当にそうなのか?

オフショアジギングによくある,自己奉仕バイアスが「魚が釣れたら釣り人の腕が良かったから,魚が釣れなかったのは船長の腕が悪かったから」これは冗談もあるとは思いますが,釣り界の大御所が言われたりすることもあるので,結構残念に思います.まぁ,大御所まで上り詰める人はバイアスの塊だったりしますから・・・.会社でもよくあるじゃないですか,無能な自己肯定がすごい人ほど上司になる的なね....
もちろん,船長が悪いというケースはあると思いますが,そうじゃないケースだってあるのです.
ケースバイケースで釣れた,釣れなかったの判断を正しくすることが,次回以降の釣行の成長につながると思います.

他にも,釣れなかったらルアーが悪い,竿が悪いなどなど,道具のせいにして釣れないことを正当化しようとするような考え方もこれに当てはまることがあると思います.


確証バイアス

これは都合の悪いことは聞こえない.とか迷信を信じてしまう.とかそういった類のバイアスです.
もっと端的に言えば,自分にとって都合の良くないデータを信じないというものです.
例えば・・・自分が使ってる道具が一番最高!否定的な意見は無視!みたいな感じです.
ブルーヘブンみたいな高いリールが駄目なリールはずない!ブルーヘブンを悪く言うやつはこんな高価なリールを買えないやつのやっかみ!みたい意見はまさにこの確証バイアスに当てはまると思います.

他にも,尊敬するプロアングラーの言葉は鵜呑みにするのに,嫌いなプロアングラーの言葉は無視する・・・といったこともこのバイアスだと思います.問題は誰が言っているかではなく,何を言っているか?のはずです.経験に基づく話などは誰が言っているかは重要だと思いますが,理論に基づく話は,誰が言っても同じはずです.


後知恵バイアス

はい,これは自分が予測不能だった出来事が起きた際にあたかも,その出来事が予見できていて,こうしていれば回避できたと断言するようなバイアスです.

例えば,PE2号で釣りをしていて,ラインブレイクしたとします.そこで「PE2.5号なら100%取り込めていた」などと発言するのは完全にこのバイアスです. 後出しのジャンケンみたいなものですね.そういうならPE2.5号で最初から釣りをしていたら良かったでしょうし,そもそもPE2.5号を使っていては魚がかかったかもわからないわけです.
実際自分の都合のいいように起きた現象を解釈して,あたかもわかっていたことのように講釈を垂れる.これは感心できることはないと思います.

結果が不確かなものには謙虚であるべきだと思います.
ラインブレイクして,今のは20kgはあったとか30kgはあったとか・・・
よく言う人居ますよね.そういうのは獲ってみないと分からない話です.

信念バイアス

これは,「結果が正しければ,過程やその理論も正しい」と思ってしまうバイアスです.
もしくはその逆で,「結果が間違っていれば,その過程や理論も間違っている」というバイアスになります.

例えば,1回のジギング釣行で,あるジグばっかり使っていて,魚が釣れなかったとします.「魚が釣れなかった,だからこのジグは釣れないジグである.」みたいな話です.「魚が釣れなかった.だから自分は腕が悪い」とかもこのバイアスに入ります.正しいのは魚が釣れなかったという結果のみです.その原因については,その日その日で違うでしょうし,何事も断定的に考えるのではなく,多角的に考えたほうが良いと思います.
こういう理論も危ういです.「魚が釣れた,だからこの船長は腕が良い」.もちろんそれが真実のこともありますが,場所が良いだけかもしれません?結果というものはいろいろな要素の上に成り立っているものなので,簡潔に考えることは危ういのではないか?と思います.

ハロー効果

これは見た目がよけりゃイイものだと思う効果です.
イケメン=性格が良い.
と思うのと同じで,例えば,自分の好みのデザインのジグがあったとして,そのジグの性能が他のジグよりよく見えてしまう.という現象がこれにあたります.
実際,見た目と性能や釣果というのは一致しないことも多いですよね?
また,ブサイク=性格が悪いみたいに思うこともハロー効果と言います.
ポジティブなハローなのか,ネガティブなハローなのかの違いです.
自分の好きなメーカーのジグだから絶対いいジグだ! と思うこともこのハロー効果だと思います.本質的にはどのジグか?が重要でありメーカーは完成されたジグの特性とは無関係であると思います.

ダニング=クルーガー効果

簡単に言うと,能力の低い人は自信過剰,能力の高い人は自信過小.というのがこの効果です.
初心者ほどイキるって言えばいいんでしょうか?
初心者ほど,自分の腕に自信を持ってますし,玄人ほど自分の腕に自信をもって無いものです.ただ,超高玄人になってくると,だんだん腕に自信が追いついてきます.

というように,自己評価と実際の実力が釣り合っていないことが多々起きます.

まぁ,能力が低い人は自己評価する能力も低いってことなんでしょう.

釣りにおいては,大してキャスト上手くないのに,俺キャスト上手い!とか周りよりたまたま釣れただけで,俺釣り上手い!と思ってしまうあるある現象がこれに含まれます. 

.....

他にもいろいろなバイアスがあります.
繰り返しになりますが,バイアスとはある一定量は常に存在するものです.自分はバイアスがない!なんて思うこと自体がバイアスかかってます(笑.なので,こいつとは上手く付き合っていく必要があります.
バイアスを種類分けして,どういうときにそのバイアスが出やすいか?
それを認識するだけでも,また1つ考え方が変わって良いと思います.

自分の考え方をちょっと客観的に見てみることも大事だと思います.

釣りにおいて,人類はその深淵の1%も解明していないと私は思っています.
自然は不思議で,予測が難しいです.だからこそ魚がつれたときには嬉しいです.
楽しむ気持ちは忘れずに,考えを凝り固まらせることなく,柔軟にありたいものです.

他のバイアス,気になる人はいろいろ調べてみてください.

でわ. 



2018年12月24日月曜日

1泊2日九州四国弾丸ディープライナー釣行

どうもです.
12月上旬,釣具屋のアングラーズショップアクアのツアーに混ぜてもらって,ディープライナーへ行ってきました.

金曜の夕方,鹿児島を出発し,一路大分佐賀関へ.

フェリーに乗って,下道を走り,室津へ.
九四フェリーはめちゃくちゃキレイです.


移動時間約12時間.自走距離約600km

でも,金曜日の夕方に出発すれば,土曜の出船前に着けますので,仕事に支障もほとんどないので良いですね.

初日は西村船長で室戸沖のカンパチ,クロムツ,マハタ.

最近ずっと潮が緩いらしく,個人的には苦手な潮です.
この日も0.5ノット未満がずーっと続いて,たまに1ノットぐらい.1ノットになる前,落ちる寸前が時合で時合らしい時合は3回ありました.潮が緩いと釣りは成立しやすいですが,なかなか魚の活性が上がらないように思います.
緩いながらに緩急があればいいんですが,緩急がないと時合がなくて,ちょっと辛いです.
今回は時合あっただけマシかなと思います.

この日私はハチビキとロウソクチビキだけでした.

一回,その両方ではないあたりがありましたが,ブレイク・・・・.
最近,色々と忙しく?釣具のメンテや状況を把握できていなかったので,傷が入ってたんだと思います.
勿体無いことをしました.

こういうのは極力なくしたいものです.未熟です.

久しぶり?のジギングでちょっとコントロールができてなくて,1日何してるかわからない日でした.

船中は13kgぐらいのカンパチに4kgぐらいのクロムツが釣れて,室戸沖のポテンシャルは感じました.
個人的にはぶっとびの早い潮で行きたいんですが,なかなかぶっ飛び潮になると今度は船が室戸沖にカンパチ狙いに行かないみたいです.難しいですね.

またリベンジしたいです.自分の未熟さもまた感じた釣行でした.
来年も何回かお邪魔しようかなと思ってます.

夜は楽しく飲み会!
色々な話が聞けて楽しかったです.


で,次の日はアカムツ.東村船長でした.

アカムツは今年,力を入れてやってきたんで,ちょっとぐらいは成長しているかなと.
東村さんの操船でアカムツをやるのは2回目です.
1回目はアカボウでした(笑.なので,アカボウじゃなかったらいいなぐらいです.

しかし・・・結果は全然釣りきれず!
4匹でした.

ちょっと成長って感じですね.

あたりがあっても乗らない,バラシ多発.覚えてるだけでバラしたのは5発.あたりがあって乗らなかったのは無数にありました.
あとから色々考えると,フックセッティングがあんまり良くなかったなと思います.

最初のうちはアカムツの層を外してしまって,アカムツもかからない(笑.そんな感じでした.

結構引っ張る流しなので,上げ一辺倒にすると,すぐに層を外す感じで,このポセイドン50SLをアカムツで初卸し.
(正確には鹿児島でも2流しだけ使ったことはありました)

で,このレバードラグが威力を発揮し,なんとか釣れたって感じでした.

船の入る方向を考えて,重いジグでなるべく下に引っ張ってきて,なるべくジグを潮先に入れてる方はかなり釣られてました.
ツ抜け(10匹以上)も2名.すごいです!

自分はちょっと軽めのジグで,余ったアカムツを拾っていってみようかなと思っていましたが,それはそれでなかなか難しいなと思った次第です.

いろいろ考えながら,釣果はしょぼかったですが,また成長の余地が見えた楽しい釣行でした!

初めて釣った外道が・・・・ヒレジロマンザイウオ.

まぁ,不味くない刺し身でした.

ということで,なーんか不完全燃焼に終わってしまった1泊2日.
準備不足も感じました.もう少し余裕を持って,色々準備しておいたほうがよいですね.

でもまぁ,これで,ディープライナー釣行も3回目.
だんだんアジャストするための道具が見えてきた感じです.
また次も楽しみです!

アカムツ・・・沢山もらいました.他の魚も色々いただきました.
捌くのにかなり時間かかりましたが,どれも美味しい魚でした!ありがとうございます.

そういえば,帰りはいつも宿毛フェリーで寝て朝方鹿児島についてそのまま仕事に行っていたのですが,まさかの宿毛フェリーが運休休止中.向かい始めに気づきました.
どのフェリーで帰ろうか考えて,八幡浜から宇和島運輸フェリーで帰りました.
帰りのフェリーは新造船のあけぼの.
これもめちゃくちゃキレイなフェリーでした.
2等でも寝る場所がかなりフカフカで快眠し,そのまま鹿児島に向かって,自宅に4時頃つきました.



釣果:ハチビキ×5,ロウソクチビキ×2,アカムツ×4,ヒレジロマンザイウオ×1

・遊漁船(29日+半日×3)+プレジャー(2日)+マイボート(2日+半日×2)


▶カンパチ×15(38kg,29.5kg,20.5kg・・etc)
▶ヒレナガカンパチ×12
▶ブリ×3
▶ツムブリ×1
▶ハガツオ×4
▶カツオ×1
▶スマ ×2
▶ハマダイ×4
▶オオクチハマダイ×4
▶メダイ×3
▶キビレハギ×1
▶ヒメダイ×2
▶オオヒメ×2
▶アザハタ×1
▶キジハタ×1
▶イヤゴハタ×1
▶チカメキントキ×5
▶アカムツ×27
▶アカヤガラ×4
▶シロムツ×1
▶クロムツ(ムツ)×10
▶タチウオ×15
▶ソコホウボウ×1
▶マダイ×7
▶レンコダイ×9
▶マトウダイ×1
▶カガミダイ×1
▶カゴカマス×1
▶ハチビキ×54
▶ロウソクチビキ×2
▶ゴマサバ×1
▶エビスダイ×5
▶キツネダイ×1
▶ウッカリカサゴ×4
▶アヤメカサゴ×6
▶ユメカサゴ×34
▶ソコホウボウ×1
▶ツノザメ系×7
▶サバフグ×2
▶イタチザメ(150kgオーバー)
▶ケンサキイカ×1
▶エソ×1
▶ソコイトヨリ ✕1
▶ナガタチカマス✕1
▶ハナメゴチ×1
▶キハダ✕1
▶フサカサゴ✕2
▶サワラ×1
▶ヒレジロマンザイウオ ×1
▶岩(5.4kg)

・カヤック(10日+半日×4)


▶クエ×1(30kg)
▶アカハタ×2
▶キジハタ×3
▶オオモンハタ×3
▶アザハタ×1
▶アカムツ×20
▶クロムツ×9
▶シロムツ×2
▶ユメカサゴ×1
▶アマダイ×4
▶マダイ×6
▶レンコダイ×6
▶アカイサキ×1
▶イサキ×3
▶カガミダイ×1
▶ゴマサバ×1
▶マサバ×1
▶ハガツオ×1
▶アジ×6
▶オジサン×5
▶アカヤガラ×5
▶イネゴチ×1
▶カサゴ×2
▶オニカサゴ×1
▶イズカサゴ×1
▶ウッカリカサゴ×4
▶ハナメゴチ×2
▶エソ類×2
▶エイ×1
▶スルメイカ×1
▶タチウオ×3
▶ソコイトヨリ×2
▶ツノザメ系×5
▶オナガザメ×1


2018年12月21日金曜日

超短時間カヤック釣行で撃沈

どうもです.
そういえば11月の釣行記,まだ残っていたなということで,釣行記を更新する曜日ではないですが,更新します.でないと,なかなか記事が溜まっていて捌けないので.

この日はカヤックの釣行でした.
本当は釣行の予定はなく,別の予定のために空けていたのですが,その予定が急遽なくなったため,釣りに行きました.

とはいえ,もう昼過ぎ・・・日が沈むのは早いし・・・どこに釣りに行こうかなぁと.
マイボートで出ても良かったんですが,最近,カヤック乗ってなかったので,短時間だけでもカヤックに乗りたいと思い,カヤックで出ました.

色々支度に手間取り,出艇場所までも遠く,カヤックを海に浮かべたのが15時半.30分走ってポイント・・・.

全然流れてないし,全然反応も薄い!

あー.終わったーと思って釣り開始.

釣れたのはアカヤガラ.

船べりでポロリ.アカヤガラですが,元気に帰っていきました.

・・・・

その後移動を繰り返しますが・・・.

微妙.

途中,おっ?っと思う反応もありましたが,だいたいベイトが固まってない反応は良くないですね.
釣るのが難しい.

ベイトの下に単体魚が居て,その単体魚を避けるようにベイトが散っている・・・なんて場所もありましたが?
食ってこず.

釣れるのは・・・アカヤガラ・・・.

久しぶりに心折れました.

夕まずめもなんのドラマもなくこのまま終了.

実釣1時間半ぐらいでしたが,久しぶりにカヤックで出られて面白かったです.
冬になると出艇しにくくなりますが,凪を見つけてカヤックも安全に楽しんでいきたいと思っています.

でわ.

釣果:アカヤガラ×2

・遊漁船(27日+半日×3)+プレジャー(2日)+マイボート(2日+半日×2)


▶カンパチ×15(38kg,29.5kg,20.5kg・・etc)
▶ヒレナガカンパチ×12
▶ブリ×3
▶ツムブリ×1
▶ハガツオ×4
▶カツオ×1
▶スマ ×2
▶ハマダイ×4
▶オオクチハマダイ×4
▶メダイ×3
▶キビレハギ×1
▶ヒメダイ×2
▶オオヒメ×2
▶アザハタ×1
▶キジハタ×1
▶イヤゴハタ×1
▶チカメキントキ×5
▶アカムツ×23
▶アカヤガラ×4
▶シロムツ×1
▶クロムツ(ムツ)×10
▶タチウオ×15
▶ソコホウボウ×1
▶マダイ×7
▶レンコダイ×9
▶マトウダイ×1
▶カガミダイ×1
▶カゴカマス×1
▶ハチビキ×49
▶ゴマサバ×1
▶エビスダイ×5
▶キツネダイ×1
▶ウッカリカサゴ×4
▶アヤメカサゴ×6
▶ユメカサゴ×34
▶ソコホウボウ×1
▶ツノザメ系×7
▶サバフグ×2
▶イタチザメ(150kgオーバー)
▶ケンサキイカ×1
▶エソ×1
▶ソコイトヨリ ✕1
▶ナガタチカマス✕1
▶ハナメゴチ×1
▶キハダ✕1
▶フサカサゴ✕2
▶サワラ×1
▶岩(5.4kg)

・カヤック(10日+半日×4)


▶クエ×1(30kg)
▶アカハタ×2
▶キジハタ×3
▶オオモンハタ×3
▶アザハタ×1
▶アカムツ×20
▶クロムツ×9
▶シロムツ×2
▶ユメカサゴ×1
▶アマダイ×4
▶マダイ×6
▶レンコダイ×6
▶アカイサキ×1
▶イサキ×3
▶カガミダイ×1
▶ゴマサバ×1
▶マサバ×1
▶ハガツオ×1
▶アジ×6
▶オジサン×5
▶アカヤガラ×5
▶イネゴチ×1
▶カサゴ×2
▶オニカサゴ×1
▶イズカサゴ×1
▶ウッカリカサゴ×4
▶ハナメゴチ×2
▶エソ類×2
▶エイ×1
▶スルメイカ×1
▶タチウオ×3
▶ソコイトヨリ×2
▶ツノザメ系×5
▶オナガザメ×1





2018年12月19日水曜日

ゲテモノ!ウミヘビを食べてみる | 深海魚 | 料理 | 中深海ジギング

どうもです.
外道魚の地位向上委員会代表45です.

嘘です.

でもまぁ,外道魚の味を紹介していくという企画物は面白いので,続けていこうかなと思います.

今回は・・・・.

アカムツジギングの定番外道.ウミヘビ.



ウミヘビというのは爬虫類?のウミヘビと魚類のウミヘビが居ます.
爬虫類のほうは毒があったりします.怖いです.

魚類の方はうなぎやアナゴの仲間だったりします.

で,アカムツジギングでたまに釣れるウミヘビ.

私は1匹した釣ったことがないのですが,先日のジギングで同船者の方が釣ったので,いただきました.

この手の魚の同定は難しいので,定かではありませんが,スソウミヘビかな・・・と思います.

詳しい方居たら教えてください.

流石に毒性などは調べてから食べたほうが良いと思ったので,少し調べてみると,うなぎの仲間なら血に毒があるかもしれないとのこと.なので,刺し身は避けて,焼きで食べることにしました.

ヌルヌルをきれいにとって,さばきます.\

目打ちができないのと,大量に作ってもまずかったら食べられないので,少量切り取ってみました.



身はきれいな白.

さばいてるときから感じてましたが,変な骨の入り方?で小骨が多いです.小骨といっても結構硬い骨で,食べるにはちょっと・・・って感じ.

蒲焼にします.



見た目はうまそう.

・・・・いざ実食!・・・


・・・・

・・・




うん.

不味くはないですが美味くはないです.あと小骨多すぎ!
骨が多すぎて食べれたもんじゃないです.

身は熱を通すと締まる感じの身でした.

スソウミヘビ・・・・腐肉も食べているだろうと言われており・・・・何を食べているかわからないので,,,ちょっと食べるのは怖いです.

骨がバリ硬いので,油で2度揚げしてせんべえ的なノリで食べるとまだ食えるかなと思いました.

・・・・積極的に食べて美味しい魚ではなさそうです.

残念.

・・・・・因果関係は不明ですが,この魚を食べた夜・・・・非常に気持ち悪くなりました.
へんな毒じゃなかったらいいんですが.次の朝起きたら大丈夫になってました.

謎です.

また,ゲテモノが釣れたら食べた紹介をしてみようかなと思います.
リクエストもあればお待ちしています.

でわ.


2018年12月14日金曜日

東南アジア産激安レバードラグリール | ポセイドン 50SL | インプレッション

どうもです.

以前,マーレシア産のポセイドンリールを輸入したという話を書きました.
https://kimamanitsuri.blogspot.com/2018/03/poseidon-50sl.html

※マレーシア産ではなく,タイ産でした.マレーシアのショップから買ってるだけでした.

それから,色々なジギングで使ってみたところ,ある程度,その性能が解ってきたので,ファーストインプレ書きたいと思います.
ちょっと使ってみて,いいなと思ったので,実はしれっともう1台追加してます.

※まだそこまで使い込んではいないので,”耐久性”に関しては未知です.

スペックは1巻106cmの超ハイギア.
重量は300g中盤〜400gぐらい(ハンドルで変わります)レバードラグリールのなかではかなり軽い部類です.
大きさはオシアジガーの1500とほぼ同等のサイズです.

左がポセイドン,右は17オシアジガーです.
パーミングのしやすさもほとんど変わりません.



巻きについては超ハイギアなので,オシアジガーなどより重いです.
巻き心地はレバーのスパーギアならこんなもんやろってぐらいのザラザラ感.

フィックスタイプのハンドルの場合はシマノと互換性があります.

使ってみて感じたのは,ちょっと感度の悪いリールだなということ.
130ドルぐらいで買ったリールに文句言うなよって言われるとそこまでなんですが.国産の1万5千円ぐらいのリールと比べると・・・.まぁ,どっこいどっこいか作りは雑いかなって感じです.

スプール軸に少しガタがあったりして,大した精度では作られていません.

が,実用上は全く問題は無いかなって感じです.個人の見解です.

で,このリール.
レバーポジションのフリー位置がかなり下の方にあります.

アキュレートと同じような感じです.

ブルーヘブン,オケアノス,キャプチャあたりを使い慣れている人にはかなり下の方にあって操作しにくいだろうなと思います.

で,ストライクの位置がこのアタリ.


さらに,ポチッと押し込むとFULLになります.


カムの具合としては,最初にちょっと入って,そこから緩やかに上って,最後のストライクとFULLの間がかなりドラグが入るような感じです.

ストライクで2kgぐらいにしてたらFULLでは4kgとか5kgとかそれ以上のドラグ値になってしまう感じです.

最初は,これ意味ないじゃん?と思ってたんですが,意外な使い方がありました.

それはアカムツでのフォールの釣り.
言葉で説明するのが難しいですが,フォールしながらシャクったり,いわゆるドラグフォールというドラグのひっかかりを利用した小刻みに震えさせたながら落とす釣りでこのストライクとFULLの間の大きなドラグ値の差が使えます.

どういうことかというと,ストライクでのドラグ値を200g〜300gに設定します.
めちゃくちゃゆるいです.そうすると,ドラグでフォールスピードが絶妙に変えられます.
しゃくるとラインが出るようにもできるので,シャクって落とす,シャクって落とす.
急激な掛け下がりなんかでも緩急をつけて狙えます.
で,魚がかかったり,ちゃんとしっかりしゃくりたいときにはFULLにします.するとドラグ値が1.7kg〜1.8kgぐらいになるので,普通にしゃくれます.

最近はこのリールでアカムツ釣るのがマイブームになってます.
レバードラグリールなんかいらねーなーと思ってましたが,1台あると,これはこれで楽しいです.スタードラグではやりにくい釣りができ,ちょっと幅が広がったなと思ってます.

別にポセイドンでなくとも出来るかもしれませんが,ストライク↔フルのドラグ差をいい意味で利用して中深海釣りができるって話でした.


ポセイドン50SLのインプレッションを簡単にまとめると,まぁ,値段なりのリールでちゃっちい部分はあります.ガタも多少あります.また,そこまでカッチリしてない(剛性は高くない)ので,感度も悪い.けど,使えないことはない.ドラグをつかったフォールの釣りは色々スタイルがあると思うけど,自分としては使いやすいリール.

って感じです!

でわ.


2018年12月12日水曜日

エイリアン?フジクジラを食す!カラスザメ

どうもです.

以前,捨てるの勿体無い外道魚5選という記事を書きました.
https://kimamanitsuri.blogspot.com/2018/11/top5.html

やはり,釣った魚,むやみに殺すより,美味しく食べたいです.

で,今回はとある方のリクエストでフジクラジラを食べます.
※私が釣った魚ではありませんが,この前乗り合わせた人が釣られたので,頂きました.



※本当にフジクラジラなのか同定は出来ていませんが,カラスザメ科の魚を食べます.
※カラスザメ科はそもそも未だに分類学上もきちんと分類されていないような科らしいので,ここではフジクジラ(カラスザメ科)としておきます.

中深海釣りで外道魚として釣れます.

サメというくらいなので,サメ何だと思います.
触るとヌルヌルしていない,いわゆる鮫肌です.

目はグリーン.深海性のサメはグリーンアイが多いように思います.

側面はなにやらキラキラしていて,側線なのか発光器なのか分かりませんが,なんか光そうな感じです.


https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/5989/

カラスザメ科の魚は光るという話もありました.

サメの体には詳しくないですが,噴水孔?らしき穴が目の上についてます.


背びれにはトゲがあります.

このトゲ,毒があると言われていますので,取扱い注意です.

しっぽはこんな感じです.


口は細かい牙が並んでいます.


上から見たらなんか可愛いような・・・・


とまぁ,こんな感じの魚ですが,食べてみたいと思います.

自分自身ではこの魚は釣ったことがないので,食べるのは初.
正直怖いです.

とりあえず,頭落とします・・・.


頭落とすと・・・なにがらギロリと光る目の集団・・・.
サメには卵生,卵胎生,胎生,どれもいるのですが,カラスザメはどれかよく知りませんでした.が...これがいるということは,卵胎生か胎生なんでしょうね.

そう,このギロリと光る目の招待は赤ちゃん.
酷いことをしているのは理解していますが,しょうがないです.

さくっと内蔵を取り除くと,さばけそうな身になりました.


恐る恐る三枚におろします.


ビビりまくって,なんだか下手くそになりました.

で,こちらが身.

きれいな白身です.赤くなってるところはフックのあとです.

皮側にはキレイな血合肉がうっすら乗ってます.

実食.

まずは刺し身.

この状態まですれば,まぁ,うまそうな白身に見えなくはないです.

サメと言えばアンモニア臭だと思いますが,小型のサメだからか,鮮度がよいからか,アンモニア臭は皆無です.無臭.魚臭さもありません.

とりあえず一切れ・・・意を決して・・・

はい.
美味い.

正確には美味いといえるほど美味いかは分かりませんが,ちゃんと味もある魚でした.
どうも拍子抜け.

コチに近いようなあっさりした味わいですね.

残りもバクバクと完食.

次は焼き.
塩コショウでソテーにします.

これ.
刺し身でうまかったので,もはや抵抗はありません.

食べてみると,加熱して身がしまるタイプではないようで,加熱してトロッと美味しくなってました.

旨味もあります.
不味い魚ではないとおもいました.

ということで・・・・今回は・・・フジクジラの刺し身と焼きに挑戦してみました.

案外あっけなく,美味しかったです.

みなさんも釣り上げたらぜひご賞味ください.
フジクラジラの刺し身食ったことある人間なんか日本に100人居ないと思います(笑.

次もまた珍外道魚を食する記事を書いてみたいと思います.

でわ.



2018年12月10日月曜日

癒やされないぞ!甑沖アカムツ中深海ジギング

どうもです.

1泊2日の撃沈釣行があり・・・・.

癒やしを求めて甑沖の中深海へ行った記事を書くのを忘れてました!

ということで,先週あげた釣行記と前後しますが・・・.

今回は10月下旬の釣行記になります.

今年は不調の甑沖.
癒やしというより0か1かのシビアな釣りへ.

最近,アカムツも0ってことはなくなってきましたが,どうにも爆発力に欠ける釣りばかり.
もう少し心に余裕があれば,スピンドルとスピンドルNを使わない釣りとか,CXのみで1日やりきるとか色々やりたいんですけど・・・・.心に余裕がないです.いろんなジグを使うのが釣りは面白いです.

そもそも心に余裕がないことによって,色々な悪循環に陥っている気もします.

もう少し一歩離れて客観的に自分の釣りを見つめ直したほうがいいかもしれません.

この日も例に漏れず?そんなに調子がよくない海.
でも魚は居る感じはします.

なんでしょうね.たぶん私の釣りに色々欠けてるものがあるんだと思います.

この日はユメカサゴが連発.
いつもはここまで当たること少ないんですけどねぇ.

一応,少しぐらいはかわす努力をいつもしていて,それが功を奏しているときもあります.
この日は真逆に働いている感じ.

なんか変なやつが来た?と思ったら?
カガミダイ・・・.

どこかで感じたことのある引きの魚が来た?と思ったらハナメゴチ.

うーん.

どうにもこうにもうまくいきません!!!!

船中も特にアカムツが当たる感じない感じです.

ちょっとポイントずらしてカガミダイ・・・.

ポイントなのか?
魚が少ないのか?
時合じゃないのか?

色々考えますが・・・・とにかく釣れないので,最後は黙々と実績のある釣り方を試してました.

最後の最後でなんとかアカムツ.


次の流しで1本バラシ・・・・.

という感じで終了でした.
なんとかまた捻り出した1本って感じで,厳しい釣りが続きます.

釣果:アカムツ×1,ハナメゴチ×1, カガミダイ×1,ユメカサゴ×5
今回はユメがあんまりかわせなかったです.
 食べると美味しい.


P.S.
スピンドルの釣りから脱却したいです.
私はあんまりブログでジグを紹介したりインプレしたりしませんが,このジグは凄いジグだと思います.いろんなジグを私が使ってきたのは昔からの読者ならご存知のとおりだと思います.ジグの見方も多方面から見れると勝手に思ってます.そう思う中で,奥の深いジグ,奥の浅いジグ色々あります.でもまぁ,最後は自分の気に入ったジグってのが出てくるわけで,私はこのブログを通して,読者の人が独力で自分の好きなジグを見つけれる力をつける一助になれば嬉しいなと思っています.
そのためにももっと私がジグの理解を深めないといけないのですが,分かりやすい言葉に翻訳して伝える能力が私には未だに不足しているようです.

でわ.

・遊漁船(27日+半日×3)+プレジャー(2日)+マイボート(2日)


▶カンパチ×15(38kg,29.5kg,20.5kg・・etc)
▶ヒレナガカンパチ×12
▶ブリ×3
▶ツムブリ×1
▶ハガツオ×4
▶カツオ×1
▶スマ ×2
▶ハマダイ×4
▶オオクチハマダイ×4
▶メダイ×3
▶キビレハギ×1
▶ヒメダイ×2
▶オオヒメ×2
▶アザハタ×1
▶キジハタ×1
▶イヤゴハタ×1
▶チカメキントキ×5
▶アカムツ×23
▶アカヤガラ×4
▶シロムツ×1
▶クロムツ(ムツ)×10
▶タチウオ×9
▶ソコホウボウ×1
▶マダイ×7
▶レンコダイ×9
▶マトウダイ×1
▶カガミダイ×1
▶カゴカマス×1
▶ハチビキ×49
▶ゴマサバ×1
▶エビスダイ×5
▶キツネダイ×1
▶ウッカリカサゴ×3
▶アヤメカサゴ×6
▶ユメカサゴ×34
▶ソコホウボウ×1
▶ツノザメ系×7
▶サバフグ×1
▶イタチザメ(150kgオーバー)
▶ケンサキイカ×1
▶エソ×1
▶ソコイトヨリ ✕1
▶ナガタチカマス✕1
▶ハナメゴチ×1
▶キハダ✕1
▶フサカサゴ✕1
▶岩(5.4kg)

・カヤック(10日+半日×3)


▶クエ×1(30kg)
▶アカハタ×2
▶キジハタ×3
▶オオモンハタ×3
▶アザハタ×1
▶アカムツ×20
▶クロムツ×9
▶シロムツ×2
▶ユメカサゴ×1
▶アマダイ×4
▶マダイ×6
▶レンコダイ×6
▶アカイサキ×1
▶イサキ×3
▶カガミダイ×1
▶ゴマサバ×1
▶マサバ×1
▶ハガツオ×1
▶アジ×6
▶オジサン×5
▶アカヤガラ×3
▶イネゴチ×1
▶カサゴ×2
▶オニカサゴ×1
▶イズカサゴ×1
▶ウッカリカサゴ×4
▶ハナメゴチ×2
▶エソ類×2
▶エイ×1
▶スルメイカ×1
▶タチウオ×3
▶ソコイトヨリ×2
▶ツノザメ系×5
▶オナガザメ×1


2018年12月7日金曜日

鹿児島枕崎 栄真丸について大事なお知らせ

どうもです.

今日は残念なお知らせがあります.



今年,結構いい魚を釣らせてもらっていた枕崎の栄真丸ですが,船長のファンキーさんが諸事情により栄真丸のキャプテンを降りました

それに伴いまして,来年も数日程トカラ遠征を組んでいましたが,すべて白紙戻しました.
すでに問い合わせいただいていた方には出来る限り連絡したつもりですが,漏れがあったらまずいので,ブログの記事でもご連絡します.

来年の遠征は今の所,明日丸を3日程組んでいるのみです.
詳細知りたい方はご連絡ください.

他にもどこか遠征日程組みたいなぁと思ってます.

栄真丸については,今後どうなるか自分は全く知りません.
キャプテンを変えて,栄真丸という名前で営業を続けるのか,船の名前も変えてキャプテンも変わるのか?よく分かりません.

ファンキー船長のほうはできればまた違う船を買って遊漁船業をしたいと思っているようです.できるだけ早く開始したいと言っていました.

もし,栄真丸が続いていくとしても,船長はファンキーさんでは無いので,いい船になるのか,そうでもない船になるのかは未知です.次の船長がいい船長で,ジギングに理解があってやる気のある船長だったらいいんですけどね〜.それはどうなるか,決まってみないことには分かりません.

遊漁船は海域も大事ですが,特にジギングの場合は,船長がどれだけジギングに理解があるか,そしてどれだけポイント開拓にやる気があるかとても重要だと思います.

せっかくいい海域に行っても,ジギングのことをよく解ってない船長だと,釣り人側としてはなんだかなぁって思ってしまいます.

そういう意味ではファンキーさんはやる気もあって勉強熱心だったので,今年は良い釣果もチラホラ出ていたと思います.これからがとても楽しみな船長だったので残念です.

このことは私のジギング計画にも非常に支障をきたしています.
鹿児島本土からトカラまで行く船がまずレアで,ジギングで行く船はマリンチャレンジャーか栄真丸しか基本的には無いと思います.料金面で言えば,栄真丸はマリンチャレンジャーの1/3ぐらいの値段で同じ海域に行けます.
安月給のサラリーマンな私としては,非常にありがたい船でした.

船はなくなったわけではないのですが,キャプテンが変わるとなるとどうなのかなぁと心配です.良いキャプテンが就任してくれれば,それはそれで良いと思います.

できれば,ファンキーさんが新しい船を買って,トカラ方面(せめてトカラの北部の方まででも・・・)に行けるようになって選択肢が広がることを期待してます.
それもどうなるかはわからないですけどね.

黒島にすら行けるまともなジギング船がなくなってしまって非常に残念です.
今年開拓して,春全然入れなかったデカイカンパチが付きそうなポイントは何個かあるんですけどね・・・・.

ファンキーさんとは中深海のアカムツから深場のカンナギまで色々開拓しようと思っていたところだったので,本当に残念でなりません.

もし,ファンキーさんがまた新しく遊漁船を始めることがあれば,ブログでお知らせします.

栄真丸は,去年と今年私が乗った栄真丸とは別の栄真丸ですので,読者の方はご留意いただけると幸いです.

ということで,今回は残念なお知らせでした.

でわ.


2018年12月5日水曜日

メジャークラフト,その他のディープライナーパクリ具合が半端ない

どうもです.
何かと話題になることが多いメジャークラフト.

元々はダイコーを退職したMさんが立ち上げた会社です.
ベトナムに工場を持っていたりします.

メジャークラフトはどういうコンセプトで竿を作っているかはわかりませんが,ロッドに関して,私が見たり触ったりした感想としては,必要最低限の性能をそれなりの低価格で提供する.といった感じに思いました.

コストパフォーマンスがものすごい!というわけではないですが,同じ値段を出すなら大手以外の会社よりちょっといいものを作ってるって感じていました.ただ,それは昔の話で,最近では特に大手のロッドではメジャークラフトと同価格帯のロッドでメジャークラフトよりはるかに高性能なロッドというものも増えてきたように思います.

そんなメジャークラフト・・・.
もともとはロッドメーカーでしたが,ルアーや小物も出しています.

ルアーの中でもメタルジグのパクリが半端ない・・・・.

影響を受けて新しい何かを作るというのはよくあることかと思いますが,完全にパクるのはいただけないですね.

自分が最初にパクリだと思ったのはこちら.

ジグパラバーチカルショート

出典:http://www.majorcraft.co.jp/lureitem/5269

うーん・・・どこからどう見てもシャウトのステイ.
アカンでしょ!

次にうーんと思ったのはこちら.

ジグパラ バーチカル スローピッチ


出典:http://www.majorcraft.co.jp/lureitem/5267

完全には一致しませんが,ディープライナーのVBやCXから影響を受けたと考えられるようなフォルム

そして・・・最近出てきたのがこちら.

ジグパラ バーチカル ロングスロー


出典:http://www.majorcraft.co.jp/lureitem/10225

うーん・・・パットの見た目は完全にSPY-5ですね.ただ,ディープライナーは裏面がフラットなのに対して,このジグはキールがあります.なので.根本的にフォールアクションは異なるジグだと言えます.キールを立てたら全く別のジグになるとは思いますので,別のジグっちゃ別のジグなんですけどね.
ですが・・・・なんだろう.
全く別のものなのに,露骨にSPY-Vを連想させるような目をしているのが悪意を感じますね.

ディープライナーのSPY-Vは本質的なところを全く理解できなくても釣れる良いジグだと思います.
ただ,本質や真の性能に気づいたとき,また全然違ったジグに見えます.
私もまだまだ底が知れないジグです.結構いいカンパチ,クエ釣ってます.
半分はジグに釣らせてもらってますが,半分は自分が扱って釣ってるとも思ってます.
釣れるジグであるがゆえに,パクったような商品が多いんですね.
※全くの別物ですけど,別物は別物で良かったりしますけど.

似たようなジグはまだあって・・・・
シマノのペブルスティック

私はこのジグは好きなジグです.面白いアクションが出せます.ただ,どう見てもSPY-VとSPY-Nの中間のような・・・パクリ感・・・・・・ありますね.

他にも・・・・ダイワの鏡牙ジグ セミロング

出典:http://www.daiwa.com/jp/fishing/item/lure/salt_le/kyohga_jig_semilong/index.html

目の感じまで似せてきているのにこれも悪意を感じます.
ただ,こっちのジグはシマノのジグよりも本質的にダメなジグだと思います.
でもまぁ,釣れないジグじゃないです.本質的にダメなのは,お尻周りを見れば,何となく分かる人はわかると思います.

※あくまで私の個人的な考えです.
※それぞれが別のジグであって,全然特性の異なるものなので,それが分かっていればOKだと思います.

中国を初めてとする諸外国のメーカーが日本のルアーをパクるのはまぁ,なんとなくそういう民族なんだなぁって感じである意味納得するんですが,日本のメーカーが日本のルアーをパクって恥ずかしくないのかな?と思います.
他にも・・・パクリやろって国内のメーカーは色々あります.

我々消費者は何が本物で何が偽物なのか,見極める目を保つ必要があるなとつくづく思ったところです.

でわ.