2016年12月2日金曜日

大物は深いところにいるのか?否!?

どうもです.


出典:wikipedia
今日はつらつらと徒然なるままに最近考えたことを書いてみたいと思います.

「大物は深いところにいるのか?」
最近は深場での釣りが確立されてきて,わりと誰でも簡単に深い場所でも釣りを成立させられるようになってきました.
だからといって,深いところに大型魚は居るんだ!というわけではないと私は思っています.
水深が変われば基本的には魚種が変わるものだと思っています.
しかし,一部の魚種を限れば,深場に大物が多いという図式は成り立つと思いますので,半分は正解なのかもしれません.

・深場に大型魚が多い魚
マハタ,カンナギなどは大型のものは明らかに深場に多いです.といっても深ければ深いほど大型になるか?と言われるとそうではないと思っています.大型に成長した際に快適な水深,水温,餌の量,それらで住処は変わるのかなと.カンナギクラスでも時期によっては100m未満で釣れるという事実はあります.

・カンパチ
で,私がよく狙うカンパチについてですが,色々と見ていても,深場ほど大型魚がいるということに私は確信をもてません.
確かに,深場から大型のカンパチは釣れています.だからといって深場に大型のカンパチが多いという証明にはならないと考えているのです.
要はこういう表現であればわりとしっくり来るというわけです.
「深場では大型カンパチにジグが見切られにくいため,食ってくる,ラインの抵抗が増すので走られにくく,掛かった場合とりこみやすい」と.
つまり,私は浅場にも大型のカンパチは普通に居て,食ってこないだけ,食わせきれていないだけだと考えています.また,食ってきたとしても,浅場と深場では全然魚のパワーが違います,正確にはパワーは同じなのかもしれませんが,手元に伝わるパワーが段違いです.
例えば,その考え方を少し確かにしてくれる記事を紹介します.
以下の記事.
http://blog.deepliner.com/?eid=1422716

生き餌を使った泳がせ釣りですが,水深60mで48kgがあがっています.
そして,いつもジギングで訪れるポイントだけども,大型は食った例がないとも書いてあります.
こうしたことは鹿児島の釣りにも言えて,例えば宇治群島,ジギングと泳がせのポイントはほぼ同じです.
泳がせには10kgオーバー,20kgオーバーが当たっているポイントでも,ジギングにはなかなか口を使ってくれません.
そんなもんなんです.泳がせをやっている水深はどこも100m未満です.

なので,普通に大型は居るんだと思います.
それをアングラーがかけれていないだけ.
口を使わせるに至っていないのだと思います.

私は大した大きさの魚は釣ったことがないですが,ディープの釣りが鹿児島でももてはやされるようになって,大型のカンパチが近年あがっていますが,そこで,深場=大型と簡単に考えず,深場で大型魚が食ってくるということはもう分かったのだから,まだ未知なる部分としては浅場でいかにして大型を選んで釣るか?ということに挑戦してもよいのでは?と思います.

小さいカンパチは釣りたくないから浅場の釣りはしない.という方の考え方を否定するということではなく,深場に行ったからといって,大型魚だけが食ってくるなんてこともないということをいいたいのです.事実,一昨日アップした記事では200mオーバーですが6.5kgのカンパチが釣れています.浅場〜深場までオールマイティに楽しむのがいいんじゃないかなぁと.そう思います.

また,深場ばかりを追い求めていると,浅場の釣りを見失います.その時期,その日,深場で魚が食わない(釣れない)ということは大型の魚も小型に混じって浅場にあがってきている可能性も高いという可能性も捨てきれないかと思います.
それに個人的に最近思うのは大型魚を釣ることだけが釣りの楽しみではないのかなと・・・・.これは本当に人それぞれだとは思いますが,自分の考え方を押し付けるのはよくないなぁと思います.
かくいう私も,こういう記事を書いて,自分の考えを押し付けてしまっているように見えるのかもしれませんが,読んで頂いている方に私と同じ考えになって欲しいと思っているわけではなく,こういう考え方をしている人間がいるのだと認識してもらいたい.そういう感じです.自分以外の意見をすべて排斥していては自分もまわりも辛いだけです.

意見の存在をまずは認めるというところ,これは何事にも大事なことだと私は思っています.批判的な意見であれです.批判なきところに向上はないですし.

ということで,水深とその水深に生息する魚の大きさには1:1の相関関係は無いと思いますが,ある程度の関係性はあると思います.
だからといって浅場にでかいのが居ないと諦めてしまうのは勿体無いなと思います.

そういうことを伝えたくて,今回徒然なるままに書いてみました.

でわ.

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