2015年12月21日月曜日

スピニングロッドの持ち方


どうもです.
釣りを長年されている方は特に意識していないと思います「ロッドの持ち方」

かくいう私もほとんど意識したことは無かったのですが,昔ちょっと気にしたことはあって,また最近,ふと思い立ったので書いてみます.

図解すると分かりやすいですが,名前がないとちょっとアレかなとおもって検索をかけてみました.
基本的には3通りの握りがあると思います.

1.ツーフィンガー
これが「正しい」握り方と言われています.
リールフットが中指と薬指の間に入る握り方です.

2.スリーフィンガー
リールフットが薬指と小指の間に入る握り方です.

3.ノーフィンガー (なぜフォーフィンガーではないのかは謎)
リールフットに指をかけない握り方です.
リールフットより竿先側に小指がかかります.

みなさんどの握り方でしょうか?
握り方なんてやりやすいやつでいいんだよ!
と私も思いますが,教科書通りであれば,1.の「ツーフィンガー」がよいとのことです.

村田基さんの動画によると・・・・スピニングは絶対ツーフィンガーとのことです.
それ以外は「ダメ」とまで言われています.
まずは動画を御覧ください.
こちら


ということらしいです.ノーフィンガーが出てきませんが,3フィンガーもダメとのこと.
3フィンガーがダメな理由は,ベールを起こすときにラインローラーのエッジにラインが引っかかり,それでラインを痛めるからダメ.と言われています.
本当にそんなことが起こるのか試してみました.

えっと・・・こう持ってきて・・・
(手が汚くてすみませんこの時期,乾燥によりよく皮膚がむけます・・・.)

指をかけて


ここでベールを返します.(むちゃくちゃ写真が撮りにくい)
このときのラインに注目.
たしかにラインローラーのエッジというかベールアームのエッジというかにラインがひっかかります.
写真がむちゃくちゃ撮りにくいので, それを大げさに表すと以下の様な感じ.

という感じです.

個人的にはそれでも3フィンガーはやめられない.
(だいぶ前に矯正しようと思いましたが,20年以上3フィンガーなのを簡単には矯正できませんでした)

ラインローラーエッジへの干渉がどれぐらいラインを痛めるのかはこれもまた未知ですし,人にもよると思います.私はシーバス釣りなんかでは1釣行毎(どんなに短くても)にラインを3mほど詰めてこのエッジで傷んだところがなくなるようにしています.
1釣行ぐらいならまぁ,そんな目に見えた劣化はしないと思います.ただ,10回釣行したら30mぐらい無くなるんですよね(笑.

経済的には2フィンガーに強制するか投げる時だけでも2フィンガーにしたほうがよいかもしれませんね.

私は投げる時も3フィンガーですが.

ちなみに,写真ではシマノのC3000クラスを用いておりますが,3フィンガーの場合,シマノ8000番クラス(14000まで)でもラインローラーエッジへの干渉は起こります.18000以上は持っていないので分かりません.
番手が大きくなってきて,スプールが前に出た構造のリールの場合には3フィンガーでも干渉を起こさないようになることが予想されます.

ちょっとリールの扱いになれると,手元なんてほとんど見ずに全ての所作が可能となりますが,今一度,みなさん初心に帰って,手元の確認,ラインを痛めていないか?
気にして見られるのもよいかもしれません.

2フィンガーでも指をちょんがけしかしない人はラインローラーエッジへ引っかかったりします.

PE1号ぐらいならまだいいとしても,0.3号とか0.2号とかそいう細いPEを使うようなライトゲーム(メバリングとかアジングとか)では1釣行の中でも気にしたほうがよいでしょうね.

でわ.

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