2017年3月31日金曜日

【続】数釣りとかカンパチの翌日のスレとかを確認する釣行【宇治】

連チャンで釣行記をアップするのは珍しいです.
なぜ連チャンで釣行記をアップしたか・・・次の日の釣行だからです.

前回の釣行ではカンパチ(ネリゴ)のツ抜けができました・・・.
しかし,サイズは伸びず.潮も動かない.
そんな状況でした.

その夜・・・次の日,凪で出れそうだけど,まだ空きがあるなぁと.
思って予約表を眺めていて,ふと・・・・せっかくだから行ってみるか!ということで,
また恵比須丸さんにお世話になってきました.

渋い状況なのに行く意味あるの?
という話ですが,渋いからこそ行ってみたい.
1日ではそうそうに状況は変わらないと思います.
それに昨日打ったポイントのスレが1晩でどれぐらい回復するか見てみたい.

色んなことを考えながらの釣行です.

土日連チャンでジギングを入れる人もなかなか居ないですよね・・・・.

昨日からの反省点は特にはないのですが,大型が釣れていないことぐらい.
しかし,私に大型を選んで釣る技術はないので,とりあえず,魚かけてたら交じるだろうぐらいに思っています.それに釣れない魚ばかりを求めても仕方ないです.
ネリゴが多いポイントに大型は居ないと思われている方も多いですが,そんなことはないと思っています. もちろん,居ないときもあると思いますが.

とはいえ,その場所で釣れる魚をとりあえず釣ることも大事だと思います.
その場所にいる魚を釣りきれない人が大型が居るポイントに入って大型を腕でかけれるとは思えません.

※明らかに大型が出るポイントで大型のみに狙いを絞ったような釣り方もあるとは思いますが,今のテーマは型より数釣りです.

朝一,とりあえず,昨日私が8連続ヒットした瀬周り・・・.(いくつか有望な瀬が連なっています)

1流し目からヒットしてくれます(船中結構な数ヒットがありました.
たしか,私の1流し目はダブルヒットだったように思います.

カンパチは1晩経てば忘れるのか?
と思いきや・・・・ 次の流し・・・当然のごとく船中ヒット数が減ります.
2ヒットか3ヒット.
(私もヒットしてます)

ということで2連続ヒットはできましたが・・・・

が・・・・

3流し目から誰も当たりません.....

4流し目も誰も当たりません.....

ということで,この瀬周りは今日は捨て,他の瀬周りへ.
※これ宇治の磯釣りでは有名なフタゴ瀬です.乗ってみたい!
(望遠で撮ってます)

ここで宣伝・・・私のシャクリについて,私のスタイルは日々変化していますが,大まかには振りの大きい上げのシャクリをスピードを変えてたまにはステイも入れてやるような感じです.
Youtubeにシャクリがありますので,こいつどんなシャクリしてんの?と思われた方ご覧いただければ幸いです.
※2016年3月末時点であがっている動画はどれも一年以上前の私なので,現在は少し変わっているところもあります.

ここで思ったことはやっぱり前日に叩いたポイントは1日では回復しないのかなぁというところです.
何日置けばスレを忘れるのか?・・・など統計的なデータは全くありませんが,明らかに魚の反応はあるのに口を使わない,口を使わせられないということがあるなと思いました.
が,こういう魚に口を使わせていく方法も考えていく必要があると考えており,最近またちょっと活路が見えています.

で,ちょっと浅場をやってみるかということで50mラインへ.

ここは昨日叩いていないポイント.
船中7ヒット!やっぱりフレッシュなポイントは違いますね.
(私もヒット)

しかし,浅場ということもあり・・・・次の流しからは誰も当たりません.
否,当てられません!魚はいるんですが,食わないんですよね.難しいです.

その後,近場のポイントを周りますが,まともな反応も無いので,潮が動いているうちに大きく移動.
移動先とは関係ないですが,これは雀島です.

移動先で良い反応があり,船中3ヒットか4ヒット.
私はフレッシュなポイントで最初からフォールのアプローチをしてみようと思い,投入したタックルでなんとかヒット.
周りが縦の速い釣りをされている中でのフォール中心の動きでのヒットでした.
速い誘いの動きは入れています.
色々実験的なことをやってみるのも面白いですね.

しかし,次の流しからはもう当たらない・・・・・.
そして潮もだんだんたるくなってきて,遂には止まります.

地獄タイム突入.

この日は深場も浅場もかなりの場所をランガンしましたが,それ以降,私にアタリがあることはありませんでした.
ガラン(という瀬というか島というか・・・)です.

うーん.難しいですね.
かなり課題の残る釣行となりました.

そうしたなかでも,縦の釣りの中でフォールでもアタリを出して釣り上げられたことは良かったなと思いました.

ちなみに,帰り30分ほど,鷹島によってもらいました.

鳥は多く,魚っ気もムンムンありましたが,食わず!
雰囲気に反してダメダメな感じでした.水温も宇治より2度〜3度ほど低かったです.

今年の津倉・鷹島の浅場でカンパチが釣れ出すのはもう少し先なのかなぁなどと思った次第です.

ということで,釣果:ネリゴ5本,(今回もMAXで3kgでした...)

ヒットジグ:shout!ステイ160g,ディープライナーSPY5 300g

3月分の釣行はまだ残っています.
4月に更新します.
懲りずに数釣りテーマやります!

でわ.

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前の釣行記はこちら
→2017-No8:【ジギング】カンパチ(ネリゴ)のツ抜け釣行【宇治】

本記事
→2017-No9:【続】数釣りとかカンパチの翌日のスレとかを確認する釣行【宇治】

次の釣行記はこちら
→2017-No10:ジギング宇治群島でやっと10kgオーバーの?




2017年3月29日水曜日

【ジギング】カンパチ(ネリゴ)のツ抜け釣行【宇治】

ツ抜け.

数を数える時に1つ,2つ,3つの数える.「つ」
9つの上からは「つ」をつけない.
つまり,2桁以上釣ることをツ抜けと言います.

最近のテーマであった「数釣り」
3月いっぱいはこれをテーマにしようと思っていまして,3月中旬,また恵比須丸さんにお世話になってきました.

http://www.k-ebisu.com/

九州本土の中の鹿児島でカンパチをメインターゲットとしているジギング船の中では初心者の人が一番入りやすい船だと思います.水深的にも,魚影的にも.
操船技術,アナウンスによる水中の情報,魚群の見つけ方,全部が備わってる船です.
もちろん玄人も楽しめます.

※この船じゃないと駄目とか言ってるわけではありません.他の船と比較しているわけではないので,誤解なきようお願い致します.

初心者的にいきなりスローで150m〜200mを初心者でやるというのは難しいだろうと個人的には思いますし,カンパチに限って言えば,とりあえず釣るならまずは速い縦のジャークを覚えるのが一番だと思っています.タックルはスピニングでもベイトでもいいとおもいます.スピニングのほうがナナメ引きはし易いように思います.
ジギングは色々な釣り方があるので,1つ覚えて横に展開していけばずーっと楽しめます.ジギングの魅力はこういうところにあるのかなと.ある1つのメソッドを突き詰める一点突破のスペシャリストもかっこいいですが,私はどちらかというと状況に応じてありとあらゆるメソッドを駆使するジェネラリストになりたいです.
今,ベイトリールのスローな釣りをメインにされている方も一度速い縦の釣りを覚えるのも良いと思います.あんまりスロースロー言いたくないのですが・・・・.

最近,カンパチジギングに新規参入してくれる人が減ってきているなぁと感じており,これではカンパチジギングやるひとが居なくなってしまうのでは?と危惧しております.

カンパチ釣りは決して敷居の高い釣りではないと思います.
それなりの道具でそれなりにお金をかけずに始められます.
ハマるかはまらないかは人それぞれだと思いますが,個人的には是非皆さんにチャレンジして欲しい釣りです.

さて,肝心の釣りの方です.

前回の宇治釣行では6本.ということで,それ以上を狙います.
数釣る中に型が混じらないか期待しますが,今回は残念・・・3kg程度まででした.

この日は前日のうねりが少し残っていました.
朝の宇治.テンション上がります.
朝一,ポイント到着,久しぶりの宇治.
朝焼けの中の宇治は格別にかっこいいです.

最近は宇治に遊漁船が来てなかったということもあり,フレッシュなポイントを回れます.

とりあえず,食わせを意識したタックルセッティング.
といってもあまりに細くなりすぎず,
PE3号にリーダー50ポンド設定,ジグも150g〜250gをセットに針はshoutのスパーク5/0です.
まぁ,これで10kgクラスでも取れるとは思っています.
もちろん,かける場所や地形によるんですが,なるべく上でかける努力はしています.

1流し目から船中5ヒットか6ヒット.
ネリゴの群れが居るようです.
(私もヒット)

2流し目から既にスレ初め,船中3ヒット程度とカンパチは見切りがとにかくはやいです.
(私もヒット)

3流し目には私しか当たりません・・・・.
(3流し連続ヒット)

今回はミヨシから瀬に突っ込む潮で私は船尾なので最も潮下となり,セオリーで言えばあまり有利ではないポジションです.
一般にジギングは瀬(ポイント)に先に入るポジションが有利とされています.
ポジションの有利不利はあれど,それを挽回できるような釣り方もありますので,そういった「小手先」のテクニックについてはまたいずれ書きたいと思います.

魚が見切ってきたので,瀬を変えて流し.

最初の流しは船中ほぼみんな10人中7ヒットとか.
(私もヒットしました)

次の流しは例によって半減・・・
(私はヒットしてます)

次の流しはもう1人か2人しか当たりません・・・・
(私はヒットしてます)

何流し目までヒットできるだろうか?と思って居たら,8流し目まで連続ヒットさせることができました.

朝の1時間で8匹ヒットでした.
まぁ,数釣りなので・・・サイズはご容赦ください.
8匹連続ヒットですが,私が一番シオシモです.シオシモでも釣れます.

昔は船のポジションをかなり気にしていましたが,最近はどこでもいいなと思ってます.
シオシモはシオシモの楽しみがあり,オモテはオモテの楽しみが,胴には胴の楽しみがあると思っています.
ミヨシかトモのほうが隣の人とのオマツリ確率が減るので,その点だけはいいなと思います.

ジグにスれてきたネリゴを釣る方法は色々あります.
ネリゴですし,基本的にはまだ食い気はある群れですから,見切られなければ食うと思っています.
食い気がなくて釣れない群れとは違います.
見切られないこととアクションのメリハリが大事だと思っています.

8連続ヒット後・・・・潮が止まります.
このシーズンの宇治の大潮は潮が止まる.
止まったら動かないことが多いです.
そういう,潮が止まって食わない状況でどうしたらいいか?という練習がこれから始まります・・・.

本当に何をやっても食わなくなるんです.
潮は大事さを改めて認識させられます.

釣れないから移動が増えます.
あんまり?これまで写真を載せてなかったような・・・
鮫島の裏側(西側です).

船が停まったままなので,ポイントが移動しません.
なので,潮がとまったら着底からの初めの巻き上げが大事だと思ってます.
速いアプローチがいいのか,遅いアプローチがいいのか.
上げの動きが良いのかフォールの動きが良いのか.ジグの形状,アクション.いろんなものをジャストフィットしていかないと,口を使ってくれない状況という感じになります.

これはこれで私は楽しいですが,船中1ヒットもないような状況が10流しぐらい続くと,みなさん口数が減ってきますね・・・.

で,とあるポイント,ベイトはかなり浮いた反応ですが,瀬にべったりと付いている小さい反応が・・・.
瀬べったりなので,ベイトのフォールを多用したちょとねちっこいアプローチでうまいことヒットさせることができました.
浅い水深でもこういう状況でフォールに効果があることを実体験できて,これは良い経験になりました.

今回かなりの場所をランガンしてもらいました.
足で稼ぐ遊漁船は釣果も伸びます.

最後に速い上げの釣りで1匹ヒットさせ,合計10匹.
釣果の大半が朝マズメの潮が流れている時間帯に集中しましたが,潮が流れてない状況でもなんとか2匹釣り上げることができ,色々とまた考えさせられる釣行となりました.

テーマを決め,何回か施行していく中で色々と見えてくるものがあり,スキルアップにつなげていく.これが私の中で今の釣りの楽しみ方です.
小型が多いが数が出る,そのうち大型も交じるであろうと予想しつつ,今回も得るものは多かったです.

また,宇治方面行こうかなと思いました!

でわ.

釣果:ネリゴ×10 最大3kg弱


ヒットジグ:
shout!ステイ160g,200g
タックルハウスフロースライド150g
BEAT Diffuse R 250g
ライン:
PE3号リーダー50Lb

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前の釣行記はこちら
→2017-No7:カヤックジギング開聞沖で良型のあの魚!

本記事
→2017-No8:【ジギング】カンパチ(ネリゴ)のツ抜け釣行【宇治】

次の釣行記はこちら
→2017-No9:【続】数釣りとかカンパチの翌日のスレとかを確認する釣行【宇治】


2017年3月27日月曜日

サンライン PEジガーULT インプレ

PEジガーULT,サンラインから近年発売されたラインです.



4本撚りと8本撚りがあります.
※画像は4本撚りの1200m巻です

私の使い分けとしては4本撚りをベイト,8本撚りをスピニングに使っていて,だいぶその特性も分かった(気がしている)のでインプレッションを書きたいと思います.

ずばり,使えるラインか使えないラインか?という話をすれば,私の出した結論は「使える」です.
ですが,トータル的なタックルバランスを崩壊させるちょっと危険な一面もあります・・・.トータル的な「感度」の話をすれば,ULTの4本撚りより高感度なラインは今は無いと思います.

あまりの感度の良さに「魚のサイズがわからない」との声もあります.
(実際私もULT初卸でかけた6kg程度のヒレナガは10kgクラスかと思いました・・・

また,さらに感度の良さに起因する間違いとして「魚が不用意に暴れる気がする」や「ほぼ伸びないため切れやすい」などの誤解を生むところもあるように思います.
感度が良すぎて竿や体にダイレクトに魚の引きが伝わっているだけで,実際他のラインでも水中では魚はほぼ同じ動きをしていると思います.
情報量の多さを人間が処理できていないだけのように私には思います.
数回使っただけではこのラインの本質は見えてきませんし,前回の釣行と変えたところがラインだけだからラインのせいだ,そうラインが悪い!と決めつけるのは焦燥です.そういう意味でトータル的なタックルバランスを崩壊させる危険性のあるレベルのラインだと思いました.

このラインの特性は低伸度である!と謳われることが多いと思いますが,このラインの一番の「魅力」はそこではないと個人的には考えています.

私の考えるこのラインの一番の魅力.それはライン平行方向に対する水切れの良さです.
特にPEジガーULTの4本撚りの水切れのよさは他のラインのどれよりも素晴らしいと思っています.

あんまり皆さんは水の粘性「Viscosity」について考えることは無いかもしれませんが,水というのは粘性をもった流体です.この粘性を持った流体中を物体が移動しようとすると,粘性抵抗が生じます.つまり,動きにくくなるわけです.
空気にだって粘性はあります.かなりサラサラしてますが・・・粘性があるが故,空気中を動く物体には抵抗が働きます.空気の場合は空気抵抗という言葉も使われます.
このように,粘性のある流体中を物体が移動すると抵抗(運動方向と反対向きの力)がかかるわけですが,この抵抗値がPEジガーULTは他よりも小さいのです.

ハッキリとした数値データでお示しすることはできませんが,この抵抗値を間接的に知る方法としてジギングにおけるジグの着底時間があります.
たとえばPEジガーULT,スーパーファイヤーライン,他のPEラインすべての号数を揃え,ライン以外は同じタックルで落とします.PEジガーULTが一番速く着底できるはずです.(是非お試しください)

ということで,糸を引っ張る方向の抵抗が減少することによって,より低伸度を感じます.
もともとが低伸度なので,より伸びないラインのように感じます.このことが原因で全く伸びないラインである.と勘違いしてしまう人も居るように思います.
しかし,ちゃんと伸びるラインです.試しに陸上で30mほど引っ張り出して引っ張ってみて下さい.
人気のない広い場所でお試しください.
ちゃんと普通に伸びます.

一部のエキスパートたちはULTの4本撚りは高感度過ぎてカンパチには向かない.
とおっしゃる方もいらっしゃいますが,このラインじゃなければできないことがありますので,私はカンパチ釣りでも選択肢としてはアリだと考えています.
たとえ100m前後の浅場であってもジグをうねりあり,二枚潮ありのような厳しい状況で動かすことは難しいです.
そういうときこそこのラインの出番かなと思います.

ということで,超高感度ラインが欲しい方にはピッタリのラインだと思います.
積極的にジグをコントロールして魚をかけにいきたい人向きです.
ジグの性能に頼り,ファイトもラインの伸縮率に頼る.そんな人ではなく,積極的に腕で勝負したい人向けとも言えます.

ただ,デメリットをあげるとすれば,粘性抵抗値が小さいため,他のラインより魚が疲れにくいです.
抵抗値が小さい故,魚の引きが強く感じます.(これが魚のサイズがわからなくなる原因かと思っています)

で,最後に,

伸びなさすぎて嫌いな人への一応の対策方法.


・リーダーを工夫しましょう
リーダーに使うフロロカーボンはPEとは比較にならないほどよく伸びます.
また同じ力に対しては線径の細いほうが太い方よりよく伸びますので,号数と長さを工夫しましょう.
私の場合,ULTを使う場合においては4ヒロ(8m〜10m)ほどリーダーを取るようにしています.
ショートのときは3ヒロです.
※あくまで私の場合の話です.これがイイとは思っていません.

・竿をちゃんと使いましょう&使う竿を考えましょう
ベイトリールでのファイトの場合,ストレートポンピングを多用するかたもいらっしゃいますが,竿はジグを動かすだけの存在ではなく,むしろやり取りをサポートしてくれるクッションとして使えることを意識するべきかと思います.

・PEジガーULTの8本撚りにする
8本撚りのほうがもう少し伸びますから,本当に伸びが欲しい人は8本撚りにするのも◯だと思います.

浅場での使用(150m以浅)での使用に不満を持たれる方もいらっしゃると思いますが,フォールが速いので1番手号数を上げ,ドラグ値を数キロアップで使うという手もあります.もちろん,リーダーはトータルとして適切な伸縮率になるように設定する必要があります.
リーダーの長さでかなり伸度は変えられるので,全部このラインでもいいかなと思っているぐらいですが,そこは4本と8本,普通のPEやファイヤーライン,それぞれにいいところはアリますから,これが何が何でもいい!と決めつけず,これからもいろんなラインを使っていきたいと思います.
なので,今,私が使っているリールにまかれているラインは
よつあみのX8,ジガーULTの4本,8本,スーパーファイヤーライン,シマノのMX4です.



総評

このライン(特に4本撚り)以上の高感度ラインは私が使用したことのあるラインの中にはありません.
どれぐらい高感度かというと,他のラインとは一線を画すラインであるため,トータル的なタックルバランスの見直しを必要とするレベルです.
高感度は低伸度だけでなく,粘性抵抗の低さでも決定されるということ.
それをしてなおメリットのあるラインであると私は判断しました.
ジグを意識して厳しい状況でも動かすということに関してはこのラインに右に出るラインはないでしょう.

PEジガーULTを数回使っただけでダメだと決めつけている方,もう一度見直してみませんか?

このラインならアカムツを3号でやるのも容易いかなと思っています.
不意の大物対策もできますしね・・・.

3号でやるアカムツ釣り自体に趣があるのかと言われればかなりQuestionですが・・・.

カンパチやるなら3号4号が良いと思います.
2.5号は巻いて使ってみましたが,強度は申し分ないですが,如何せん魚が疲れません.
2.5号使うなら250mオーバーかなぁと.

カヤックのタックルはたんまりとシマノのパワープロ1200mの手持ちがあるので,それを使い終わってから導入していきたいなと思っています.

さいごにこれだけいいたいのは,製品の善し悪しというのはトータル的なタックルバランスで決まってきますから,ライン単体だけの評価にあまり意味は無いと思います.
低伸度,高感度,低粘性抵抗は薬にもなれば毒にもなります. 

使ったことない人は是非使ってみられると面白いと思います.

 でわ.








2017年3月24日金曜日

【魚探】最近の魚探ニュース Lowranceでも自動等深線作成が可能に

久しぶりの魚探ネタ 魚探ネタって需要があるのか無いのか・・・わからないんです.
一応,プレジャーボートの保有台数は毎年減少傾向にあるので,そういう意味では需要は減ってきているのかなと・・・.

しかし,近年ではカヤックやミニボート,SUPなどが増えてきていることもあり,コンパクトなエントリー向け魚探の需要は高まってきているのかなと思います.

Youtubeに気まぐれにアップした魚探の動画も1万再生ぐらいしているので,そういうところからも関心の高さは伺えます.

※1万再生とか全く大したことないのですが,それが「魚探の紹介動画」であるということを鑑みると関心度としては高いのかなと思いました.

前置きはこれぐらいにして,Lowranceでも等深線作成が魚探単体でできるようになりました!!!(パチパチパチ)・・・・・

なんですが,全くコマーシャルされないですね.

一応,先月,LowranceのElite-TiとHDS Gen3のソフトウェアアップデートが来たんですが,

その中の,SonerChart Liveというのが等深線自動作成機能です.(ナビオニクスのね)

は?????

出典:http://www.lowrance.com/en-US/Software-Updates/Elite-Ti-Software-Upgrade-v-25/

うーむ.
今のところLowranceは自社で自動等深線マップ作成するアルゴリズムを作る気はないということでしょうか?
謎です.
ナビオニクスの提供している機能なので,ナビオニクスのマップカードが必要です.
ナビオニクスのマップカードは正直全然アテにならない(と個人的に思っている)ので,あんまり使いたくないなぁというところです.

一応,ナビオニクスのチャートライブ動画がありましたので紹介しておきます.


ソナーチャートライブは本来,Wifi機能を持った魚探とスマホやタブレットをつなげて,ソナーのログを送り,スマホ・タブレットでログを処理して等深線マップを作るという機能です.

上の動画はタブレットかスマホ上の画面です.

Lowranceについては現在はReefMasterでソナーログから等深線作成ができるので,自動等深線機能は無くとも個人的には良いのですが,こういう手抜き?(外注)をされるとなんだか萎えますね.

とはいえ,ガーミンやハミングバードは入門機でも価格がまぁまぁ高いので,Lowranceのように高性能な魚探(本来の魚探として高性能であるということです)をリーズナブルな価格でエントリー向けに提供してくれることは非常に嬉しことです(今のHookシリーズのことです).

しかし,このままではハイエンドでは戦っていけないのかな?などと危惧するところもあり,どうしたもんかなぁというところです.

ハイクラス(100万ポンな魚探)を買うならガーミン,5万ポン,10万ポンまでならLowrance.
今はそんな感じなのかなぁと思ってます.50万ポンでもGarminかなぁ・・・.

最新のバードビューレーダーなどもLowrance,Simradは日本の技術基準適合試験を受けていないように思いますが,ガーミンのバードビューレーダーは適合試験クリアしていたり・・・日本においてはあんまりやる気ないのかなぁなんて思ってます.

技適マークないと日本で使えませんからねぇ・・・・.

ヘディングセンサーもガーミンのHD-9AXは3軸の加速度とジャイロセンサーが入っているので,ふらつきに強いなど,最新鋭の製品をいち早く発売している印象です.

他にもGarminとLowranceを比べてLowranceが劣る点は多々あります.
が,前にも書いたとおり,エントリー向け,バリュープライス帯の製品ではLowranceは負けていないので,住み分け出来ているのかなと思います.

Elite Tiシリーズをお持ちの方,操作感など教えていただけると嬉しいです.

でわ! 



2017年3月22日水曜日

カヤックジギング開聞沖で良型のあの魚!

どうもです.
3月上旬の釣行記です.
しかし,内容があまり無いです.

簡単に言うと,
家で準備を30分して,釣り場まで車で1時間かけていって,カヤックの準備を40分まったりして,ポイントまで20分かけてカヤックで海上を進み,実釣30分だけやって,陸までカヤックで20分かけて戻り,カヤックをまったり30分かけて片付け,車で自宅まで1時間かけて帰り,30分片付けをやりましたという話になります.

カヤックフィッシングは海にプカプカ浮いて優雅に釣りをしているように見えますが,準備や片付けは意外とめんどくさいこともあるかと思います.

この日は5日前ぐらいまでは時化予報だったものが前々日ぐらいになって凪予報へ.前日にはベタ凪予報に変わって,これだったらカヤック行ける!と思っていたら早朝に急変で時化予報へ・・・.それでも午前中なら出られるかなと思い,カヤック積んで向かいました.

現地について用意しているとポツポツ雨.
予報は20%ですが!?

まぁ,雨はすぐ止む予報だったので,とりあえず出艇.

うーん,雨はポツポツやみませんね.

この日の狙いは「中深海」(予定)

最近,クロムツもアカムツもそういう魚を釣ってない,食べていない!
そして,カヤックからはこいつらはまだ釣ったことがない!
こんなベタ凪滅多にないし,チャンス!

などと思っていたんですが,その期待は裏切られることに.

いきなり中深海に行ってもよいのですが,浅場でブリ(ワラサ)でも釣れないかなと思って浅場をやってから深場に行くプランニングです.(あくまでプランニングです)

朝一なので,プレッシャーを与えないように瀬の手前からエンジンを切ってドテラでアプローチします.50mラインから流し始め,瀬のトップで30mほどです.

潮向きと風向きが同調しており,風の力を借りて流れは0.8ノット.
潮は0.6ノット,風で0.2ノットぐらいかと思います.

反応はバリバリありましたが1流し目は当たらず.
中深海用に250gをつけていたので,浅場ということで100gに落として再アプローチ.

瀬の手前で上げのアプローチでヒット!!
魚のヒット狙いどおり!
狙いのサイズよりもいいサイズ.
しかし,ブリっぽくないです.
ファーストランで,ブリなら10kg超えサイズじゃね?などと妄想.
巻いた時の重みがブリ10kgより軽い,首振りがブリ10kgよりも軽い.
ツッコミはブリより鋭い.
カンパチ?にしては引きが弱い・・・・.

ということはアノ魚だろうか?
しかし?この時期,このポイントに回るの?

などと考えながらファイト.
この日は中深海がメインの予定だったので1タックル,いつもと違ってPE1.2号にリーダー8号という私にしては細仕掛け.なので無理せずやり取り.

1色ラインなので,今ラインがどの程度出ているか分かりません.なので,魚探を見ながら,かけた魚がどの水深に居るのかを把握しながらやり取りします.一瞬ヒヤッとした場面もありましたが,なんとか回避.
瀬の手前でかけた魚ですが,瀬を超えたので一安心.あとは深い方に深い方に流れますので,ラインの角度や魚の深さを気にしながらゆっくりファイトします.

無理のないやり取りで上がってきたのは,キンキンの黄色いラインがキレイなあいつ.
ヒラマサです.

サイズはファイト中の予想通りでした.
無事あがって良かったです.







いつかのブログで見たようなアングルですが・・・.
あのときはキャスティングで釣ってますし,サイズもこっちよかったです.
このヒラマサはイエローラインがキンキンで抜群にかっこいい魚体でした.

サイズは陸に上がって計測して7.2kg.
個人的には鹿児島なら納得サイズのヒラマサです.
いよいよ鹿児島でヒラマサ10kgオーバーが見えてきた気がします.

とりあえず,カヤックだとクーラーボックスサイズが小さいので,このサイズが釣れてしまったら一旦陸に上がってクーラーボックスに入れなければなりません.

とりあえず,あと2流しだけやっていったん陸へ.
ここで雨が強くなってきて,視界も悪くなってきています.
視界は少しでも悪くなると怖いので,とりあえず陸に上がって,このまま雨が降るようであれば中止したいと思いました.

陸に上がって魚を車に積んである大きいクーラーボックスにツッコミ,8:30に更新された予報などをチェック.
???

吹くはずのなかった南風の予報.

このあたりは南風にめっぽう弱く,潮向きが北からの潮なので,もし予報通りの風が吹いたら潮と風が喧嘩し,釣りどころではないなと.
さらに雨の予報も今から3時間ほどは降る予報で,これはいかんな・・・・.
ということで撤退を決めました.

中深海に行けなかったのは残念ですが,海は逃げませんから,またの機会にでも中深海チャレンジしたいとこです.

釣果:ヒラマサ7.2kg

タックル:
テンリュウ ホライゾンSL M(カヤックカスタム)
オシアコンクエスト 301HG
PE:1.2号
リーダー:8号
ヒットジグ:
シマノペブルスティック100g


みなさんご安全に.

でわ.

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前の釣行記はこちら
→2017-No6:(沖縄本島)アウェイの洗礼でノーバイト・ボウズ

本記事
→2017-No7:カヤックジギング開聞沖で良型のあの魚!

次の釣行記はこちら
→2017-No.8:【ジギング】カンパチ(ネリゴ)のツ抜け釣行【宇治】


2017年3月20日月曜日

美ら海水族館を見学

美ら海水族館

沖縄にある有名な水族館です.
水族館好きの私としては一度入ってみたかった水族館No1.

ということで行ってきました!


https://churaumi.okinawa/

大人1850円,16時以降だと1290円で入れます.
入館は17:30まで,営業時間は18:30まで.

夏(3月〜9月)は19:00まで入園,20:00閉園です.


入ってすぐキレイなサンゴの水槽があります.

綺麗です.

その隣に熱帯魚の海.
結構大きい水槽です.


最大2mにもなるナポレオンフィッシュ(メガネモチノウオ)がお出迎え.
この水槽の中で気になったのはハタ類です.

私が確認できただけで,カスリハタ, マダラハタ,タマカイ,コクハンアラ,チャイロマルハタ,ツチホゼリなどが居ました.


これらのハタですが,各々の性格があるのか,激しく動き回るハタ,じっとしているハタがハッキリ分かれていたようです.
中でもカスリハタはかなり活発で表面付近で餌を食べたり面白い行動をしていました.
ツチホゼリ,マダラハタも水槽内を激しく泳ぎ回っていました.
タマカイは比較的まったりしながらも割りとアグレッシブ.
チャイロマルハタとコクハンアラが一番おとなしく.じっとしている感じでした.

時間帯やその時の気分もあると思いますし,いつもこんな感じではないと思いますが,思ったより俊敏に動くなと思った次第です.
タマカイやカスリハタなどは他の水族館でも展示がありましたが他の水族館ではかなりまったりしているハタだなと思っていて,ここまで活発な個体は初めてみました.

その後はマングローブの水槽.

カーエー(ゴマアイゴ)が可愛い.

その後,サンゴの海個別水槽を抜けると,美ら海水族館一の大水槽があり,ジンベエザメもここで展示されています.

時期的なものなのか,水槽内の個体がかなり少ないように思いました.
ロウニンアジ,カスミアジをはじめとした沖縄にいる魚からツムブリなどの回遊魚も.
入ってるベイト?も沖縄特有?のものであるように見えました.

しかし,ブリやヒラマサ,カンパチといったある意味メジャーな魚は入っていないんですね〜.沖縄って感じです.

この水槽で気になったのはハタ(種別不明)が底から15mぐらいのところでずっとステイしていたという点.底から20mぐらいまではやっぱりハタ系は居ることあると思います.
特にベイトを追っているときなど.

また,ロウニンアジもこのサイズなら固まって生活しているということ.
カスミアジにはいくつかのグループが居て,固まって水槽をぐるぐる泳ぐグループ,はぐれ個体で水槽を泳ぐもの,水槽の底でじっとしている個体など,同じ水槽内の同じ種にあっても色々と居場所があるんだなぁと思った次第です.

そしてその後は深海生物の個別水槽の後・・・深層の海水槽.


美ら海水族館といえば,黒潮の海(ジンベエザメ展示水槽)ばかりがクローズアップされますが,個人的(釣り人的)にはこの深層の海水槽のインパクトは半端なかったです.

展示されている魚は私が確認うち,覚えているもので,クロムツ,ハマダイ,ハチビキ,ハチジョウアカムツ,キンメダイ...など.

クロムツは小さい個体でしたが,かなり泳ぎが速く,しかも群れで泳ぎ回っていました.
クロムツは青物狙いのごとくシャクっても食ってくる.食ってくる棚も下から20m,40mぐらいまでは平気で食ってくるところから想像していた水中のイメージとかなり近く,ためになりました.

ハチビキも遊泳力が高く,かなり高速で泳ぎ回っていました.
ハマダイもハチビキほどでは無いですが,泳ぎ回っている感じ,ハチジョウアカムツは岩礁帯で比較的じっとしているのが好きな様子でした.

いずれの個体もボトムすれすれを泳ぐわけではなく,ちょうど目線ぐらいより上,つまり底から150cm〜あたりを泳いでいます.

キンメも岩礁帯でじっとしているような個体が多かったです.

釣りをしていて,ガンガンしゃくっても比較的食ってくる魚種,ゆっくりしゃくったほうが食ってくる魚種,釣りをしている時のジグの動きとそれを捕食する魚の具体的なイメージが出来たように思います.これをまた釣りにフィードバックしていきたいですね.
深層の海水槽は見た目は地味なので,人気がないのか,立ち止まる人は少なかったですが,私はこの水槽の前だけで30分も観察してしまいました(笑.

最後に発光生物についての展示がありました.

美ら海水族館の大きな水槽は以上です.

意外と展示内容が少ないなと思ったのが率直な感想です.
しかし,この水族館はこの水族館で面白い水族館だなと思いました.

また,鹿児島のいおワールドにも行こうと思いました.


2017年3月17日金曜日

【動画】トカラ列島 スロージギング&ジギングでカンパチと・・・???

どうもです.
久しぶりの動画ネタ.

Youtuberが注目され始め・・・はや数年・・・
皆さんYoutubeってご覧になりますか?

私は釣り動画(主にシマノTV)と,たまにバラエティ的な動画を見ています.
釣りYoutuberなる人々がいらっしゃることも存じておりますが,毎日みたりせず,たまに暇があれば見ている程度です.

超個人的な最近のオススメチャンネルは
きまぐれクックというチャンネルで,主に魚を捌いて料理するチャンネルです.
https://www.youtube.com/user/toruteli

最近の若者?はテレビよりもYoutubeという人も多いように思います.

破竹の勢いで伸び続け,この前は1日あたりのユーザー総視聴時間が10億時間を突破したとニュースになりましたね.1日で10億時間・・・・10億時間って10万年超えてますよね・・・.すごい.

そんなYoutubeに久しぶりに動画投稿しました.

少しだけ編集も入れてみましたが,これがまためんどくさい.
なれてくるとチャッチャッと編集できるものだと思いますが,シロウトにはなかなか難儀ですね.

さて,今日ご紹介する動画はジギングのヒットシーン特集です.
もう1年以上前の動画になってしまいますが,出してみようと思います.
本当はファイトが下手すぎてあまり参考にならないので出さないつもりでしたが,時間が経っているので,自己評価と反省的な意味も込めて公開したいと思います.
(本当は編集がめんどくさかっただけです)

撮影地域はトカラ列島.遊漁船:明日丸
釣行は2015年の12月30日

4匹のヒットシーンをご覧ください.


ベイトリールのフォールの釣りとスピニングの上げの釣り両方あります.
トカラ海域は深いポイントがおおいので,スピニング上げの釣りではかなり大きくストロークを入れないとジグが全く動いていないと思います.
なので,これぐらいでもちょうどよいと個人的には思っています.
ベイトリールはまだまだ扱いがしょぼい時期ですね.この時期よりは今のほうが格段に上手くなっていると思います(笑.

また,Youtubeなるものに少しずつ動画を増やしていきたいとも考えています.
週1本すら難しいと思いますが・・・・.
どういう動画を出せばよいのかもイマイチ掴めていませんし.

ブログの補足的な立ち位置で活用していけたら良いなと思います.

でわ!


2017年3月15日水曜日

(沖縄本島)アウェイの洗礼でノーバイト・ボウズ

釣行記の更新間隔はやくね?と思われた方・・・

ノーバイト・ボウズなんです.
なので,魚の写真は一切ありません.なので早めに上げます.
それでもよいという方は読んでいただけると幸いです.

それにしても完全ボウズは久しぶりに食らったような気がします.
こういうこともあるから釣りは辞められないです.

場所は沖縄本島.
遠征釣りではなく,出張ついでに1日夕方までオフの日があったので,釣りをしてみたというところです.

ちなみに前情報や口コミでの情報収集はほぼ無し!
某釣り雑誌企画よろしく,たよりになるのはGoogleMap.あとは海釣図!
そんな釣りです.

持ち込んだのはシーバスロッドとそれ系のルアー,強めのヒラスズキロッドと中型プラグ,〜100gぐらいまでのジグなど・・・.

とりあえず,初めて沖縄をGoogleMapで見て思ったのは,浅くね?
透明度がよすぎて浅く見えるだけという箇所も多々ありました.

あと,沖縄,デカくね?
端から端まで下道を車で走ろうと思うと3時間ぐらいは楽にかかるのではないでしょうか?

GoogleMapと海釣図を照らし合わせ,一番可能性のありそうな磯を探し・・・・(まず磯に行きたい),個人的には辺戸岬という北部の磯が一番行きたいポイントでした.
しかし,私のホテルは那覇市内,車で3時間近くかかります.往復6時間・・・・.
高速を使えばもう少し短くて済むかもしれません.
移動に時間を取られるよりは,南部で色々と見てみよう.と.

で,最初に訪れたのは那覇空港近くの離島?
瀬長島.
遠浅だけどワンチャンスあるんじゃね?と思って満潮時に.

ここ,結構観光地なんですね.
遠浅で,メッキぐらい入ってきてくれていればよいのですが・・・.
と思いましたが,観光客さんの目が痛いので退散(笑.

しかし,景色が抜群に良いですね〜.

とりあえず,次に目指したのは適当に走ったルアーが投げられそうなところ.
ここではランガンしながら,キャストを繰り返しましたが,ノーバイト!

どうしても磯で釣りをしたくて,磯を探します.
ここの磯なら釣りできるんじゃね?と思って行った,喜屋武岬.

下に降りられたら面白そうですが,断崖絶壁・・・.
近くをウロウロして,降りられそうなところがないか探しましたが,無理と判断.
こんな場所です.降りれたらいいなぁと思いますよね・・・.
ちなみに,画像拡大してもらって,左側手前にチョンとみえている点.
これカヤックでした.フィッシングカヤックでちょい沖で釣りされてました.
何か釣れたのだろうか?

ちなみに,どれ位絶壁かというとこれぐらい.
拡大すると人間が写ってます.
高さ30mはないけど・・・15mぐらい?
怖いです!

そしてさらにGoogleMapを見ていると,近くに歩いていけそうな地磯が.
とりあず,広場みたいなところまで車で行き,車が1台停まっていたのでそこに停め,歩いてみます.停まっていた車は釣り人ではなさそうでした.
奥の方に車がさらに2台.が,こちらはレンタカーなので擦るのが怖いため,奥まで車で行くことは拒否.

まずは釣具を持たずに歩きます.
 なんかどこかのアニメにでも出てきそうな不思議な形をした岩.

の先に釣りができそうな地磯発見.
雰囲気はアリます.

とりあえず車に戻り,装備を整えて地磯へ.
手を変え品を変え,四方八方ランガンするもノーバイトでフィニッシュ!!!
サラシになにかついているかと思いきやついておらず,沖の方でダツでもかかれば良いと思いましたが,ダツもおらず!なんとも水しかないような感じがする海でした.
近くにいらっしゃったエサ師の方は鹿児島では見たこと無い魚を釣り上げていらっしゃいました.
ロケーションは最高なんですがねぇ.

ここまで朝からノー飯だったのと,あまりに当たりがないため,若干心が折れ気味.
ここでボウズになっても悔いはないのですが,せっかく沖縄まで来ているので川でも見ておくか!と思い,またマップでめぼしい川を見つけでGo.

途中で飯も食って燃料補充.
(昼回ってだいぶ経ってますが・・・・)

やってきた川?はこちら.
ザ・のどか.
そして,釣れない.

メッキの捕食が何回かありましたが,メッキもメッキ,極小メッキ.
足元にはマイクロベイト1cm未満のマイクロベイト.
シーバスプラグを投げ投げしてみましたが,魚信は得られず!

このあと少しだけ観光したいスポットもあり,予定より早めに切り上げてノーバイトノーフィッシュで納竿となりました.

まったく魚が釣れなかったことに関しては悔いはないです.
久しぶりに自分自身にとっては未開の地で釣りができて,ショアからの釣りの楽しさにまた気づけたような気がします.
 
沖縄本島にお住まいの方はそんなところで釣りしても何も釣れないよと思われるかもしれませんし,釣らせてあげたいから釣れる場所を教えてあげたい.と思ってくださる方もいらっしゃると思いますが,個人的には釣れないぐらいが面白いと思っています.
人から教えてもらった場所で,人から教えてもらった方法で釣る.最初はそれも面白いと思います.が,今はわかってる人から見たらダメダメだねと思われるようなことでも自分で考えて場所を選択肢,釣り方を選択肢,魚を釣り上げていく,答えを知っている人が見たら回り道にも見え,滑稽にも見える,そんな釣りをやっていきたいなと思います.
釣り人とコミュニケーションしたくないわけではなく,釣り場での挨拶等はちゃんとしていますよ(笑.

沖縄,今回は釣りがメインではなかったですが,鹿児島からのアクセスは意外と悪くないなと思いました.ソラシドエアで早めにチケットを購入すればわりと安く行けます.
沖縄でのオフショアフィッシングも非常に興味が有るところです.

いつか機会があればまた行きたいなと思いました.

でわ.

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前の釣行記はこちら
→2017-No5:宇治群島でカンパチ(ネリゴ)の数釣りジギング

本記事
→2017-No6:(沖縄本島)アウェイの洗礼でノーバイト・ボウズ

次の釣行記はこちら
→2017-No7 :カヤックジギング開聞沖で良型のあの魚!


2017年3月13日月曜日

ドカット VS バケットマウス 比較 どちらが良い?

どうもです.
オフショアや堤防釣りなどであると便利な「ハードケース」
特にオフショアではジグなどが重たいため,通常のバッカンでは使いにくいこともしばしばあります.

オフショアに用いられるプラチックハードケースで人気を二分しているのが「ドカット」と「バケットマウス」だと思います.

リングスターのドカットはかなり昔からあり,頑丈で座りもOKということで使う人が多かったと思います.

片や「バケットマウス」は5年ぐらい前でしょうか?ぐらいにメイホー(明邦化学工業)から発売された釣り具に特価した道具入れとなります.メイホーというかバーサスと言えば分かる方も多いかもしれません.ルアープラグを入れるケースはメイホーのものを使っている方も多いのでは?

それぞれのメリット,デメリットとは?
あくまで私の目線から書いてみたいと思います.

ドカットもリングスターも所詮は「物入れ」です.
「物入れ」に必要な要素は基本的に以下の4つと考えます.

・収納スペースの大きさ

・拡張性,カスタム性,使い勝手

・頑丈さ

・価格

他にも人によっては色々と重視することもあるかと思います.
たとえばデザイン性とか.それは個人の主観によるところも大きいのでここでは省きます.

以上4項目を見ていく前に,それぞれのラインナップを紹介します.
かなり多岐に分かっているので,釣り道具入れとしてメジャーなラインを紹介したいと思います.

ドカットシリーズ ラインナップ 

メーカーHPはこちらになります.

D-5000


オフショアにて最もよく見るドカットシリーズです.
スペックは以下の通り
    本体サイズ:幅540×奥行360×高さ340mm
    本体重量:3.5kg
    容量:約38L
    材質:高耐衝撃性コーポリマー樹脂
    耐荷重:500kgf
    取手引張強度:110kgf
    有効内寸法:幅410×奥行275mm×290mm(32.6L)
    中皿内寸法:幅293×奥行285×高さ90mm

D-4700

D-5000より若干小型となっているD-4700,これ単体でジグケースにしている人やリールケースにしている人を見ます.

以下スペックです.
    本体サイズ:幅465×奥行333×高さ322mm
    本体重量:2.56kg
    容量:約27L
    耐荷重:613kgf
    取手引張強度:122kgf
    有効内寸法:幅360×奥行255×280mm(25.7L)
    中皿内寸法:幅223×奥行265×高さ70mm

D-4500



D-4700より更に小型のD-4500です.
    本体サイズ:幅465×奥行280×高さ280mm
    本体重量:2.1kg
    容量:約17L
    耐荷重:627kgf
    取手引張強度:110kgf
    有効内寸法:幅340×奥行200×238mm(16.2L)
    中皿内寸法:幅154×奥行210×高さ78mm


オフショアにて使っている人はほとんど見たことがありませんが,カスタムして堤防釣りの際のランガンボックスに使っている人を見たことがあります.
 
その他のラインナップに
D-4600
D-7000
D-6000
もあります.

ドカットシリーズをすべて説明した動画がありましたので,全てみたいという方は以下よりご視聴ください.



バケットマウスシリーズ ラインナップ

BM-9000


最も大きいサイズのBM-9000です.
オフショアでは一番見るサイズになります.
    本体サイズ:幅540×奥行340×高さ350mm
    本体重量:3.6kg
    容量:約35L
    材質:高耐衝撃性コーポリマー樹脂
    耐荷重:516kgf
    取手引張強度:179kgf


BM-7000


 BM-9000より一回り小型のBM-7000.
ドカットのD-4700と同様,リールケースやジグケース単体として使っている方が多いように思います.あまり荷物のないライトなオフショアですとコレぐらいのサイズでもマッチするかと思います.
    本体サイズ:幅475×奥行335×高さ320mm
    本体重量:2.74kg
    容量:約28L
    材質:高耐衝撃性コーポリマー樹脂

BM-5000


オフショアでは使っている人をほとんど見たことありませんが,こちらもドカットのD-4500と同様にちょっと堤防釣りの小物入れなどに役に立ちそうなサイズです.
    本体サイズ:幅440×奥行293×高さ293mm
    本体重量:2.38kg
    容量:約20L
    材質:高耐衝撃性コーポリマー樹脂

その他のラインナップとして
VW-2055
VS-7055
などもあります.

バケットマウスシリーズを紹介している動画もありましたので,紹介します.



以上, ドカットとバケットマウスの主なラインナップの紹介でした.

では,最初に述べた4点について,個人的な意見を述べていきたいとお見ます.

・収納スペースの大きさ

それでは収納スペースの大きさを比較したいと思います.
基本的には
ドカットのD-5000とバケットマウスBM-9000
ドカットのD-4700とバケットマウスBM-7000
ドカットのD-4500とバケットマウスBM-5000
が同じぐらいの大きさになります.

私が使っているのはドカットのD-5000です.
バケットマウスは9000,7000,5000すべて持っていますが,家で道具入れに使っています.
個人的にジギングに使うのであれば大きくて良いのかなと思います.
中に入れるものとしてはリーダー,フック,ジグ,リング類,プライヤー,タオルぐらいですが,大きいと中身も整理しやすいです.

・拡張性,カスタム性,使い勝手

次は拡張性,カスタム性,使い勝手などについてです.
ドカットは釣り専用ではないため,ただの道具入れです.
ワンタッチの拡張性はありません.それに比べてバケットマウスは釣り専用に作られていますから,ロッドホルダーや小物入れ,ドリンクホルダーなどをワンタッチで増設できる仕組みがあります.
カスタムの自由度で言えば,ドカットは個人の工夫次第で無限大のカスタム性があるのに対して,バケットマウスはメーカーが用意してくれたカスタムパーツをお好みで取り付けられるという感じです.
ロッドホルダーで一本1500円ぐらいなので,めちゃくちゃ高いわけではないように思います.







・頑丈さ

頑丈さについては両方とも同じ材質を使っています(高耐衝撃性ポリマー樹脂)
なので,同じぐらいだと思います.
耐荷重も似たような感じですし.
体験談として,バケットマウスは外に持ち出していないのでその実力は測りかねますが,ドカットはぶつけても割れないですし,かなり頑丈に出来ています!
普段使いで壊れるということはまず無いです.

・価格

最後に価格についてです.
定価はイマイチ信用出来ないので,ネットの実売価格で調べてみます.
ドカット
D-5000:3000円〜4000円
D-4700:3000円前後
D-4500:2500円〜3000円ほど

バケットマウス
BM-9000:3500円〜4200円
BM-7000:2800円〜3100円
BM-5000:2700円〜3200円

かなりショップによってばらつきがありますが,概ね上記のとおりです.
安いところで買えば安いですね!
価格についてはドカットが数百円やすい程度で,あまりかわりません.
対抗馬としてバケットマウスを発売しているだけあって,価格も寄せてきていますね.

・総評

総評として,収納スペースの大きさや頑丈さ,価格についてはバケットマウスもドカットも似たり寄ったりだと思います.
唯一,バケットマウスはメーカーオプションでワンタッチの拡張性があるところに決定的な差があるように思います.
ドカットはドカットでまわりに何も突起が付いていない点でそういうシンプルさを求める人,自由にカスタムしたい人にはアリな存在です.

要は,どっちも大して変わらないから,自分で自由にカスタムしたいか,メーカーオプションでお手軽にカスタムするかの違いかと思います.

ということで,どちらが決定的にオススメ!というわけではないので,好きな大きさ,好きな方を購入されると良いと思います.

私,個人的には断然ドカット派なんですが,これはカスタム自由度が高いからです.

ということで,とりあえず網羅的に紹介してみました.
でわ.