2017年3月10日金曜日

宇治群島でカンパチ(ネリゴ)の数釣りジギング

どうもです.
今年の釣行記No.5です.
まだNo.5!?週1は行くのが目標じゃなかったのかい?
と自問自答しつつ,更新します.
実際の釣行は2月中旬頃の話です.なので,2週に1回ぐらいしか行けてないですね・・・.

この日は久しぶりに川内港の恵比須丸さんにお世話になりました.
http://www.k-ebisu.com/

久しぶりの宇治.
しかし最近の状況を聞いていると,よくないとのこと.
ま,個人的にはよくないぐらいがちょうどいいといつも言っているとおりで,誰もが釣れるような状況ではないほうが面白さはあると思いますし,宇治もだいぶ通って,ポテンシャルは大体掴めているのかなと思っています.

2時間半ほどで宇治到着です.


ちょっと遠目から,左が雀島,真ん中の大きいのが宇治向島,右の小さいのが宇治島です.
この日は前日からのうねりが残っていて,昼ぐらいまでは1.5mぐらいうねってました.
大きなうねりなので,危ないということは無いです.

1流し目からヒットします.
微妙にドラグを出されます.首を振らないのと,走りの質から相手は6kg前後のヒレナガ(スレ)だと思います.
スレがかりなのでバラシが怖く,恐る恐るやり取りしていましたらあと10mぐらいのところでバレ.
身切れだと思います.掛かりどころだと思います.

久しぶりにカンパチをバラしました・・・・.
修行が足りません.スレを感じて,それでも確実に上げたいなら,もう少し慎重にやりとりすべきですね.浮いてきたら少しドラグを緩めてもよいかもしれません.
とはいえ,スレの場合はバレるときにはバレますからしょうがないところもあると思います.スレがからずに口に食わせる努力も大事ですね.

気を取り直して,2流し目・・・もう当たりません(笑.
というのもこの日は水温が18度台と極端に下がっていて,一部17度台もあったかな?というレベル.潮向きも潮の速度もそれほどよくなく,低活性な感じでした.
釣れてくるのはすべてヒレナガカンパチ.

なので,毎回単発です.

本カンパチの〜5kgぐらいまでは大きな群れを作りやすいので,食いのいい群れに当たれば船中10人中5ヒット6ヒットは当たり前.そんな感じなんですが,ヒレナガは群れていても比較的群れの規模が小さく,船中3ヒットぐらいまでしかしないような気がします.

と,ウンチクは置いておいて,今回の個人的なミッションは「数釣り」です.
大型ばっかり追いかけても仕方ないですし,小型の数釣りはそれはそれでテーマとしてはオモシロイと思っています.魚系のベイトに着いた反応を釣っている場合は小型の数をこなしているうちに大型が交じるなんてこともあると思っています.
実際に100gのジグで20kgオーバーを釣った人も居ますし,100gで10kgオーバーもザラに出ています.100gというのはあくまで例ですが.
ライン強度を落としていく数釣りというわけではなく,ラインはしっかり3号,4号クラスを使いながら数を釣っていく,いわゆる不意の大物にも備えた数釣り.これ大事だと思います. 今回は不意の大物は居ないわけですが・・・.

数をこなすだけではいけないとも思いますが,魚釣りは「数もこなせないといけない」と思っています.微妙なニュアンスが伝われば幸いです.

さて,2流し目から食わないので,スジをかえて3流し目.
私,掛けました,釣りました.1匹目.

もう次の流しからは誰も当たりません.

ちょっと近くの瀬を1流し.反応も疎らでイマイチ.

ということで大きく移動.
移動途中の瀬を1流し.
私,掛けました.釣りました.2匹目.
次の流しはもう誰も当たりません.

移動!

鮫島です.
ショアジギするなら絶対鮫島ですね.
東からの潮なら絶対三段かヒナ段.フルキャストすればジギングやってる瀬まで届くからです.
ハナレは微妙ですが,北からの潮ならいいかもって感じですね.
昔宇治にショアジギに行ったときは不完全燃焼だったので,ショアからもリベンジしたいところですが,オフショアジギングやってる感じだと鮫か双子に乗れなかったらあんまり行く意味ないなぁと思ってます.

さて,鮫に移動して1流し,なかなか食いません.
カンパチも食わないときはまじで食わない.口を使わせきれません.

少しよさげな反応を見つけて1流し.
私掛けました,釣りました.3匹目.4kgぐらいでした.
4kg〜6kgぐらいが連発してくれると数釣りとしては非常に楽しいのですが,今の宇治ならアベレージで2kg〜3kgぐらいですかねぇ・・・.
ちょと寂しい.けど,釣り自体は面白いです.
ちなみにこの4kgはスレでした.やっぱり活性がイマイチなんだと思います.

小移動し,1流し.
ヒット!この日初めてのしゃくり上げた後のフォールヒット.
大型は上げの途中ではなく大きなストップで当たることがあるので,ヒットの仕方的にはかかった瞬間サイズに期待しますが,ネリゴでした....


カンパチの釣り方は多種多様あり,何が正解かはその日その時その場所で変わってくると思いますが,ワタシ的に,小魚系のベイトに着いた反応で,比較的浅場(〜100mぐらいまで),サイズも〜7kg前後というのであれば,大きくジグを飛ばす上げの動きを織り交ぜた変速的なシャクリ(高速)が有効な場面が多いと思っています.言葉では説明しにくいので,このあたりは後日動画を上げたいと思っています.もちろん,フォール主体が有効な日もありますから,上げだけやってればいいってわけじゃないと思います.
人間側がエゴになったら魚は釣れにくくなると思います.その日の状況に合わせたセッティングで答えを見つけに行くのが魚釣りの醍醐味かなと.そういう意味でカンパチだけを狙うのであれば,いわゆるスローのみの道具立てはオススメできません・・・.
この日もちょっとライトなフォールの釣りも2流し目に入れたり色々と試してみてはいますが,この日は圧倒的にスピニングのあげる飛ばす釣りに分がありました.

動画は下手くそなシャクリなんでお蔵入りさせようかと思ってましたが,もったいなくなってきました,ネタ的に.あと,自分の今後上手くなったときに比較対象として残しておければいいかなと.

この日はとことん2流し目からは当たらない日でした.

深場130m前後をやれば同船者にメダイ.
130m前後でメダイが来ると,水温下がったなぁって感じがしますね.

そうこうしていると,鮫島周りも釣れなくなったので,移動!

移動先の流し,ヒット!ネリゴ!
更に次の流し,ヒット!ネリゴ!

と,最後は2連続ネリゴラッシュでした.

ラストラストの流しで隣の方に少しイイ型がヒットしましたが,バレ.
走り方的にスレ・・・・.身切れだと思います.

今回私が釣ったネリゴ(カンパチ)は6匹全部ヒレナガでした.
船中で本カンパチは1本だけだったような・・・.

ヒレナガは反転能力が凄まじく,ラインテンションをかなりかけていても水中でターンをするかのように平気で下を向きます.
そして加速度が本カンパチより大きく,トクルフルです.
そんなヒレナガメインですから,スレで掛かった場合,掛かりどころによっては身切れを起こすものと考えます.
回避する方法としては少しふと軸の針を使ったり,慎重にやり取りするなど.
慎重にやり取りしすぎて時合逃してもしょうがないので,サッとあげるに越したことはないんですけどね.
そのバランスが難しいところです.

釣果:カンパチ(ネリゴ)を6本.
この4匹はあげました.
全部2kg前後ぐらいです.

お持ち帰り.
上のが4kgぐらいでした.

タックル:
PE3号,リーダー50ポンド(スピニング)上げの釣り用×2セット
PE2.5号,リーダー40ポンド(ベイト) フォールの釣り用(このタックルではヒットなし)

ヒットジグ:
shout! ステイ200g,160g
タックルハウス フロースライド 230g

今期は宇治にあと何回か行けたらいいなと思ってます!
釣果は黒潮の寄りと潮,水温次第かなぁと思っています.
もちろん三島海域,佐多も行きますよ!

でわ.

--------------------------------------------------------
前の釣行記はこちら
→2017-No4:今年初遊漁船,かいもん丸で竹島・硫黄島・湯瀬

本記事
→2017-No5:宇治群島でカンパチ(ネリゴ)の数釣りジギング

次の釣行記はこちら
→2017-No6:(沖縄本島)アウェイの洗礼でノーバイト・ボウズ



---スポンサーリンク---

---スポンサーリンク---


0 件のコメント:

コメントを投稿