2017年2月6日月曜日

釣りライターになりたい人いますか?

”ライター”

火をつけるライター(lighter)ではありません.
文章を書く方のライター(writer)です.英語では作家もライターといいますが,ここではどちかといえば著述家のことになります.作家でも間違いではないですが.
ちなみに「記者」というと,Journalistの意味になりますので,少し違うかなと思います.が雑誌では記者と書かれていたりするかとも思います.

言葉の定義なんて曖昧なもので,結局何する人なの?って話ですが,基本的には出版社や各種メディアから依頼を受けて文書を書く人のことだと思います.

釣りライターとは?

要は釣り雑誌やWebなどで釣りに関する文章を書いている人です.
プロアングラーが記事を書いていれば,プロアングラー兼釣りライターということになると思います.

釣りライターの収入

あれこれ調べてみました.
村越正海さんのインタビューでは昔の話ですが,1文字1円,写真一枚100円と書かれてありました.
http://sugoihito.or.jp/2014/04/8185/
1万文字書いて1万円・・・・.初めての仕事にしては上等な金額だと思います.
村越さんの今の知名度ならいくらぐらいになるんでしょうね?
変わらないのかな?

雑誌ライターについて調べてみると,記事あたりで1万〜1万5千ぐらいが相場のようです.これで2〜3ページぐらいかと.もっと低い場合もあるみたいですが・・・.
釣り業界に限らなければ,1記事あたり3万オーバーの高額な仕事もあるとか.

で,webのライターは?というと・・・.
http://www.lancers.jp/work/detail/624080
1000文字以上で写真は5枚〜10枚乗せて,1記事500円・・・・.
えっ・・・・村越さんと同じ待遇だと1000文字以上に写真5枚以上ですから最低でも1500円単価ぐらいのはずですが,webメディアですし,こんなもんなんでしょうね.
これを高いと捉えるか,低いと捉えるか・・・・それはアナタ次第だと思います.

あんまり,仕事の単価が下がることって価値を全体の価値を下げることにつながるので,良くないことだと思いますが,予算やら流行りやら,手軽さやらいろいろな柵があって大変なんだと思います.

釣りライターになりたいか?

ということで,みなさん,釣りライターなりたいですか?
私はNoです.ブログで十分かなというのと,人様に有償で出せるほどの文才がありません.あとは,出してもいいかなと思えるまともなメディアが無い.それならばNGも柵もなく,自由に発信できるブログのほうが良いかなと思います.

私はNoであっても,なりたい人いるかもしれません.
実は,意外と簡単になれるものです.

といっても大手の出版社などにいきなり採用されることは難しいと思います.
要はあれです.webメディアのライターです.

なので,こう聞いたほうがいいのかもしれません.
webメディアの釣りライターやりたいですか?

と・・・・.
昨今,まとめサイトやキュレーションサイトといったサイトが問題化しているのですが,そういうサイトであれば比較的簡単に潜り込むことが出来ます・・・・.

例えば現在ライター募集中のキュレーションサイト釣りハック(リンクは張りません)がライターを募集しています.
https://www.wantedly.com/projects/80534

ひじょーに怪しい.というのが私の第一感.
何が怪しいって,報酬についての記載が無い.
これって当たり前ですか?
私は求人広告は報酬についての記載があるのが当たり前だと思います.
ランサーズの求人広告ですら1記事500円と単価は出していました.

もう一つ,業務内容が不明確.記事を書くだけです.というような感じで書いてあります.
若干胡散臭いですが,それでもなりたい!という人が居れば,応募してみると良いと思います.

で,さすがにここまでで終わると面白くないので,実際に45が採用されても断るつもりで応募してみました.
(少しでもライターになりたいかたの助けになればと思いまして)

応募はワンクリックするだけでOKです.履歴書等の提出も無し!
すると・・・・応募の次の日,メールに宛名も書けない担当者(嫌味です)から連絡があり,応募理由,釣り暦,ライター暦,月刊何本書けるか,などについて質問がありました.

私なりに丁寧に回答したところ,次のメールで不採用とのこと.
不採用理由は”週に1本以上を書いてほしいから”とありました.

実際,何本書けるか?の質問の答えとして,
「そんなもんは文字数とどれだけ取材が必要かによりますよね?常識的にわかりませんか?,ほとんど調査が要らないような1000文字ぐらいの商品紹介なら10記事以上書けるでしょうが,釣行記や体験記のような体験を伴って文字数も2万字とか要求されるような記事なら1本ぐらいしかかけないんじゃねーの?」というのをクソ丁寧に解答していました.どこをどう読めば,私が週に1記事も書けませんと回答しているように見えるのでしょうか?・・・・謎です.

まぁ,個人的には全く問題ないのですが,イマイチしっくり来ない採用フローでした.
ということで,何も情報が引き出せませんでした.申し訳ありません.

せめて,いくらぐらいの仕事なのか知れたら良かったのですが.

ということで,釣りライターについての話でした.

ちなみに,こっちはガチっぽいので,応募していませんが,ケイエス企画(釣ファンを発行しているところ)でも募集はしているみたいです.
http://kskikaku.co.jp/recruit/

他にも探せば募集中の雑誌はあるかもしれません.
もし,なりたい!という人がいらっしゃれば,なりふり構わず応募してみるのも良いと思います.

でわ.



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